2024年12月20日

月刊狩猟雑誌「けもの道」。2013~2017

「狩猟界」が廃版になってしばらくして、「けもの道」が販売を開始し、執筆依頼がありました。
こちらの雑誌は元々会員制の「格闘性猟犬」を使う「猪猟」専門雑誌でした。

編集者もアマチュア猪猟ハンター、猪猟の罠を販売する会社を経営していました。
どの狩猟も猟犬がメインです。猪猟は形としては巻狩りですが、特に猟犬の比重が高くなります。

全体の数十%は猪と猟犬だけが戦い猟犬が勝つ、それだけで終わりとなり、待ち場の射手の出番は圧倒的に低く、単なる捕獲した猪の搬出要員に過ぎません。

猟犬と猪の格闘戦で勝負が付かない時は勢子が駆付け、至近距離からの1発で終り、猟犬の戦死が多い物の、猟犬と勢子だけで過半の猟が終わってしまいます。

待ち場の射手は猟犬が猪を押さえ切れず、猪が逃走した場合だけ、出番が廻って来ますが、逃走経路は相当な複数あり、自分の待ち場に来る確率は低く、銃での射捕が中心のハンターには、最も面白くない狩猟になります。

従って従来の「けもの道」では猪猟用の格闘性の猟犬と、猪罠猟の記事ばかりになってしまう可能性がかなり強くなります。
月刊狩猟雑誌「けもの道」。2013~2017
そうであればドッグレスハンターのケンさんの出番はありません。そこで「狩猟界」も無くなった現在、狩猟の総合雑誌を目指すのであれば書きましょうと提案、その方向で書く事になりました。

それで2014年からケンさん得意のカモ猟とエゾ鹿用の連載を受持ち、随時特集テーマがあれば それも書くと言うメインライター体制となりました。

ここも最初の数年はケンさんの記事に対し概ね好評でしたが、やがて連載も回を重ね後半になりますと、「狩猟界」と同様、高度なケンさんの考えを高齢編集者が理解出来ず、猪猟高齢編集者達が理解出来る筈がないと言えました。

特に猪猟は最も銃の占める比重が少ない狩猟であり、特にエゾ鹿猟のライフルに対する、理解度が低かった様です。

市販ライフルは300mの能力があったのですが、実際にこの能力を引き出せたのは、概ね誰も出来ないと言い切れる寸前の1%未満。

猪猟愛好者のライフル銃は2012~2015の 旧技能講習では本州ライフルマンの90%以上が、50m射撃能力を示せず不合格となりました。

「けもの道」は「狩猟界」より更に銃の話が通用しない業界だったと言えました。
2016年原稿の中止依頼が来まして、ケンさんは手を引きました。

その結果、雑誌の記事は猪猟猟犬中心の話に戻り、発行部数が減少、間もなく廃版となり、またまたここでも「ザマーミロ」になりました。







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Posted by little-ken  at 10:50 │狩猟大全集