2024年09月29日
国防費の無駄。その2:モスキート多用途機とFM-2軽戦闘機。
4.モスキート多用途機。
モスキートは爆撃機型、戦闘機型、戦闘爆撃機型、偵察機型があり総数7800機が製造されました。どの方面でも大活躍し、最も被害が少なく任務成功率の高い大成功と言える飛行機になりました。

偵察機として大活躍、高高度を高速で偵察に来るのですが、木製のモスキートはレーダーに映り難く、更に最新戦闘機並の高速度ですから、迎撃戦闘機を緊急発進させても、追い付けませんでした。
もう1つの役目は爆撃機でした。低空からレーダーに引っ掛からない様に高速侵入し、爆撃任務終了後は戦闘機並の速い速度でトンズラ、任務成功率はダントツでした。
B-17大型爆撃機のパスファインダーとして、ベルリンの奥のボールベアリング工場群の爆撃にも活躍しました。従来は爆撃機で照準するのは爆撃手ですが、操縦するのは操縦士でした。
何処の国も概ね同じ方式で、日本式では「チョイ右」「ヨーソロー」、今軸線に乗ったから、ずらさない様に宜しくお願いします候と言う方式でした。
B-17のノルディン照準器は爆撃手が照準し、ダイヤルを廻すと飛行機が連動して動く物でした。
各機に照準器もあり爆撃手もいるのですが、通常は編隊長機に名人爆撃手が乗って照準、他機は操縦士が編隊を乱さない様に密集飛行、編隊長の投下に合わせて全機が一斉に爆弾を投下する方法でした。
これを知ったドイツ軍は編隊長機のみを集中攻撃、編隊長機が被害を受ける確率は他機の10倍以上となってしまい、撃墜されれば指揮官や名人爆撃手も戦死してしまいます。
そこで爆撃機の編隊長機役をモスキートが行う様になりました。
名人爆撃手がノルディン照準器付のモスキートに乗り、モスキート機の爆弾投下合図のランプで全機が投下する方法となりました。
モスキートは集中攻撃を受けそうになると高速トンズラ、全体効率として爆撃命中率の向上に大きく貢献しました。夜間爆撃時は単機で先行し、目標に照明弾を投下し、爆撃の目標としました。
WW2のドイツ戦の勝利はB-17が主役であり、それを上手く誘導したパスファインダーのモスキートと、護衛したP-51マスタング戦闘機のお陰と言えました。
一般的に言えば、爆撃機や攻撃機は速度が遅く、戦闘機に捕捉され易く、その為に防御の機関銃や 射撃手が必要となり、それが故に更に低速となりました。
爆撃機型モスキートも爆弾1㌧を機内に収容出来る、非常に高性能爆撃機でした。
モスキーの防御火器はゼロですが、高速で逃げ切り、任務成功率の高い飛行機でした。
双発機で唯一大成功と言える機体となりました。
高性能機で言えば、他に次の機がありました。他にF4Fワイルドキャットを再設計したFM2軽量戦闘機、最初は採用を見送られそうになった最優秀のF4Uコルセア戦闘機、2流メーカーの設計故に本格採用が遅れたP51マスタング戦闘機、大型爆撃機並の搭載量を誇ったA1スカイレーダー攻撃機があります。
しかもこれらは全て低コストの単発機ながら高性能、国防費はこう言う使い方をして欲しい物です。
5.FM2軽量戦闘機。
WW2は補給戦でした。アメリカはリバティ―船と呼ばれる1万トンの戦時標準型輸送船を2700隻も大量生産し、補給任務に使いました。
そしてその護衛の為に1万トンクラスの輸送船やタンカーに飛行甲板を張った護衛空母(軽戦闘機30機前後を搭載)を100隻以上就航させました。
その結果、アメリカは補給に成功し、且つ日本の補給を阻止、鍋釜まで潰して作った貴重な兵器と大切な息子さん多数を乗せた輸送船は、過半以上が戦場に着く前に海の藻屑になってしまいました。


この時に大活躍した米軍の戦闘機がFM-2です。原型の駄作グラマンF4Fワイルドキャットはゼロ戦のカモでしたが、改良版FM2は全てが生まれ変わりました。
エンジン14気筒から9気筒に減じながらも150HP向上、12.7㎜機銃を6丁から4丁に減少、徹底的な軽量化の再設計の結果、200㎏軽くなり、その場しのぎ的改装で重くなったゼロ戦をカモに出来るまでの十分な働きの出来る戦闘機になりました。
このFM2の大量生産は、自動車メーカーのGMが行い、F4シリーズ中最高の4100機を製造しました。この規格型商船と商船改造の護衛空母、そして旧式戦闘機の軽量化再設計、この3つを組み合せたアイデアは実に素晴らしいと思います。
モスキートは爆撃機型、戦闘機型、戦闘爆撃機型、偵察機型があり総数7800機が製造されました。どの方面でも大活躍し、最も被害が少なく任務成功率の高い大成功と言える飛行機になりました。

偵察機として大活躍、高高度を高速で偵察に来るのですが、木製のモスキートはレーダーに映り難く、更に最新戦闘機並の高速度ですから、迎撃戦闘機を緊急発進させても、追い付けませんでした。
もう1つの役目は爆撃機でした。低空からレーダーに引っ掛からない様に高速侵入し、爆撃任務終了後は戦闘機並の速い速度でトンズラ、任務成功率はダントツでした。
B-17大型爆撃機のパスファインダーとして、ベルリンの奥のボールベアリング工場群の爆撃にも活躍しました。従来は爆撃機で照準するのは爆撃手ですが、操縦するのは操縦士でした。
何処の国も概ね同じ方式で、日本式では「チョイ右」「ヨーソロー」、今軸線に乗ったから、ずらさない様に宜しくお願いします候と言う方式でした。
B-17のノルディン照準器は爆撃手が照準し、ダイヤルを廻すと飛行機が連動して動く物でした。
各機に照準器もあり爆撃手もいるのですが、通常は編隊長機に名人爆撃手が乗って照準、他機は操縦士が編隊を乱さない様に密集飛行、編隊長の投下に合わせて全機が一斉に爆弾を投下する方法でした。
これを知ったドイツ軍は編隊長機のみを集中攻撃、編隊長機が被害を受ける確率は他機の10倍以上となってしまい、撃墜されれば指揮官や名人爆撃手も戦死してしまいます。
そこで爆撃機の編隊長機役をモスキートが行う様になりました。
名人爆撃手がノルディン照準器付のモスキートに乗り、モスキート機の爆弾投下合図のランプで全機が投下する方法となりました。
モスキートは集中攻撃を受けそうになると高速トンズラ、全体効率として爆撃命中率の向上に大きく貢献しました。夜間爆撃時は単機で先行し、目標に照明弾を投下し、爆撃の目標としました。
WW2のドイツ戦の勝利はB-17が主役であり、それを上手く誘導したパスファインダーのモスキートと、護衛したP-51マスタング戦闘機のお陰と言えました。
一般的に言えば、爆撃機や攻撃機は速度が遅く、戦闘機に捕捉され易く、その為に防御の機関銃や 射撃手が必要となり、それが故に更に低速となりました。
爆撃機型モスキートも爆弾1㌧を機内に収容出来る、非常に高性能爆撃機でした。
モスキーの防御火器はゼロですが、高速で逃げ切り、任務成功率の高い飛行機でした。
双発機で唯一大成功と言える機体となりました。
高性能機で言えば、他に次の機がありました。他にF4Fワイルドキャットを再設計したFM2軽量戦闘機、最初は採用を見送られそうになった最優秀のF4Uコルセア戦闘機、2流メーカーの設計故に本格採用が遅れたP51マスタング戦闘機、大型爆撃機並の搭載量を誇ったA1スカイレーダー攻撃機があります。
しかもこれらは全て低コストの単発機ながら高性能、国防費はこう言う使い方をして欲しい物です。
5.FM2軽量戦闘機。
WW2は補給戦でした。アメリカはリバティ―船と呼ばれる1万トンの戦時標準型輸送船を2700隻も大量生産し、補給任務に使いました。
そしてその護衛の為に1万トンクラスの輸送船やタンカーに飛行甲板を張った護衛空母(軽戦闘機30機前後を搭載)を100隻以上就航させました。
その結果、アメリカは補給に成功し、且つ日本の補給を阻止、鍋釜まで潰して作った貴重な兵器と大切な息子さん多数を乗せた輸送船は、過半以上が戦場に着く前に海の藻屑になってしまいました。


この時に大活躍した米軍の戦闘機がFM-2です。原型の駄作グラマンF4Fワイルドキャットはゼロ戦のカモでしたが、改良版FM2は全てが生まれ変わりました。
エンジン14気筒から9気筒に減じながらも150HP向上、12.7㎜機銃を6丁から4丁に減少、徹底的な軽量化の再設計の結果、200㎏軽くなり、その場しのぎ的改装で重くなったゼロ戦をカモに出来るまでの十分な働きの出来る戦闘機になりました。
このFM2の大量生産は、自動車メーカーのGMが行い、F4シリーズ中最高の4100機を製造しました。この規格型商船と商船改造の護衛空母、そして旧式戦闘機の軽量化再設計、この3つを組み合せたアイデアは実に素晴らしいと思います。
国防費の無駄。その6:次期自衛隊車。
国防費の無駄。その5:F15&F16戦闘機。
国防費の無駄。その4:P51戦闘機。
国防費の無駄。その3:F4Uコルセア戦闘機とA1スカイレーダー攻撃機。
国防費の無駄。その1:液冷戦闘機と双発戦闘機。
ゼロ戦。
国防費の無駄。その5:F15&F16戦闘機。
国防費の無駄。その4:P51戦闘機。
国防費の無駄。その3:F4Uコルセア戦闘機とA1スカイレーダー攻撃機。
国防費の無駄。その1:液冷戦闘機と双発戦闘機。
ゼロ戦。
Posted by little-ken
at 09:45
│飛行機&滑空機