2024年11月14日
皆さんに伝えたい事。その14と15:ライフルと散弾の特殊効果。
14.鹿の急所と特殊効果。
エゾ鹿は全般に撃たれ強く、急所ヒットしないと捕獲出来ません。
一般的心臓ポイントは動脈出口ヒット以外は即倒せず、心臓ヒットでも最大数百m走ります。

他にも急所は幾つかありますが、写真の前足軸線上の背骨との交点「ナミビアポイント」を骨をも砕く銅弾で撃ち抜けば、308でも確率100%で即倒します。
2007年からケンさんは従来の心臓ポイントからナミビアポイントに換えました。
その結果、超大物捕獲成功率は5倍に向上し、生徒による超大物もナミビアポイントにより、捕獲可能となりました。
急所を正しくヒットすれば「パワーに無関係」となり、ナミビアポイントの実用化で、エゾ鹿にマグナムは不要が完全に確立され、命中率の良い安価な口径が一段と好まれる様になりました。
15.散弾銃の特殊効果。
同様にパワー無関係の散弾銃版が、「上半身3粒被弾で即死撃墜」の「ショットガン効果」でした。
旧来よりも遥かに小粒散弾が、圧倒的に撃墜率の高い事が分かりました。
フルチョークと2.4㎜粒400個7.5号トラップ装弾32gが、50mまでカモ猟でも3粒の密度をキープ出来、最強と言えました。
我が国最大狩猟鳥である、カルガモ&マガモクラスにも勿論有効、鳥用狩猟装弾は7.5号と小鳥用に9号の射撃用装弾があれば、それで事足りる事になりました。
但し運用上の注意で、小粒弾は途中弾速低下が大きく、6号装弾50mで調度リードが合っている場合、そのまま7.5号を撃つとパターンの端しか掛からず、7.5号を非力と感じます。
しかし、リードを追加すれば、6号では粒数不足で満たせなかったショットガン効果3粒被弾撃墜を満たし、圧倒的撃墜率となります。
マーリン40インチ
1時期カモ撃ち用にMax40インチの散弾銃が流行しました。銃身が長い事は遠射性能向上にはなりませんが、引き止まり弊害軽減効果はありました。
散弾銃は動バランス的には先重の銃が優れており、長銃身や2連銃身の方が優れていました。
ケンさんも長らく30インチフルチョークのオートを多用しましたが、長過ぎるので22インチ銃を試し、結局はフロントバランサーを付けた24㌅に落ち着きました。
24㌅のSKB1900改は我ながら良い出来で、フィールドトラップ15mで54枚連続、5mダブルトラップでは58枚連続ヒット、カルガモ駆除では28チャンス50発から32羽を捕獲しました。
国内猟では最高捕獲数と最大命中率の記録となりました。
鹿猪用には同様に「ショットガン効果」が使えるのは4号バックショット6.1㎜27粒弾が最強で、射程距に応じたチョークを選べば、巻狩りの20mから、流し猟の50mまで全ての銃種中で最強と言えました。
千葉や伊豆大島で猛威を振るっている小型の鹿の仲間である「キヨン」に対しては、フルチョークと 4㎜粒が80個の1号散弾が、50mまで有効にショットガン効果が使え、最強と思われます。
こうして見ると1854年に発明された散弾銃のチョークは、射程を大きく伸ばしてくれました。
これに1970年前後から実用化されたプラ薬莢高速装弾により、「3粒被弾撃墜のショットガン効果」が50mまで使える様になり、散弾銃が最強となりました。
散弾粒サイズは獲物の大きさにより選択、前提条件は3粒ヒットが得られる様に、カモは2.4㎜粒400個の7.5号トラップ射撃装弾、猿は4㎜粒80個の1号散弾、狐には3.3㎜粒150個の4号装弾が最適です。

1970年代前半、ケンさんがまだ2連銃の頃、有名カモ撃ち猟場に行ってみました。
当時はビロードキンクロと言う、カルガモより数割大きなカモが多数飛来しました。
群れは20羽前後が数分毎に飛来、高度は50m強、射手は50人以上が2m毎に並び、群れが来ると、4.6㎜粒55個のBB装弾を各人3発、合計150発以上が打ち上げられました。
数羽が飛行継続困難となり、多くはかなり遠方の海上に不時着、未回収となりました。
稀にラッキー ショットで、近くに落ちた即死に近い撃墜だけが回収されました。
回収率は数%未満、「手を上げた」人の物になりました。やがて全員に順番が廻りますが、弾数概ね100発に1羽と言う感じの酷い狩猟でした。また回収率数%未満は半矢カモには気の毒過ぎる狩猟でした。
これに比べれば散弾粒が小さ過ぎて、効果があるのかと思える程の小粒弾が最強なのですから、「ショットガン効果」と言うのは非常に有難い効果であり、散弾銃猟では絶対に忘れてはならない条件が「3粒被弾」です。
これ故に散弾銃は1桁強力になり、これを満たさない散弾銃猟では上記カモ撃ちの様に極稀れなラッキーショット以外、捕獲の可能性は概ねゼロでした。
7.5号装弾を使って直径10㎝の円に3粒被弾が可能なのは、多くの人が常用するインプシリンダー では下表の様に40mまでとなり、50mまで3粒をキープ出来るのはフルチョークだけとなりました。
散弾号数 直径 何個/32g 40mインプ 50mインプ 40mフル 50mフル 備考
7.5 2.41 400 3.14 2.09 4.40 3.08粒
従ってショットガンで使い熟すべきはヒット率やや低下しますがフルチョークと言う事になり、弾速低下分のリード追加感覚を掴む事です。
射撃は絶妙なバランスの上に成立しており、銃身長を変える事はバランスに大きな影響を与えますが、散弾号数変えもリードが大きく変化し、大幅不利になります。
ケンさんは何時もフルチョーク、弾は7.5号で通していました。
同様にライフルでは距離によってズーム倍率を変える人が多いですが、ケンさんはこれもブレ感覚が変わる為、ズーム倍率は変えない方をお奨めしています。
ブレは初回通過で撃ちたい所ですが、2~3回で合わせられればマズマズです。ブレの感覚が変わってしまえば、早期発砲が難しくなります。
因みにケンさんは6倍固定のスコープの方が同じ6倍でもズームより視野が広く明るいので、それが欲しかったのですが販売されてなく、やむなく3~9ズームを6倍固定で運用しておりました。
H&Kオートの頃は視力も良かったので4倍固定のタスコを使い、2002年の1ホールも4倍固定タスコで出しました。
その後視力の低下で目標が見え難くなり、それでリューポルド3~9ズームを6倍固定で運用していました。半委託380m遠射や全依託540mも6倍で出しました。
ドットサイト・ホローサイトの類は斜めから見ても照準出来る事をメリットとしていますが、そもそも斜め照準から冷静な射撃を決められる筈がありません。
真正面に捉えられる正しいスナップショットをマスターするのが1番の近道と言えます。
昔から未熟をカバーする照準器は後付けスコープや着脱スコープを含め多数がありましたが、本当に役立った物は、スコープ専用銃となった時のスコープだけでした。
エゾ鹿は全般に撃たれ強く、急所ヒットしないと捕獲出来ません。
一般的心臓ポイントは動脈出口ヒット以外は即倒せず、心臓ヒットでも最大数百m走ります。

他にも急所は幾つかありますが、写真の前足軸線上の背骨との交点「ナミビアポイント」を骨をも砕く銅弾で撃ち抜けば、308でも確率100%で即倒します。
2007年からケンさんは従来の心臓ポイントからナミビアポイントに換えました。
その結果、超大物捕獲成功率は5倍に向上し、生徒による超大物もナミビアポイントにより、捕獲可能となりました。
急所を正しくヒットすれば「パワーに無関係」となり、ナミビアポイントの実用化で、エゾ鹿にマグナムは不要が完全に確立され、命中率の良い安価な口径が一段と好まれる様になりました。
15.散弾銃の特殊効果。
同様にパワー無関係の散弾銃版が、「上半身3粒被弾で即死撃墜」の「ショットガン効果」でした。
旧来よりも遥かに小粒散弾が、圧倒的に撃墜率の高い事が分かりました。
フルチョークと2.4㎜粒400個7.5号トラップ装弾32gが、50mまでカモ猟でも3粒の密度をキープ出来、最強と言えました。
我が国最大狩猟鳥である、カルガモ&マガモクラスにも勿論有効、鳥用狩猟装弾は7.5号と小鳥用に9号の射撃用装弾があれば、それで事足りる事になりました。
但し運用上の注意で、小粒弾は途中弾速低下が大きく、6号装弾50mで調度リードが合っている場合、そのまま7.5号を撃つとパターンの端しか掛からず、7.5号を非力と感じます。
しかし、リードを追加すれば、6号では粒数不足で満たせなかったショットガン効果3粒被弾撃墜を満たし、圧倒的撃墜率となります。

1時期カモ撃ち用にMax40インチの散弾銃が流行しました。銃身が長い事は遠射性能向上にはなりませんが、引き止まり弊害軽減効果はありました。
散弾銃は動バランス的には先重の銃が優れており、長銃身や2連銃身の方が優れていました。
ケンさんも長らく30インチフルチョークのオートを多用しましたが、長過ぎるので22インチ銃を試し、結局はフロントバランサーを付けた24㌅に落ち着きました。
24㌅のSKB1900改は我ながら良い出来で、フィールドトラップ15mで54枚連続、5mダブルトラップでは58枚連続ヒット、カルガモ駆除では28チャンス50発から32羽を捕獲しました。
国内猟では最高捕獲数と最大命中率の記録となりました。
鹿猪用には同様に「ショットガン効果」が使えるのは4号バックショット6.1㎜27粒弾が最強で、射程距に応じたチョークを選べば、巻狩りの20mから、流し猟の50mまで全ての銃種中で最強と言えました。
千葉や伊豆大島で猛威を振るっている小型の鹿の仲間である「キヨン」に対しては、フルチョークと 4㎜粒が80個の1号散弾が、50mまで有効にショットガン効果が使え、最強と思われます。
こうして見ると1854年に発明された散弾銃のチョークは、射程を大きく伸ばしてくれました。
これに1970年前後から実用化されたプラ薬莢高速装弾により、「3粒被弾撃墜のショットガン効果」が50mまで使える様になり、散弾銃が最強となりました。
散弾粒サイズは獲物の大きさにより選択、前提条件は3粒ヒットが得られる様に、カモは2.4㎜粒400個の7.5号トラップ射撃装弾、猿は4㎜粒80個の1号散弾、狐には3.3㎜粒150個の4号装弾が最適です。

1970年代前半、ケンさんがまだ2連銃の頃、有名カモ撃ち猟場に行ってみました。
当時はビロードキンクロと言う、カルガモより数割大きなカモが多数飛来しました。
群れは20羽前後が数分毎に飛来、高度は50m強、射手は50人以上が2m毎に並び、群れが来ると、4.6㎜粒55個のBB装弾を各人3発、合計150発以上が打ち上げられました。
数羽が飛行継続困難となり、多くはかなり遠方の海上に不時着、未回収となりました。
稀にラッキー ショットで、近くに落ちた即死に近い撃墜だけが回収されました。
回収率は数%未満、「手を上げた」人の物になりました。やがて全員に順番が廻りますが、弾数概ね100発に1羽と言う感じの酷い狩猟でした。また回収率数%未満は半矢カモには気の毒過ぎる狩猟でした。
これに比べれば散弾粒が小さ過ぎて、効果があるのかと思える程の小粒弾が最強なのですから、「ショットガン効果」と言うのは非常に有難い効果であり、散弾銃猟では絶対に忘れてはならない条件が「3粒被弾」です。
これ故に散弾銃は1桁強力になり、これを満たさない散弾銃猟では上記カモ撃ちの様に極稀れなラッキーショット以外、捕獲の可能性は概ねゼロでした。
7.5号装弾を使って直径10㎝の円に3粒被弾が可能なのは、多くの人が常用するインプシリンダー では下表の様に40mまでとなり、50mまで3粒をキープ出来るのはフルチョークだけとなりました。
散弾号数 直径 何個/32g 40mインプ 50mインプ 40mフル 50mフル 備考
7.5 2.41 400 3.14 2.09 4.40 3.08粒
従ってショットガンで使い熟すべきはヒット率やや低下しますがフルチョークと言う事になり、弾速低下分のリード追加感覚を掴む事です。
射撃は絶妙なバランスの上に成立しており、銃身長を変える事はバランスに大きな影響を与えますが、散弾号数変えもリードが大きく変化し、大幅不利になります。
ケンさんは何時もフルチョーク、弾は7.5号で通していました。
同様にライフルでは距離によってズーム倍率を変える人が多いですが、ケンさんはこれもブレ感覚が変わる為、ズーム倍率は変えない方をお奨めしています。
ブレは初回通過で撃ちたい所ですが、2~3回で合わせられればマズマズです。ブレの感覚が変わってしまえば、早期発砲が難しくなります。
因みにケンさんは6倍固定のスコープの方が同じ6倍でもズームより視野が広く明るいので、それが欲しかったのですが販売されてなく、やむなく3~9ズームを6倍固定で運用しておりました。
H&Kオートの頃は視力も良かったので4倍固定のタスコを使い、2002年の1ホールも4倍固定タスコで出しました。
その後視力の低下で目標が見え難くなり、それでリューポルド3~9ズームを6倍固定で運用していました。半委託380m遠射や全依託540mも6倍で出しました。
ドットサイト・ホローサイトの類は斜めから見ても照準出来る事をメリットとしていますが、そもそも斜め照準から冷静な射撃を決められる筈がありません。
真正面に捉えられる正しいスナップショットをマスターするのが1番の近道と言えます。
昔から未熟をカバーする照準器は後付けスコープや着脱スコープを含め多数がありましたが、本当に役立った物は、スコープ専用銃となった時のスコープだけでした。
エゾ鹿ボウハンティングの可能性。その3:ボウハンティングは高効率。
エゾ鹿のボウハンティング。その2:アメリカの現状と射程距離の変化。
エゾ鹿ボウハンティングの可能性。その1:ハーフライフル。
皆さんに伝えたい事。その12と13:エゾ鹿の習性、ナンバーランキングのオス。
皆さんに伝えたい事。その11,難しいエゾ鹿猟。
皆さんに伝えたい事。その8&9&10:アバウト早撃ち、迫力負け、恐怖負け。
エゾ鹿のボウハンティング。その2:アメリカの現状と射程距離の変化。
エゾ鹿ボウハンティングの可能性。その1:ハーフライフル。
皆さんに伝えたい事。その12と13:エゾ鹿の習性、ナンバーランキングのオス。
皆さんに伝えたい事。その11,難しいエゾ鹿猟。
皆さんに伝えたい事。その8&9&10:アバウト早撃ち、迫力負け、恐怖負け。