2025年04月19日

沖縄の鹿。

沖縄ヤンバルに行って来ました。ヤンバルは山原と書きます。沖縄北部の自然林を指す様に思われますが、本来は那覇と名護の中間より北部全体がヤンバルだった様です。

ヤンバルと言えば「ヤンバルクイナ」、例によってこれを見に行って来ました。車の直前を横断中に鉢合わせ、奥方は過去最高に良く見えたそうですが、写真撮影は車の死角になってしまい至らずでした。
沖縄の鹿。
今回のもう1つの目的は本部半島から高速船15分の「水納島」(ミンナジマ)と読むのだそうです。外周4㎞の綺麗な海と砂浜が有名でクロワッサンの様な形の島です。
沖縄の鹿。
次回は「ケラマ鹿」で有名な慶良間諸島に行って慶良間鹿に会いたいと思っています。
沖縄にもかなり昔は小型の琉球鹿がいましたが、約2万年前に絶滅した様です。
沖縄の鹿。
左からヤベ大角鹿、エゾ鹿、本州鹿、ケラマ鹿、ヤク鹿、琉球鹿です。

琉球鹿は日本鹿の遠縁ではなく、キヨンの遠縁だとも言われています。昔は沖縄各島にもいた様ですが絶滅、その後1875年、九州鹿が持ち込まれ、これが慶良間鹿に発展した様です。

阿嘉島・慶留間島・外地島・屋嘉比島の4島にはケラマ鹿が確認されています。
天然記念物に指定されています。
20年程前に230頭が確認されたそうですが、昨今は120頭に減少した様です。
ケラマ諸島は隣の島まで数㎞で、海を泳いで近隣の島にも若干の鹿はいるそうです。

そう言う事ですから沖縄本島には鹿がいない筈でしたが、昨年より沖縄北部国頭村では鹿が何度も目撃されています。
沖縄の鹿。沖縄の鹿。
近くの動物飼育施設から逃げたと思われますが、施設側は昨年までに全て高齢で死亡したと言っています。

目撃情報から見た所、本州鹿の4才前後のオス、3段角になったばかりの若い個体と思われます。目撃情報は多数ありますが、内容的にはこのオス1頭だけの様です。

これが房総半島や伊豆大島のキヨンの様に大繁殖するかどうかはまだ不明です。




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Posted by little-ken  at 10:19 │ハンティング