2023年10月01日

イカサマ会社、その4:自衛策。

  自衛策。
 4-1.車の寿命。
車は必要不可欠な物ですが、日本車の寿命は皆さんが思っている10年10万㎞所か、ケンさんが行って来た20年20万㎞でもなく、30~50年と30~50万㎞が寿命の目安です。

修理すればその数倍になり、10年10万㎞の車は、海外に輸出され、その地で日本時代の3倍以上を活躍するのです。

日本人が10年10万㎞を超えると不安のなる事を、販売業者も整備業者もよく知っており、そう言う車に対し、販売業者は「そろそろ交換時」に言葉巧みに「買い替え」に誘導します。

整備業者はそんな車をカモとし、整備項目及び交換部品項目増加をデッチ上げ、ブッタクリ請求をします。10年を超えも点検項目の増加や、交換すべき部品の可能性が増える事は全くありません。

ランクルの中古車が、20才20万㎞を超えていても新車当時の半分以上の価格であり、程度の良い車両は新車価格の2倍程になっているのが、最も自動車寿命に即している物と言えます。

ランクルだから寿命が特別と言う事は全く無く、他の車も全て30年30万㎞はチョロク、50年50万㎞なのです。

しかし自動車税は残念ながら13年を超えると15%高くなり、重量税は13年越で40%高くなり、18年越で55%高くなる、これらは事実です。

これも盛んに車買い替えのネタに使われますが、車全体維持費からすれば左程高額とは言えません。これらは高齢車の増税は本質的に考えますと、明らかに時代に逆行しており、恐らく近未来には高齢車の増税は廃止されると思われます。

車の寿命はトヨタ車なら、皆さんの従来から思っている寿命の軽く3倍以上です。
勿論何度も言う様にケンさんは過去50年、どの車も20万㎞まで無整備でノントラブルで走りましたが、これとて、本来の寿命からすれば、まだまだ半分程度だったと言えます。

従いましてアクセル踏み間違いや緊急自動ブレーキ等の安全装置は、特に高齢者や若者には出来るだけ付けるべきだと言えますが、後付け装備を充実させるべきだと思います。

 4-2.ハイブリッド車。
近年は新車の過半がハイブリッド車となりました。燃費の良い事は歓迎の方向ですが、その為に車両費用が数十万高くなり、この価格差を燃料代差額で消極するには10万㎞以上を要します。

従来的日本の使い方ではその頃車を買い替えますので、儲かったのは車両メーカーだけ、地球的に言えば車両製造時CO2が増えるので、地球的な全体効果で言えば10万㎞では微妙となります。

しかしこれも20万㎞以上使えば、話は別となり、数十万円のメリットが生まれます。
バッテリーは交換すると高額故、劣化したバッテリーはそのまま使えますが、ハイブリッドの省燃費効果は徐々に失われます。

車の運用全体費用は燃料代累計も莫大な費用になりますが、数百万円と言う車両価格もそれと良い勝負です。従来通りの目的地まで行くと言う考えの範囲であれば、タダ同然の古い車も、皆さんの最も心配する故障率は、下記の様に高くありません。

また時には故障を体験する事も良い経験になると思います。ケンさんが車に詳しくなったのは、たくさんの各種故障を体験したからなのです。

これはケンさん家の事例ですが、家族が運転免許を取得すると、車検2年付、任意保険付の10歳以上10万㎞以上、3万円未満のステキな車が、プレゼントされます。

2年後から買替えを含む、車の維持費等々は全て本人持ちになりますが、2年間は概ね燃料代だけで車に乗れます。

故障を体験する事も勉強の内と思い実行したのですが、日本車は予想以上に優秀、奥方と子供3人計4台が、このパターンで運用されましたが、4台合計15万㎞以上、無故障ノントラブルでした。
そう言う意味では故障体験の勉強は出来ませんでした。

従ってこの10万円以下の車はお買い得と言えます。それでも故障が心配な人は不人気中古車の購入をお奨めします。中古車検索を10年10万㎞10万円トヨタ車ですると、22台が出て来ました。

パッソ・ビッツ・ポルテ等が対象です。車は車両本来だけを購入、車の輸送は市役所で仮ナンバーを申請し、車庫証明を自分で行い、ユーザー車検で登録します。

これらを運用しても10年以上まず壊れる事はないと思いますが、もし壊れて高額修理費用が発生すれば、躊躇わず車交換です。

同様に任意保険も高額な車両保険は付けない様にし、不幸にして 大きな損害が生じた時も同様に車を買い替えます。

もっと新しい中古車が欲しい人は個人売買がお奨めです。
大手で購入してもロクな保証が付いてないのと、元々まず故障する事は殆どありませんから、数十万円安い直接取引はかなりお得と言えます。

当り外れが絶対に無いとは申しませんが、概ね無視出来る程度なのがトヨタ車の良い所です。

新車の半額程度の車を売り買いすると、往復合計で軽く50~100万円の損失となります。
車の買い替えその物を最低限にすべきと言えます。

キントもリースもサブスクもダメ、買うなら新車か大古車、新車20年以上、中古15年以上、大古車は壊れるまで乗れば、10年で従来比数百万円が浮きます。

また何時も言う様に、オイル交換は取説指定サイクルとグレードは守っても良いですが、高級オイルや早期交換は不要です。タイヤはタクシー用、または外国製の安売りで大丈夫です。

オイルは取説サイクルより相当長期間無交換でも大丈夫と思います。ケンさんは昔パブリカ1000で5万㎞無交換に挑戦、何時壊れるか楽しみでしたが、とうとう壊れずに5万㎞に達しました。
実行リスクは自分持ちで宜しくお願い致します。ターボ高馬力車は予め除外して下さい。

 4-3.ユーザー車検。
車検は従来の過剰整備の車検は不要ですが、国の法律で受けなければなりません。
従ってユーザー車検がベストです。受験料は2200円、これに重量税(車検証に記載)、それに自賠責保険(車検証入れに入っており、車検場で加入可)だけで済みます。

ユーザー車検のやり方は車検場に行けば、ビデオで案内してくれます。軽自動車は無料で案内人が付いてくれます。先頃我が家の奥様の軽自動車をブッカケの少ないデーラー車検に出しました。
そして2年後はまたユーザー車検に戻しました。その結果浮いた金額は6万円強でした。

ユーザー車検と従来車検の最大の違いは、「ブレーキパッドの摩耗が自己管理」になった事です。
パッドの残厚はタイヤを外すと目視出来ます。もしこれが尽きるとノーブレーキになるのか? 

これが最も心配される項目ですが、パッドは1台に8個使用され、これが同時に尽きる可能性は絶対に無く、ノーブレーキになる恐れは絶対にありません。
尽始めるとブレーキパワーが微少低下、著しい異音がし、それからパッドを交換しても大丈夫です。

この時に何処の整備屋に出しても、表面がギザギザになったブレークディスクの交換を奨められます。理由は新しいパッドを入れても、あっと言う間に異常摩耗してしまうと言う内容です。

ケンさんも実はそう思っていたのですが、実際は驚く程短期に自動復帰し、2度試し異常摩耗は見られずでした。ディスク交換はノーサンキューですが、一応異常摩耗の監視はしていて下さい。

繰り返しますが、何処の整備屋も安全を謳い、その実は売り上げを増す為、パッドを初め多くの部品を交換してくれますが、巷で交換されているパッドの残寿命は70%以上です。

だから悪徳車検屋は交換せずに、部品代と工賃をブッタクリますが、彼らもそれを知っているので、 トラブルの可能性はそれでも 概ねゼロです。

パッド残厚さえ自己管理にすれば、ユーザー車検は安全です。
因みに何度の出で来るケンさんのランクルは22年20万㎞でパッド交換は1度だけでした。

と言って燃料以外、無関心アンタッチャブルで安全ノントラブル運行は流石に不可能です。
日々の点検は特別に行う必要は無く、駐車場から車を動かす時に、漏れた形跡が無いかを見るだけで概ね大丈夫です。

パッドが尽きると、鉄粉が飛び散り、ホイール周辺に赤サビが見られます。
自分の車に関心を持っていれば概ね大丈夫です。

しかしブレーキを多用する人はこの数倍以上の摩耗が起こる事があり、初期ランクル80型でブレーキ多用の人は2万㎞以下で尽き、車検期間を満了出来ない所か、1年持たない車も多々ありました。

故障も勉強の内、これを必要以上に恐れると悪徳業者に付込まれ、年間100万円を失う事になります。なお悪徳率は100%と心得ておけば、概ね間違いありません。

そしてブレーキパッドの交換等はデーラーに出します。多少序でにアレコレと言われますが、親切心より、売上金額向上が彼らの本当の目的です。ノーサンキューの勇気を持ちましょう。
親切を装い、相手の顔色を見て価格を決め、次いでのアレコレを勧めて来るのです。

 4-4.悪徳業者の例。
ケンさんの同級生に優秀ですが、メカ音痴の友人がいます。5才車のデーラーでオイル交換、ドレン締め忘れによりオイルが漏れ、数カ月後にエンジンが焼き付きました。長く付き合っているセールスマンに相談したら、新車の半額近い特別破格で下取りし、次の車を紹介してくれました。

彼はセースルスマンに非常に感謝し、一生彼と付き合って行こうと改めて思いました。

実際の所は推定ですが、ドレン締忘れは完全な作業ミスですから、主張すれば中古エンジンに無料乗せ換えが、妥当な回答になります。

多分セールスマンは客の代行で車の中古エンジン無償交換を手配し、その車を個人的に売り飛ばし、売り上げをポケットに入れたと思われます。

エンジンが本当にダメになれば、中古エンジンに交換するには数十万円が必要です。車両メーカーやデーラーがこれを持つ筈も、セールスマンが個人的にこれを負担する筈がありません。
セールスマンは良いカモと思い、ポケットを膨らませ様と個人行動したに過ぎません。

3-4項の車検整備のNo.5項の、後輩のエアコントラブルもそうですが、3000円で済むのに、25万円の見積もり、従って次の車に交換を強く勧めました。

では下取りした車はどうするのか、3000円でエアコンを復帰させ、中古車として売り飛ばすに決まっています。エアコンガスの寿命は10年強、ケンさんのランクル22才も14才時に冷媒ガスを補充、その後22才20万㎞でも快調にエアコンは作動します。

ケンさんは1年車検貨物車登録のランクルを2年車検のキャンピングカーに12万円で登録変更する仕事をしており、デーラーのセールスマンとの付き合いも多くありました。初期の頃のセールスマンは全員が客から預かった12万円のキャッシュ持参で仕事を依頼しに来ました。
所が数台これを持って来たセールスマンがある時、支払いが少し遅れると言って来ました。

結局、支払いせずにトンズラ、2度と弊社を訪れる事はありませんでした。
彼らは12万円をポケットに入れてしまったのです。そんなダメなセールスマンが数名いました。
セールスマンとはそんな人を騙す職種なのかも知れません。

 4-5.悪徳客の例。
飲み屋通いが生き甲斐の自衛隊の友人がいました。
良さそうな新しい店を見付けると、支払い実績を付けました。ある程度の実績が出来ると、ツケで支払う様になり、そんな店を幾つか並行的に開拓しておくのだそうです。複数の友人を連れて来て自分持ちのツケでに飲む様になりました。

実は友人達も同じ様な行動をしており、それぞれ友人持ちで飲む事も概ね確率イーブンでありました。それが飲み仲間なのだそうです。給料日後の数日で給料はツケの支払いで消えました。
そんな店を梯子する事が何時もの行動パターンでした。

ツケの金額が、相当高額になった頃、適当な名目で友人達はその店に全員集合し、この時は梯子をせず豪快に飲み、それもツケで帰ります。

実はその日が飲み逃げドロンの日であり、また新しい店を探すサイクルになると言う事でした。
勿論ケンさんには無縁の世界ですが、実に酷いその話は、その方面ならよくある話だそうです。
お店の方もそれに耐えられる様に対処しているらしいとの事です。

そんな生き方も世の中にはある様ですが、関わりたくない世界です。




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Posted by little-ken  at 07:03 │ハンティングカー