2022年10月04日

テレビ取材-4.

  ケンさんのライター歴。
 8-1.ハンティングスクール開講 & ライター開業。
1989年にケンさんはサラリーマンを首になり、首サラから自前会社設立、数年後には収入も増え  エゾ鹿猟を開始しました。自前会社はそれなりに順調と言えましたが、2000年、北海道で交通 事故に巻き込まれ、復帰に2年を要し、これを機に仕事を卒業する事にしました。
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2002年、怪我から復帰したケンさんはエゾ鹿猟を思う存分堪能しようと、ハンティングスクールを開講、そしてシーズンオフには当時創刊したばかりの、4x4マガジン社のスポーツガンガイドブックのライターをする様になりました。

4x4マガジン社は業界の最も本格4輪駆動車の雑誌屋さんです。当初はガリ版擦りの手作り小雑誌でしたが、4WDブームに乗って大きな出版社になりました。

やがて4WDブームも終わり、出版社はやる事が無く、新しい分野の1つがスポーツガンガイドブックでしたが、編集長は陸上自衛隊施設部隊でM1カービンを撃った事がある程度の経験でした。

それ故に初年度のガイドブックは酷い出来栄え、4WD 関係の仕事を通し、面識はあったので至らなさを指摘した所、編集メンバーに入ってくれと言う事になりました。
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ケンさんは読者の圧倒的多数は狩猟を目指すハンターであり、クレー射撃をするシューターは人口的に僅かであり、従ってもっと狩猟の記事を載せるべきだと意見しましたが、編集長も社長も、狩猟も射撃もしないので分かりません。

乗り掛かった舟ですから、狩猟記事は僅かで我慢、5年程は依頼に応えて各種原稿を書きました。もう少しで従来のバイブル役だった銃砲年鑑を廃盤に追い込む事が出来る所まで成長しました。

やがてケンさんが教えた編集長の銃の知識も、恥ずかしくない程度に成長し、スポーツガンガイド ブックのレベルも見違える様に上がり、国内の銃砲業界のバイブルになりつつありました。

編集長の業務も多忙となり、副編集長が参加する様になりました。彼は高額なペラッツィを愛銃とする自称銃の専門家クレーシューターですが、狩猟はせず、銃の知識もかなり低いレベルでした。

副編集長はケンさんの記事にイチャモンを付ける事が多くなり、狩猟を書きたいのであれば、自分で出版されたらとも言われ、それまで僅かにあった狩猟のページもなくされてしまいました。
ケンさんは良い機会と思い、スポーツガンガイドブックから手を引く事にしました。

 8-2.スポーツガンガイドブック(年鑑)の廃版。
その結果、スポーツガンは内容が著しく貧弱になり、翌々年に廃版、「ザマーミロ」と言う事になり ました。銃砲年鑑はライバルが自滅した為に取敢えず生き残り、隔年出版となりました。

ケンさんの働きがどの程度であったのかは知る由もありませんが、シロートの副編集長がデカい顔をするのは、かつて4x4のマガジンが大発展した理由は、全員が熱い4WD乗りだったからですが、それとシロートの副編集長がデカい顔をするのは真逆の方向であり、マイナス影響は明らかな感じがします。

4x4マガジンの編集は4WD時代からスポンサー寄りでした。しかし4WD業界はショップが客のニーズに合わせた商品を、開発する構造にあったので良かったのですが、銃砲業界は客のニーズに合った商品を開発販売する能力はなく、単に取り寄せ販売するだけの、単なる通販窓口でした。

この時代の多くのハンターの関心は今と違い、狩猟=猟犬であり、1に猟犬、2に足、3に鉄砲と言われており、射撃技術や狩猟方法には低い 関心でした。

普通のハンターは猟犬に対する投資は惜しみませんが、銃は普及品を購入すれば当面更新しません。クレーシューターは1~2桁高額銃を数年毎に換え、弾薬消費は普通のハンターに比べ、数百倍以上を消費しました。

銃砲店はどうしてもクレーシューターの機嫌だけを取り、スポーツガンガイドブックもスポンサーで ある銃砲店寄りの従来路線、ここに間違いがありました。

スポーツガン読者はアマチュアの初級 ドッグレスハンターや初級シューターが多く、その方面の記事が必要だったのです。

ハンティングやシューティングの楽しさを紹介し、どの狩猟が良いのか、何処に行けば良いのか、如何にして命中させるのか、如何にして捕獲するのか、それらを満遍なく載せた記事が欲しかったのです。
 
 8-3.狩猟雑誌。
スポーツガンガイドブックと前後し、月間狩猟雑誌の「狩猟界」にも「カモ猟」と「シカ猟」の連載を 書く様になりました。編集者はアマチュアハンターでした。
テレビ取材-4.テレビ取材-4.
この時代は「狩猟=猟犬」と言われ、「全猟」と言う猟犬の専門雑誌がつい先頃までありました。
狩猟界の記事は自分の愛犬の自慢話が殆どであり、銃や射撃技術、狩猟方法に余り感心が無かったと思われます。この辺が海外の狩猟雑誌と大幅に違う点だと思います。

ハンターは猟犬を放し、獲物を発見するのをひたすら待ち、鳥猟なら発見すれば猟犬はフリーズ状態になって、突撃指令を待っています。

スタンバイして、突撃命令を出せば猟犬が突撃、鳥がフラッシュ、これを撃ち獲るのがこの頃の狩猟のメインのキジ猟でした。

銃は使いますが、猟犬ハンターは猟犬の能力に頼り過ぎ、新しい知識や 技術には殆んど無関心、狩猟者本人が狩猟技術の向上や射撃技術向上の努力を、全くしないのがその特徴です。
一方良い猟犬を入手する為の費用は惜しみません。

ケンさんはドッグレスハンターで、如何にして「不可能を可能」にするかをメインテーマとしており、捕獲に拘り過ぎと言えば全くその通りですが、それが最も売りとする所でした。

初仕事から数年が過ぎた頃、1部の読者から捕獲に拘り過ぎていると言う投稿があったらしく、  ケンさんの仕事に中止依頼が入り、それで手を引きました。

狩猟界は爺さんハンターの猟犬の自慢雑誌に戻り、面白い事にケンさんが手を引いた、翌年には廃版となってしまいました。これまた「ザマーミロ」でした。
時代はドッグレス猟の、スナイパーがメインになりつつあったのです。

 8-4.けもの道。
「狩猟界」が廃刊になってしばらくの後、新しい狩猟月間雑誌の「けもの道」が出版され、連載の 依頼がありました。編集長は猪猟のアマチュアハンターでした。

猪猟は一般の猟犬ハンターより、更に猟犬が大きなウェイトを占めます。それは猟犬が獲物を捜索し、その多くは猟犬が格闘し、獲物を咬み殺し、ゲームセット。猟銃の出番が全く無い事もしばしばありました。

銃の出番は猟犬が格闘して足止めし、勝負が付かない場合、現場に勢子が駆け付け、至近距離から1発撃ってゲームセット。射撃技術ゼロでもOKでした。

けもの道は猪猟ハンターが編集者ですから、狩猟界より更に格闘性猟犬の自慢話ばかりになりがちです。ケンさんは狩猟界や他の狩猟雑誌が全滅した現在、狩猟の総合雑誌誌を目指す事が生き残る道だと諭し、その方向なら協力するとして、スタートする事になりました。
テレビ取材-4.
散弾銃の話、鳥猟や大物猟の話、海外猟の話、ライフル銃や空気銃の話、銃の歴史等々の幅広い分野で毎月2本の連載+エゾ鹿猟解禁情報等々を書き、出版数はかなり増えている様でしたが、やはり書く内容は相変わらず如何にして捕獲するか、当然拘りの強い書き物になりました。

数年が過ぎた頃、ここにも多分同じ読者だと思われますが、捕獲に拘り過ぎると言った投稿があったらしく、仕事に断りの連絡が入りました。

その後は猪猟犬の記事がメインに戻り、どうなるかと見ていましたが、予想通りと言うか、翌々年早々に廃版となりました。これまたまた「ザマーミロ」です。

昨今は掲載内容を再び狩猟全般に広げ、年数回の発行で再開された様ですが、ケンさんには 声が掛かる事は無く、仮に声が掛かっても多分受けなかったと思います。

  狩猟大全集。2006年~。 https://littleken.militaryblog.jp/c51130.html
そんな経緯からケンさんの狩猟に関する拘りのみを書いたのが「狩猟大全集」です。
ケンさん程気合を入れて狩猟した人は皆無ですから、過去に例のない狩猟や射撃の指南書です。
如何にして獲物と出会うのか、如何に銃を当てるのか、その過程や対策方法が書かれています。 拘りの」初版はショットガン編とライフル編を合わせて500部が、2006年に自費印刷されました。
テレビ取材-4.
全国の主だった銃砲店にも狩猟大全集のサンプルを送りましたが、殆んど効果はありませんでした。ハンターを騙してその気にさせ、不要な銃や装備を買わせる等々、銃砲業界の悪徳商法の批判も 書きましたから当然の結果と言えます。

不要なマグナム銃の販売、同じく不要なハンドロード関係用品の販売、獲れないエゾ鹿猟の募集詐欺、等々にしっかり加担したのが、従来の銃砲店だったと言えます。

拘り過ぎる本書が、ベストセラーになる事は絶対にないと思いますが、解かってくれる人が何人かいればそれで良いと思っています。
狩猟大全集はその後数年毎に続編が出ました。チャレンジ編2011、エゾ鹿猟実戦編2013、海外猟編2014、狩猟人生50年2020がありました。

チャレンジ編2011とエゾ鹿猟実戦編2013は併せてエゾ鹿猟の魅力編2016に再編され、海外猟編2014は魅惑の海外猟編2018に再編され、狩猟人生50年2020はFinal編2022に再編集されました。

狩猟大全集の販売方法はHPを通しての通信販売のみとし、現在はPDF処理したDVD販売の手法を取っています。狩猟大全集は数年毎に続編が誕生し、写真の6編セットで2万円、2つ選んで1万円、〒送りも可能です。

昨今は資料館見学を兼ねて、遠方からも取りに来る人が多くなっております。全国12県から遥々お越し頂けました。2泊3日コースの読者もおられましたが、可能な限り対応させてさせて頂きます。

エゾ鹿猟は本州では絶対に不可能な巨大な角(ライフル編表紙参照)を持つ大物鹿が、たくさん 獲れると言う、夢の狩猟でした。その平均実績はスクール名称にもなっている「5205」です。

エゾ鹿猟の成果はガイドの能力次第、巷のガイドは今も昔も、呆れた事に90%近くが憧れの狩猟に便乗した、ガイド能力ゼロの詐欺ガイドでした。
また他所のガイドでは3段角が獲れそうもなく、転校して来た多数の生徒も、スクールでは一生の夢が、到着日の夕方猟で意図も簡単に実現しました。

2012~2014年、スクールのW生徒の釧路ガイド猟3日間は、3年連続で捕獲ゼロ、出会いが殆ど無かったと言います。そして2015年ケンさんのスクールに来ました。

結果は20回ほど発砲出来、小物4頭の捕獲でした。大物も100~150mで6回も良いチャンスが あり、大猟の可能性は射手の迫力負けで流れました。もっと早くスクールに来るべきでした。

ケンさんのスクールでは、出会いが規定(5回/日)の半分以下で、獲れなかった時は、次回参加 が半額と言う保険制度を設定しましたが、捕獲ゼロは結果的に1人もおらず、従って保険の適用もゼロでした。

ほぼ全員が2頭以上の捕獲となり、捕獲が1頭だったのは50m射撃が5㎝でないと 捕獲の可能性がないと言う、技術基準に著しく満たない生徒だけが捕獲1頭に留まりました。

エゾ鹿はベラボーにおり、その習性さえ学べば、またそれに対応する射撃方法さえ、狩猟大全集で学べば、エゾ鹿猟はケンさんが、大全集に書いてある様な夢の狩猟が可能になります。

市販銃の150mでワンホール射撃、半委託射撃で最大380m、全依託では540m、ボルト銃が 半自動銃より速い連射が可能、走る鹿に対し200mまでなら初弾が70%の確率で急所ヒット、5日で50頭を捕獲し、5発5中が3度、その方面を目指してきた人達でも、否、目指して来たからこそ、そんな事が出来る筈がないと思えたのでしょう。

しかし我ながら、これ程上手く行くとは、夢にも思っていませんでしたが、全て本当です。
それが嘘でない事を、また読者が再現出来る様に説明したのが大全集です。

銃だけに撃たせる射撃が出来れば、昨今の銃は、あわよくば150mのワンホールが可能となります。昨今の銃や弾は、それが出せる様になっているからです。
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ケンさんもワンホールのみを求めて来たのではないので、何時でも出せるは申しませんが、イカサマは無く、調子の良い日は、類似の記録が幾つかまとめて出ます。

銃口を目標に向け、肩に真直ぐ引き寄せるスナップショット、結果的に西部劇の早撃ち並が可能となり、しかも確実に当たります。
また動的では見えているのは、0.4~0.5秒古い虚像で在り、銃を スイングしながら虚像を追い越す時に引き金を引けば、命中します。

何れも可能なのですが、成功は従来の間違った考えや、銃の操作方法の延長上にはなく、それらが邪魔をしているだけなのです。




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Posted by little-ken  at 11:20 │ハンティング狩猟大全集