2024年12月08日

7.各国の機関銃の考え方。

 7-1.日本軍:92式重機関銃、
7.各国の機関銃の考え方。7.各国の機関銃の考え方。
弾は92式セミリムド7.7㎜弾、30発の金属製保弾板を使っていた事でした。
連射速度は450発/分ですが、キツツキと言われ、連射も遅く、また弾薬節約の為、数発毎の単連射しか行えなかった様です。

日本は弾薬を浪費せず、命中率を高めたいと言う思想で、重い銃をしっかりした銃架に乗せて 撃つので、発射速度が低い事もあって、命中率は良く、また頑丈に出来ており、日本の他機関銃に比べれば故障が少なかっと言われています。

 7-2.アメリカ軍:ブローニング1919、
7.各国の機関銃の考え方。
弾はリムレス30-06、今もアメリカでは最もハンティングに使われている弾薬です。
(新銃で1番売れているのは308)です。

WW2初期頃までは布製のベルトに 250発が差し込まれていました。
ベルトには数字が掛かれ、残弾数が分かる様になっていました。
その後バラケルメタルリンクが使われる様になり、射撃後は空薬莢と共に下に落ちました。

発射速度は600発/分、非常に優れた機関銃で、車両・艦船・航空意にも搭載されました。
航空機型は1200~1500発/分と2倍以上の回転速度になっておりました。

又2脚型の軽機関銃型もありました。銃自体の命中率は良好ですが、3脚に載せた重機関銃の場合は違う思想でした。

銃架には中央のボルト1か所で取り付けられ、ガタガタの状態でした。思想は最大1~2㎞飛ぶ ショットガン的な考えで広範囲な面を制圧し、敵の足止めする事にありました。
その間に無線で戦闘機を呼び、敵を殲滅させる作戦でした。

本銃は100m先のドラム缶に100発撃つと命中するのは20発前後と言われています。
長寿命な機関銃であり、多くはその後308に改修され、今も多くの国で使われています。

 7-3.ドイツ軍。
7.各国の機関銃の考え方。
グロスフスMG42多用途機関銃、回転速度が速く1200~1500発/分、弾は多少ハイパワーの7.92㎜モーゼル、弾はバラけないメタルリンク式でした。

銃身がワンタッチで交換出来、多用途に使え、その後の機関銃のStd的モデルとなりました。
このハイパワー弾で高回転と高命中率、日本軍も飛行機の後席旋回機銃はモーゼル式を使っていました。また写真の銃も、そのまま2脚軽機関銃として使える様になっています。


発射速度の差を言葉で表現すれば、日本は「タッタッタ」、アメリカは「ダダダダ」、ドイツは壊れた丸鋸で「ギ~~ン」、MG42は銃架に2か所で完全に固定され、高発射速度ながら、高い命中率を目的としていました。






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Posted by little-ken  at 09:09 │銃と弾