2024年11月18日
5種類もあった日本の弾薬。
WW2は世界中の国家が独自設定弾薬(全て7.7㎜クラス)で戦いました。アメリカは30‐06、イギリスは303ブリティッシュ、ドイツは7.92モーゼル、ロシアは7.62x54R、どの国も陸・海・空軍の弾薬は統一されてオリ、更に1955年には西側統一弾308が制定されました。
それに対し、日本軍は統一とは程遠い状態で、何と下記の5種類もありました。
全体として著しく不足状態でしたが、1部地域では合わない弾薬が野積放置されていました。
この体制は日本軍の戦力を著しく低下される原因となりました。
6.5㎜38式(6.5x51SR):セミリムド1905年制定、38式歩兵銃用。30年式と互換OK
7.7㎜92式(7.7x58SR):セミリムド、主に陸軍の機関銃用。
7.7㎜99式(7.7x58) :リムレス、99式歩兵銃用。
7.9㎜モーゼル(7.9x57) :リムレス鹵獲兵器用&陸海軍航空機旋回機銃用。
303ブリティッシュ(7.7x56R):リムド海軍機関銃用。
陸軍は6.5㎜の38式を1905年に制定しましたが、その後に威力不足を感じ、7.7㎜の92式 (1932)と99式(1939)が追加されました。
2つはリムが0.5㎜出ている以外は同仕様でした。
フィリピンで戦後も長らく戦い続けたリムレス99式小銃の小野田少尉でしたが、補給切れ後は墜落した陸軍戦闘機からセミリムの92式弾を回収し、岩でリムを削って運用していました。
日本は92式と99式の混乱だけではなく、中国方面で鹵獲したチェコ機銃の運用の為、また飛行機の後席旋回機銃は高威力&高回転のドイツモーゼル機銃のコピーが使われました。
その為にモーゼル弾も製造され、更に海軍はイギリスコピー弾、旋回機銃はドイツモーゼルでした。
7.7㎜弾追加による混乱とトラブルを考えると、6.5㎜の38式弾だけの方が遥かに良かったと言えました。

WW2後、アメリカ軍は30‐06から1955年NATO共通の308に、そして1961年に5.56㎜の223レミントンを追加制式し、今また2024年6.8x51弾に変更しようとしています。
その過程を考えますと、6.5㎜の38式(1905)は先見の明があったとも言えます。
かつての狩猟銃NO.1口径は30-06、現在の狩猟銃NO.1口径は308(7.6x51)弾ですが、遠い将来は6.8x51弾になって行く事でしょう。
しかし新弾薬の性能はやや精度アップと、遠射性向上が見込まれますが、その差は圧倒的とは言い難く、一般ハンターの技量は100m程度ですから、精度や遠射性向上は、従来の30-06や308に比べ、6.8x51新弾薬の良さが発揮される事はありません。
同様に1000mの遠射に憧れ、6.5クリードモアを欲しがる人がいましたが、それは上級のワンホールが出せる程度の技術があればの話です。
スクールの射撃自慢の生徒も300m遠射を誰も成功しておりません。
約100名の生徒中、200m射撃能力を持つ生徒も稀でした。
それに対し、日本軍は統一とは程遠い状態で、何と下記の5種類もありました。
全体として著しく不足状態でしたが、1部地域では合わない弾薬が野積放置されていました。
この体制は日本軍の戦力を著しく低下される原因となりました。
6.5㎜38式(6.5x51SR):セミリムド1905年制定、38式歩兵銃用。30年式と互換OK
7.7㎜92式(7.7x58SR):セミリムド、主に陸軍の機関銃用。
7.7㎜99式(7.7x58) :リムレス、99式歩兵銃用。
7.9㎜モーゼル(7.9x57) :リムレス鹵獲兵器用&陸海軍航空機旋回機銃用。
303ブリティッシュ(7.7x56R):リムド海軍機関銃用。
陸軍は6.5㎜の38式を1905年に制定しましたが、その後に威力不足を感じ、7.7㎜の92式 (1932)と99式(1939)が追加されました。
2つはリムが0.5㎜出ている以外は同仕様でした。
フィリピンで戦後も長らく戦い続けたリムレス99式小銃の小野田少尉でしたが、補給切れ後は墜落した陸軍戦闘機からセミリムの92式弾を回収し、岩でリムを削って運用していました。
日本は92式と99式の混乱だけではなく、中国方面で鹵獲したチェコ機銃の運用の為、また飛行機の後席旋回機銃は高威力&高回転のドイツモーゼル機銃のコピーが使われました。
その為にモーゼル弾も製造され、更に海軍はイギリスコピー弾、旋回機銃はドイツモーゼルでした。
7.7㎜弾追加による混乱とトラブルを考えると、6.5㎜の38式弾だけの方が遥かに良かったと言えました。

WW2後、アメリカ軍は30‐06から1955年NATO共通の308に、そして1961年に5.56㎜の223レミントンを追加制式し、今また2024年6.8x51弾に変更しようとしています。
その過程を考えますと、6.5㎜の38式(1905)は先見の明があったとも言えます。
かつての狩猟銃NO.1口径は30-06、現在の狩猟銃NO.1口径は308(7.6x51)弾ですが、遠い将来は6.8x51弾になって行く事でしょう。
しかし新弾薬の性能はやや精度アップと、遠射性向上が見込まれますが、その差は圧倒的とは言い難く、一般ハンターの技量は100m程度ですから、精度や遠射性向上は、従来の30-06や308に比べ、6.8x51新弾薬の良さが発揮される事はありません。
同様に1000mの遠射に憧れ、6.5クリードモアを欲しがる人がいましたが、それは上級のワンホールが出せる程度の技術があればの話です。
スクールの射撃自慢の生徒も300m遠射を誰も成功しておりません。
約100名の生徒中、200m射撃能力を持つ生徒も稀でした。
Posted by little-ken
at 17:50
│銃と弾