2015年07月13日
ロンドン空軍博物館
ロンドン空軍博物館には日本に無い飛行機ばかりが約100機ほど展示されています。
初めて出会いう機体をたくさんあります。
巨大な爆撃機のアブロバルカン、ランカスター、
現役戦闘機のユーロタイフーン、トーネード、
貴重な戦闘機のテンペスト、モスキート、
その他としてイングリッシュエレクトラ、あげればキリがありません。
中でもエンジンが稼働出来る保存状態の非常に良い5式戦には特に会いたくて行って来ました。ところが5式戦はつい最近何処かに貸し出したらしく、残念ながら会えませんでした。
代わりと言っては何ですが何とF35に会う事が出来ました。F35は実物大のモックアップですが、5式戦の引き換えにしてもよい価値があります。
5式戦は3式戦闘機飛燕のエンジンを液冷から空冷に換えた飛行機です。
その液冷エンジンとはメッサ―シュミットMe109で多数実績を上げたダイムラーのエンジンのアンダーライセンス版ですが、日本は鉄の技術や加工技術が低く、ドイツで量産されているエンジンを量産出来ず、首なし戦闘機飛燕が200機以上も貯まってしまいました。
飛燕自体は良い戦闘機ですが、これに実績のある金星エンジンに積み換えたのが5式戦闘機です。
それ程高性能ではありませんが軽くなったため十分に使える戦闘機でした。決断が早ければ2年前から活躍できたのですが、決断が遅くなり無理して不良エンジンを積んだ飛燕戦闘機はベテラン操縦者からは嫌われ乗るのは新米ばかりでした。
3機の飛燕特攻機を同じくベテランの乗った飛燕が沖縄まで誘導しましたが、3機とも沖縄まで行けずに途中で墜落してしまう程の酷い状態でした。アメリカの戦闘機から見ると最もカモとなる戦闘機だったそうです。
飛燕戦闘機は3000機も生産されましたが、殆ど戦局に貢献する事が出来ませんでした。
もし2年早く金星エンジンを積んでいればその空冷飛燕2000機以上がかなりの働きが出来たのですが、判断が遅れて時すでに遅し、機数不足と戦えるパイロット不足もあり活躍の場も殆どありませんでした。
なお飛燕の良い所に翼が簡単に交換出来る点があります。また構造が頑丈で急降下速度が850km/h(最高速度は580km/h)と他の日本機に比べて200km/h以上の差がありました。
アメリカの戦闘機は翼に大穴をあけて帰って来ても一晩で主翼を交換し、翌日には出撃出来ますが、日本機は飛燕を除き全て翼が胴体に造り付けになっており、交換し難くそうなった飛行機は現地では手が廻らず放置され部品取りにしかなりません。
またアメリカの飛行機は頑丈に出来ていますから不時着して中波しても1週間で飛べる様になりますが、日本は強度不足とユニット交換できる構造になっていないのとで小物の部品取りにしかなりません。
初めて出会いう機体をたくさんあります。
巨大な爆撃機のアブロバルカン、ランカスター、
現役戦闘機のユーロタイフーン、トーネード、
貴重な戦闘機のテンペスト、モスキート、
その他としてイングリッシュエレクトラ、あげればキリがありません。
中でもエンジンが稼働出来る保存状態の非常に良い5式戦には特に会いたくて行って来ました。ところが5式戦はつい最近何処かに貸し出したらしく、残念ながら会えませんでした。
代わりと言っては何ですが何とF35に会う事が出来ました。F35は実物大のモックアップですが、5式戦の引き換えにしてもよい価値があります。
5式戦は3式戦闘機飛燕のエンジンを液冷から空冷に換えた飛行機です。
その液冷エンジンとはメッサ―シュミットMe109で多数実績を上げたダイムラーのエンジンのアンダーライセンス版ですが、日本は鉄の技術や加工技術が低く、ドイツで量産されているエンジンを量産出来ず、首なし戦闘機飛燕が200機以上も貯まってしまいました。
飛燕自体は良い戦闘機ですが、これに実績のある金星エンジンに積み換えたのが5式戦闘機です。
それ程高性能ではありませんが軽くなったため十分に使える戦闘機でした。決断が早ければ2年前から活躍できたのですが、決断が遅くなり無理して不良エンジンを積んだ飛燕戦闘機はベテラン操縦者からは嫌われ乗るのは新米ばかりでした。
3機の飛燕特攻機を同じくベテランの乗った飛燕が沖縄まで誘導しましたが、3機とも沖縄まで行けずに途中で墜落してしまう程の酷い状態でした。アメリカの戦闘機から見ると最もカモとなる戦闘機だったそうです。
飛燕戦闘機は3000機も生産されましたが、殆ど戦局に貢献する事が出来ませんでした。
もし2年早く金星エンジンを積んでいればその空冷飛燕2000機以上がかなりの働きが出来たのですが、判断が遅れて時すでに遅し、機数不足と戦えるパイロット不足もあり活躍の場も殆どありませんでした。
なお飛燕の良い所に翼が簡単に交換出来る点があります。また構造が頑丈で急降下速度が850km/h(最高速度は580km/h)と他の日本機に比べて200km/h以上の差がありました。
アメリカの戦闘機は翼に大穴をあけて帰って来ても一晩で主翼を交換し、翌日には出撃出来ますが、日本機は飛燕を除き全て翼が胴体に造り付けになっており、交換し難くそうなった飛行機は現地では手が廻らず放置され部品取りにしかなりません。
またアメリカの飛行機は頑丈に出来ていますから不時着して中波しても1週間で飛べる様になりますが、日本は強度不足とユニット交換できる構造になっていないのとで小物の部品取りにしかなりません。