2023年02月25日

エゾ鹿ガイド猟と本州鹿ガイド猟。

  10エゾ鹿ガイド猟は高額出費と2日有給 対 手軽な週末本州鹿のガイド猟。
エゾ鹿猟と本州鹿猟を比べると、獲物的にはエゾ鹿の方が体格は大きく、角はデカく、その上美味しくと魅力的な言葉が多数並び、究極の狩猟である事は間違いありません。

しかし飛行機代も去る事ながら、ガイド料や宿泊代を含めますと、1度の遠征が20万円を超え、更にその数日の為だけの、サボットスラグ銃やライフル銃の投資も大きな負担となります。

更に殆どの所では往復に各々1日を要し、Min.4日全日程はMin.実猟2日となり、2日間の休暇取得を要します。高額遠征費、専用道具の調達、休暇2日取得がネックとなります。

この挑戦は、休暇を取得して遊びに行く事のない国民性を考えますと、非常に大変な挑戦になります。これらの大変な準備も、それで確実に獲れればまだ良いのですが、そちら面からも難問山積です。

エゾ鹿猟は射撃技術的にも高難度な100~150mの「長射程」問題、更に射手よりも獲物の体格が 大きい「迫力負け」問題等が絡み、ケンさんのスクールの生徒を見ていますと、捕獲成功までに実戦 失敗体験概ね10回を要し、初期10チャンス以内に捕獲成功する事は稀でした。
スクールでは幸いに捕獲ゼロを全期間17年で1人も出さずに済みました。

その理由は一般的な4日日程では2日猟ですが、スクールでは4日日程から3日猟が可能であり、更に 巷の約2倍の1日5回出会いがあり、3日猟の2日目までに、初期10回の基礎失敗経験をこなし、3日目前半に殆どの生徒が初捕獲を記録し、更に3日目の後半に、更に1頭の追加捕獲となりました。

つまり通常の2~3倍の出会い密度と、3日日程だから、成功したと言えますが巷ではそうは行きません。巷では1日当りの出会い数が、スクールの半分程度しか期待出来ず、更に日程が2日のみ、捕獲達成に不可欠な基礎失敗10回経験の達成前に日程が終了してしまい、スクール捕獲成功図式が不成立となります。

その厳しい参加条件下の初回参加者の成功率は、良くて20%と思われます。
野性鳥獣を相手のする狩猟では、多くのスポーツにある、ハンデ制度はありません。

従って休暇取得不要で、自宅から片道200㎞程度で直接通える、本州ガイド猟には大きな魅力があります。週末勤務後に高速道路等で猟場に直行、車内で仮眠、土曜日は終日狩猟を堪能、日曜は狩猟後に家まで帰り、月曜勤務を休まない、銃はお手持ちの交換チョーク式狩猟銃、これに4号27粒弾10発とガイド料4万円/日と諸費用若干だけで済む、通える本州猟は魅力が一杯です。

更にサボットスラグスコープ銃で行えば、憧れのエゾ鹿猟の練習にもなります。
狩猟形態類似の本州鹿ガイド猟であれば、2~3頭の捕獲経験と、100m実射目標精度5㎝以下の射撃技術達成と併せて挑めば、エゾ鹿猟初回遠征でも捕獲が十分期待出来ます。

  11本州鹿ガイド猟の「ガイド募集
日本列島は細長く、それを考えますと、北から「栃木&茨木&福島周辺」の関東スクール、「長野&岐阜 周辺」の中部スクール、「広島&島根周辺」の関西スクール、3か所で本州鹿ガイド猟が出来る様に したいと思っています。「手軽に参加、鹿に出会え、高捕獲率、そんな本州鹿ガイド猟」です。そして「エゾ鹿猟の経験にも続ながる、本州鹿ガイド猟」でもあります。

狩猟形態が類似の本州鹿流しガイド猟の経験は、100m以遠の射撃&「迫力負け」以外、エゾ鹿ガイド猟にも有効です。近くで実績を積み、何時の日にか西興部で、真の大物猟にチャレンジしましょう。

過去に出会い率捕獲率が公表されていたのは、ケンさんのスクールと西興部の有料猟区だけでした。出会い率捕獲率の公表をしていないガイドの全てがそうだとは申しませんが、「平均詐欺率80~90%」でした。これは絶対に避けたいと思っています。それでも出会いは天候次第、運次第、更に捕獲は速さも含めた射撃技術次第、捕獲結果に大きな差が出る事はあります。

かつてのケンさんエゾ鹿スクールのベストシーズンは、繁殖期ピークの10月25日~11月15日の3週間でした。出会いの平均値は16年間を通して5回強/日、捕獲は同平均値で2頭強/日でした。勿論何時でも平均した出会いが得られる訳ではなく、鹿は悪天候明けにまとめて出没、その後2~3日は徐々に少なくなり、やがて出会いの少ない谷間が2日程続き、次の天候サイクルを迎えます。

本州鹿にはエゾ鹿程の季節的移動が無く、ハッキリしたフィーバーと谷間が無いかも知れません。出来れば全員が悪天候明けフィーバー日に出猟し、谷間出猟は避けたいと思います。しかし、それはその時になるまで分かりません。

フィーバー本州鹿用にもあると思われますが、エゾ鹿猟で分かっているのは平均6日サイクルに1日ある、悪天候明けフィーバー日ならば、出会いは3倍大物ズラズラ、射撃距離は150mが100m、照準時間は多少長く、初心者ビッグトロフィー捕獲はフィーバーが必須条件、3日猟でそれに会える確率は約50%、フィーバー3回に1回はビッグフィーバー、3日猟にビッグフィーバー(確率16%)が含まれば、夢だった超大物対戦が可能になります。

我と思わんハンターさん、地区外でもエゾ鹿猟でも何でも構いませんから、セルフハンティング時、或いはすでに行っているガイド猟の出会い率、捕獲率、自己紹介等をお知らせ下さい。

中級者が十分成果が十分期待出来る様な、平均的捕獲写真数枚もお願いします。
ケンさんは本州鹿ガイド猟の組織を作りたいと思っています。
名称はリトルケンハンティングスクール○○分校となり、○○には地区名が表示されます。

当面は紹介料、ライセンス料等不要です。出会い率&捕獲率のデータを公開する事と、出会いとは中級者が捕獲可能な出会いを言いますが、出会いがもしも平均2回/日に至らず、且つ撃てなかった時は、次回(含む翌年)は半額で参加可させる、これが条件です。捕獲保証は当然ですが不要です。

  12本州鹿ガイド猟 「生徒の募集」:一方で肝心の生徒がいなければ、事が始まりません。
本州鹿ガイド猟&エゾ鹿ガイド料に参加したいハンターさんも「リトルケン」まで御連絡下さい。「出会える」「撃てる」「高確率で捕獲」の本州鹿ガイド料は車代(宿代別)含め、「4万円/日」、2人なら5万円です。初年度モニター参加料は「3万円/日」、2人なら「4万円/日」です。

射撃技術も必要であり、誰でも成功するとは限りません。出会いが仮にU生徒の地区並の出会いが 多数あったとしても、50mで出会えた鹿が撃たれるまで、長時間待ってくれる事は有り得ず、速やかな銃の操作が不可欠です。この発砲準備追動作が射撃精度を含め、成功への別れ目となります。

出会いが平均で1日2回に至らず、且つ撃てなかった時は、次回は半額で参加可能ですが、狩猟実戦はノーハンデ、当たり前ですが、捕獲の保証はありません。至らなかった点があったとしたら、次回までに至れる様にしてリベンジして下さい。出来れば立派な3段角を捕獲したいモノです。本州鹿猟では「迫力負け」は起こりませんが、それでも捕獲成功までには5回以上の失敗経験は避けて通れません。
エゾ鹿ガイド猟と本州鹿ガイド猟。エゾ鹿ガイド猟と本州鹿ガイド猟。
初回参加時の捕獲成功は下記狩猟地により、ベストシーズンやベスト装備は多少異なりますが、多くはフルチョークの自動銃と、4号バックショット27粒弾を20発、但しエゾ鹿猟の練習が目的ならば、サボットスラグのスコープ付ボルト銃が良いです。

捕獲には50mで5㎝が目標、早撃ち集弾精度が不可欠、散弾銃バックショットならこの精度問題は不要です。エゾ鹿猟なら100mで5㎝が目標精度です。

エゾ鹿猟は当面の間は西興部有料猟区への参加となり、猟区の規則が適用され、次回半額参加制度はありません。リトルケン分校体制が確立すれば、エゾ鹿猟も次回半額制度が適用されます。




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Posted by little-ken  at 17:27 │ハンティング