2024年10月26日
皆さんに伝えたい事。その2:前を撃つリード。
2.リード。
ショットガンの弾は鳥の飛行速度に比べ余り速くなく、弾の飛行時間に目標が移動する分の前を撃たなければ命中しません。これがリードです。
飛鳥の速度は時速40㎞前後ですが、ここでは計算上都合の良い36㎞/h(10m/s)としています。
弾速は350~400m/s、弾速は40m先で30%低下しますが、ここも癒合の良い300m/sとします。
30m先を飛鳥が横切ります。弾の飛行時間は0.1秒となり、鳥はこの間に1m進みます。
従って1m前を狙い続けた状態で、スイングを止めないままで引き金を引けば命中します。
散弾はパターンで飛行しますから、誤差は±0.2mまでOK、これなら簡単そうです。
所が銃には大きな反動があり、体の方は自衛本能で、発砲直前に力が入り硬くなってしまいます。
その結果、銃のスイングが止まってしまい、リード不足に陥ります。
これを「引き止まり射撃」と言い、99%がこれに陥ります。
こうなりますとリードは先の計算値の1mでは全く命中しなくなります。
引き止まりでリードが不足する分を追加しなくてはなりません。
人間の反射時間は概ね0.4秒です。
引き止まり分は少なく見て銃も一気に止まらないので0.2秒分、多く見て0.4秒分となります。
そうなりますと追加リードで、リードは一気に3~5倍となり、誤差は±0.2mに入れる事は高難度が予想されます。
結果的に申しますと、引き止まり射撃では「短距離&極低速」に限定され、少ししでもヒット率を良くしようと、一般的な手法は散弾散開率が大きなインプシリンダーチョークを使います。
散弾銃には「ショットガン効果」と言う魔法の特殊効果があります。
これは「1粒のパワーには無関係に3粒被弾で無条件撃墜」と言う有難い特殊効果です。
散開率の大きなチョークを使いますと、3粒被弾散弾密度をキープ出来ず、撃墜は当たり場所が良かったラッキーショットのみとなります。
そのラッキー撃墜率を少しでも向上させ様と、一般的に多少大粒散弾を使用されます。
旧来は1粒の命中で、飛行継続困難にすれば、猟犬が取り押さえてくれるので、そう言う撃ち方になりました。
具体的にキジ猟では、2.8㎜粒が250個の6号装弾、又は3㎜粒が190個の5号装弾が使われ、カモ猟では3.3㎜粒が150個の4号装弾~4.5㎜粒が55個のBB号装弾が使うのが、旧STDでした。
昨今はドッグレスが主流ですから、即死撃墜が捕獲の必須条件になります。
最大効率は散弾散開率の最も小さい、フルチョークで小粒の2.4㎜粒が400個入った7.5号トラップ射撃装弾32gを使った時に得られます。
50m弱まで「ショットガン効果の3粒被弾の散弾密度をキープ」が可能です。散開率が低く、命中させる難度が多少上がりますが、撃墜率は「ショットガン効果」で1桁以上向上します。
射撃方法を「引き止まり射撃」から「スイング射撃」に変更すると、高難度であったリード合わせが自動となり、命中率の著しい向上が見られます。
スイング射撃は一定リズムで目標を追い越す時に引き金を引くと言う射撃方法です。
引き金を引く決断をしても実際の弾が出るのはもう少し遅れ、その間に スイングは更に進み、それがリードになり、上手い事にこれが目標速度と距離に自動比例してくれます。
「スイング射撃」「フルチョーク」「小粒散弾」で圧倒的撃墜率となりますが、これを使い熟すハンターは非常に少なく、地元安城猟友会ではケンさんだけでした。
害鳥駆除は10数人で行いますがケンさん単独でしばしば全体の過半を捕獲していました。「スイング射撃とショットガン効果」のお陰でした。
7.5号トラップ装弾は驚いた事に実用上国内最大の狩猟鳥であったカルガモやマガモに対し、またもう少し大きな鵜に対して有効でした。
50年間の捕獲量は、最近計算し直すと、カモ類1万羽以上、ハト類3万羽以上を捕獲しました。
国内の鳥猟装弾は、万能な7.5号トラップ装弾と小鳥用に9号スキート装弾があれば、事足りる様になりました。獣猟でも「ショットガン効果の3粒撃墜」の4号バックショット27粒弾がベストでした。
古くから鹿用に6粒弾と9粒弾のバックショットがありました。バックとは鹿の事です。
これらの弾は半矢製造弾でした。
1粒被弾で逃避能力が低下すれば、猟犬が場所を教えてくれ、止矢を撃ちに行けました。
当時の猟犬を使った猟では鳥も獣もそうでしたが、被弾させればそれで大成功と言えました。
しかし昨今では猟犬を使わない流し猟が多くなり、この場合は即倒させなければ無意味となりました。
そこで物を言うのが「ショットガン効果」、本州鹿流し猟射程50mではフルチョークと4号バックショット6.1㎜粒が27個、巻狩りの射程距離概ね20mならばスキートチョーク或いはインプシリンダーチョークに4号バックショット27粒弾が最適でした。
昔のカモ遠射弾BBに近い27粒弾で、鹿や猪が即倒する事は誰も信じず、普及に時間が掛かりました。ある「狩猟大全集」読者はこれを試した所、3頭の中型猪の群れが20m弱で待ち場に来ました。
3連射で3頭全てを本当に即倒に出来たと報告がありました。2000年以前のケンさんの時代には4号バックショット27粒弾は販売しておらずでしたが、今では販売されています。
ショットガンの弾は鳥の飛行速度に比べ余り速くなく、弾の飛行時間に目標が移動する分の前を撃たなければ命中しません。これがリードです。
飛鳥の速度は時速40㎞前後ですが、ここでは計算上都合の良い36㎞/h(10m/s)としています。
弾速は350~400m/s、弾速は40m先で30%低下しますが、ここも癒合の良い300m/sとします。
30m先を飛鳥が横切ります。弾の飛行時間は0.1秒となり、鳥はこの間に1m進みます。
従って1m前を狙い続けた状態で、スイングを止めないままで引き金を引けば命中します。
散弾はパターンで飛行しますから、誤差は±0.2mまでOK、これなら簡単そうです。
所が銃には大きな反動があり、体の方は自衛本能で、発砲直前に力が入り硬くなってしまいます。
その結果、銃のスイングが止まってしまい、リード不足に陥ります。
これを「引き止まり射撃」と言い、99%がこれに陥ります。
こうなりますとリードは先の計算値の1mでは全く命中しなくなります。
引き止まりでリードが不足する分を追加しなくてはなりません。
人間の反射時間は概ね0.4秒です。
引き止まり分は少なく見て銃も一気に止まらないので0.2秒分、多く見て0.4秒分となります。
そうなりますと追加リードで、リードは一気に3~5倍となり、誤差は±0.2mに入れる事は高難度が予想されます。
結果的に申しますと、引き止まり射撃では「短距離&極低速」に限定され、少ししでもヒット率を良くしようと、一般的な手法は散弾散開率が大きなインプシリンダーチョークを使います。
散弾銃には「ショットガン効果」と言う魔法の特殊効果があります。
これは「1粒のパワーには無関係に3粒被弾で無条件撃墜」と言う有難い特殊効果です。
散開率の大きなチョークを使いますと、3粒被弾散弾密度をキープ出来ず、撃墜は当たり場所が良かったラッキーショットのみとなります。
そのラッキー撃墜率を少しでも向上させ様と、一般的に多少大粒散弾を使用されます。
旧来は1粒の命中で、飛行継続困難にすれば、猟犬が取り押さえてくれるので、そう言う撃ち方になりました。
具体的にキジ猟では、2.8㎜粒が250個の6号装弾、又は3㎜粒が190個の5号装弾が使われ、カモ猟では3.3㎜粒が150個の4号装弾~4.5㎜粒が55個のBB号装弾が使うのが、旧STDでした。
昨今はドッグレスが主流ですから、即死撃墜が捕獲の必須条件になります。
最大効率は散弾散開率の最も小さい、フルチョークで小粒の2.4㎜粒が400個入った7.5号トラップ射撃装弾32gを使った時に得られます。
50m弱まで「ショットガン効果の3粒被弾の散弾密度をキープ」が可能です。散開率が低く、命中させる難度が多少上がりますが、撃墜率は「ショットガン効果」で1桁以上向上します。
射撃方法を「引き止まり射撃」から「スイング射撃」に変更すると、高難度であったリード合わせが自動となり、命中率の著しい向上が見られます。
スイング射撃は一定リズムで目標を追い越す時に引き金を引くと言う射撃方法です。
引き金を引く決断をしても実際の弾が出るのはもう少し遅れ、その間に スイングは更に進み、それがリードになり、上手い事にこれが目標速度と距離に自動比例してくれます。
「スイング射撃」「フルチョーク」「小粒散弾」で圧倒的撃墜率となりますが、これを使い熟すハンターは非常に少なく、地元安城猟友会ではケンさんだけでした。
害鳥駆除は10数人で行いますがケンさん単独でしばしば全体の過半を捕獲していました。「スイング射撃とショットガン効果」のお陰でした。
7.5号トラップ装弾は驚いた事に実用上国内最大の狩猟鳥であったカルガモやマガモに対し、またもう少し大きな鵜に対して有効でした。
50年間の捕獲量は、最近計算し直すと、カモ類1万羽以上、ハト類3万羽以上を捕獲しました。
国内の鳥猟装弾は、万能な7.5号トラップ装弾と小鳥用に9号スキート装弾があれば、事足りる様になりました。獣猟でも「ショットガン効果の3粒撃墜」の4号バックショット27粒弾がベストでした。
古くから鹿用に6粒弾と9粒弾のバックショットがありました。バックとは鹿の事です。
これらの弾は半矢製造弾でした。
1粒被弾で逃避能力が低下すれば、猟犬が場所を教えてくれ、止矢を撃ちに行けました。
当時の猟犬を使った猟では鳥も獣もそうでしたが、被弾させればそれで大成功と言えました。
しかし昨今では猟犬を使わない流し猟が多くなり、この場合は即倒させなければ無意味となりました。
そこで物を言うのが「ショットガン効果」、本州鹿流し猟射程50mではフルチョークと4号バックショット6.1㎜粒が27個、巻狩りの射程距離概ね20mならばスキートチョーク或いはインプシリンダーチョークに4号バックショット27粒弾が最適でした。
昔のカモ遠射弾BBに近い27粒弾で、鹿や猪が即倒する事は誰も信じず、普及に時間が掛かりました。ある「狩猟大全集」読者はこれを試した所、3頭の中型猪の群れが20m弱で待ち場に来ました。
3連射で3頭全てを本当に即倒に出来たと報告がありました。2000年以前のケンさんの時代には4号バックショット27粒弾は販売しておらずでしたが、今では販売されています。
Posted by little-ken
at 10:41
│銃と弾