2024年10月06日

国防費の無駄。その3:F4Uコルセア戦闘機とA1スカイレーダー攻撃機。

  F4Uコルセア戦闘機。
F4Uコルセアは2000馬力の新型エンジンの野心作戦闘機でした。
F6Fヘルキャットは同エンジンを積みましたが、F4Fワイルドキャットの延長で手堅くまとめ上げたF4Uコルセアの保険的な戦闘機でした。
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手堅く設計されたF6Fヘルキャットは1943年から順調に空母にも配備され、主翼を畳める構造はF4Fワイルドキャット同様、実に素晴らしい物でした。性能が落ちて来た日本軍戦闘機を最も多数撃墜したのは、12300機製造のグラマンF6Fヘルキャットでした。

その頃F4Uコルセアは着艦には問題があり、同じ1943年から陸上限定で運用されましたが、当初の運用は、1流要員は空母に配属され、2流要員だった事もあり、連続敗戦でした。
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やがて機体の改良や運用側改善が機能し、1944年からは空母にも配備されました。最高速度も670㎞/hから756㎞/hに改善され、最速P-51マスタングに僅かに劣るだけとなりました。

また爆弾搭載量も改善され、2.4㌧を積んで出撃出来る様になり、最終的には巨大なB17超の3.7㌧までの向上ですから驚きます。

最高速度も速く、爆弾搭載量も抜群、フラップ使えば急旋回も可能、脚を出せば主脚カバーがエアーブレーキとなり、急降下爆撃まで出来る万能機でした、

コルセアは12600機作られ、ベトナム戦争初期頃まで長期運用される名戦闘爆撃機となりました。

  A1スカイレーダー攻撃機。
A-1スカイレーダーは攻撃機と急降下爆撃機を1本化した物であり運用は1945年からでした。
我国の同時期同発想は「流星」ですが、その最大搭載量まるで違い、流星は2200hpで0.8㌧ですが、スカイレーダーは2800hpで3.1㌧でした。4倍近い搭載量のA1は3200機作られました。
国防費の無駄。その3:F4Uコルセア戦闘機とA1スカイレーダー攻撃機。
最大速度と航続距離は流星の方がやや優れていますが、スカイレーダーは最高速度550㎞/h、航続距離は2000㎞以上と概ねゼロ戦と同等でした。

後述P51マスタングでは戦闘機としての総合空力性能の高さを痛感させられましたが、こちらでは攻撃機として搭載量の空力性能の高さを痛感させられました。
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写真のスカイレーダーは225kg爆弾を12個計2.7㌧を積んでいますが、ゼロ戦1個、P51は2個、日本の双発の重爆撃機4個(1トン)でした。

巨大な4発エンジンのB17とて3.6t、単発のA1が3.1tですからその凄さが分かります。
残念ながらWW2の実戦には僅かに間に合いませんでしたが、世界最高の搭載能力であり、プロペラ機としてはF4U3.7㌧積と共に最後まで使われた傑作攻撃機となりました。




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Posted by little-ken  at 17:55 │海外旅行飛行機&滑空機