2018年11月18日

2018年紋別解禁猟の総評。

2018年度の総評
スクール開講直前に多少の冠雪はあったのですが、その後のスクール12日間の開講中は  1度も冠雪が無く、これは気象庁によれば30年ぶりの出来事です。
その為に山から新たな鹿が降りず、速射が必要であったり、遠射であったり、難しい出会いが多くなりました。

その為に出会い数は例年並をキープ出来ましたが、捕獲数はかなり低下しました。
スクールが終わった途端に皮肉な事に待望の寒波がやって来まして冠雪、ビッグフィーバーが起こりそうです。本当のフィーバーになりますと出会いは増え、大物は多くなり、射撃距離は短くなり、照準時間は長目にもらえると言った良い事ばかりとなります。
もし7&8期に予約が入っておれば、2018年度はここが非常に面白い事になったと思います。
C生徒 13チャンス 捕獲3 未回収1 失中1
K生徒  7チャンス  捕獲2       失中5 
H生徒 19チャンス 捕獲3 未回収3 失中3 発砲に至らず5 パス4
U生徒 15チャンス 捕獲4 未回収6 失中3 射撃に至らず2     
  合計11日 54チャンス 捕獲9 未回収10 失中12 その他11

平均出会数は4.9回/日ながら難しい出会いが多く、捕獲は0.82頭に留まりました。
C生徒は天候に恵まれたとは言え、未経験初回参加で堂々の大物75cmは見事と言えます。
本年度の出来事は3年に1回以下の大きなフィーバー、これもエゾ鹿猟の一端ですが、これを本当のエゾ鹿猟と誤解せず、来シーズンには更なる人間的な発展を望みます。

K生徒はフィーバーの余波が残る良い出会いが多かったのですが、先任生徒らしからぬ  5連続失中と言う不名誉な記録を達成、来シーズンに期待したいと思います。
また本物のエゾ鹿猟のやり方に気が付いて欲しいと願っています。

H生徒は唯一サボットスラグ銃ながら善戦、73cmの捕獲等順当な成果を上げる事が出来ましたが、発砲準備動作が遅く発砲に至らずが改善のテーマとなりました。

U生徒はK生徒と同様ライフル銃の3シーズン目ですが、300m遠射及びランニング射撃も入口に到達、それなりに見事と言えますが、未回収率を何とかしなければなりません。
最もヒグマチャレンジに近い位置に来ている事は確かです。来シーズンには未回収率を対策の上、ヒグマチャレンジも成功するとイイなと思います。

2018年度も無事に終了し、降雪が1度もなく、大きなフィーバーが1度もありませんでしたが、1名を除きそれなりの進化を感じさせ、且つそれなりの成果を納める事が出来ました。
80cm以上のハプニング的な2度の出会いはあった物の不慣れから共に上手く対処出来ず、成果に結び付かなかったのは残念だったのですが、これも生徒には良い経験になったと思います。






同じカテゴリー(EHG5205実戦記)の記事画像
紋別解禁猟:その4.
紋別解禁猟:その3.
紋別解禁猟:その2。
2018年 紋別解禁猟:その1.
超大物エゾ鹿 ベスト1~5
超大物エゾ鹿 ベスト6~10
同じカテゴリー(EHG5205実戦記)の記事
 紋別解禁猟:その4. (2018-11-18 20:50)
 紋別解禁猟:その3. (2018-11-18 20:48)
 紋別解禁猟:その2。 (2018-11-06 18:48)
 2018年 紋別解禁猟:その1. (2018-11-04 09:27)
 超大物エゾ鹿 ベスト1~5 (2017-11-20 17:41)
 超大物エゾ鹿 ベスト6~10 (2017-11-20 17:22)

Posted by little-ken  at 21:38 │EHG5205実戦記