2020年08月06日
ケンさんのハンティングカー歴と主要装備。
1.ハンティングカー歴。
1992~1996 パジェロ1型前期 : 1台目のハンティングカーはドノーマル仕様のパジェロでした。
パジェロを選択した理由は性能ではなく、ランクルの半額以下と言う価格にありました。本車両は10万円で 購入しました。しかしサスストロークは貧弱で走破性は低く、積雪時はタイヤチェーンを常用していました。またハンドル切れ角が少なくて方向変換時は大変でした。
この車は狩猟時の陸送時間を短縮しようと、少し前から交流のあった花巻の友人に保管を託しましたが、これは大失敗でした。ケンさんの車は車検整備費等々こちら持ちのままで、花巻猟友会の無料レンタカーになってしまい、更にその後はその友人の息子が運転免許を取り、今度は北大の寮所属の無料レンタカーになってしまいました。当初の猟場は花巻でしたから問題はなかったのですが、その頃の猟場は白糠、札幌の北大から 釧路空港までの有料回送を依頼しても応じなくなりました。そこで北大まで行って車を引き上げて来ました。


1997~2000 パジェロ1型中期 : 引揚車は近くのグライダーを牽引する事になり、2番目のパジェロは40万円で購入しました。フロントガードと電動ウインチとリヤキャリアを取り付け、30~50㎜のリフトアップ、そして特製のスパイク付ブロックタイヤを装備しました。この特性タイヤとリフトアップのお陰でタイヤチェーンとは決別、走破 能力も格段に向上、永らく使う予定でしたが、2000年末の根室で交通事故に巻き込まれ大破、失われてしまいました。その為に以前から欲しかったランクル78型プラドの中古車を80万円で購入する事にしました。
2001~2006 ランクル78型 : 78型プラドのエンジンは2400ccと3000ccの物があり性能は大違い、殆ど外観の差はありませんが、使えるのは後者だけです。フロントガードと電動ウインチを装備し、リヤキャリアは吊り上げ装置付にグレードアップ,そして特製のスパイクタイヤはそのまま移植、50~70㎜のリフトアップに加え、積載時のケツダレを補正するエアーサスを取り付けました。サスストロ-クもパジェロより遥かに大きくなり、走破性は 著しく向上、ランクル78のお陰で誰も踏み込まなくなった深雪の林道を走破し、豊猟を得る事が出来ました。
深雪からの脱出テクニックである「揺さぶり」や「揉み」と言う新しいテクニックもこの車からが生まれました。78の走破性は非常に高いのですが、デフのトルクロッドが装備していない為、駆動系の共振であるジャダーを起こし易く重負荷走行は不得意でした。初期のスクールは銃の取り扱いを各自に任せていましたが、結果と して平均出撃60日毎、期間にして2シーズン毎に車に穴が空きました。パジェロ1型も後席左ドアに穴が空き、この78も助手席ドアに穴が空き、ボンネットが被弾により大きく凹みました。この暴発の続出以来、銃の取り扱いをケンさんが決めたルールに従った単発運用に切り替えました。


2007~2014 ランクル76型 : この車には今までの経験を全て注ぎ込んだ理想のハンティングカーにしました。ベース車両は200万円でした。30~50㎜アップのサス、フロントガードとウインチは言うまでもなく、リヤキャリアは吊り上げ装置と共に移植、寒冷地仕様、FRともデフロック付、更にファイナルのギヤ比を10%落としました。
一方特性スパイクタイヤは作ってくれる所が無くなり、普通のスタッドレスとなりました。大金を掛けただけあって過去4台の中では群を抜いて高性能となり、最高のハンティングカーとなりました。
新しく決められた銃の取り扱いはその場装填の単発運用です。
撃つ直前まで装填はせず、安全装置も外さない、射撃が中止になった瞬間にボルトハンドルを上げると言う 取り扱いです。それにより捕獲率は低下したのか? 実は返って向上しました。
結果これ以後の車には穴が空かなくなりました。もっと早くこの制度を実用化すべきだったと思っています。
2012年以来は根室の走破猟を行わなくなり、その後しばらくして後述のランクル101に換えました。
根室スクールの多くの会員は2型パジェロでしたが、ケンさんの78や76にレスキューされ、全員が次に購入した車はランクル76型になり、レスキュー要請は大幅減となりました。ランクル神話に「生き残りたかったらランクルにしなさい」がありますが、4WDは何処のも大差ないのではなく、拘りのランクル76に比べますと、全ての他車は走破性能が大きく劣るのです。76はその後沖縄のR生徒に受け継がれています。
2015~2018 ランクル101型 : フロントガードとウインチ、それに吊り上げ装置付リヤキャリアの考えは変わりません。標準装備の車高調整装置により50~70mmアップし、デフはLSD付、その為にサスはノーマルのままとし、駆動力も十分でしたのでギヤ比の変更もしておりません。この車の圧倒的なメリットは非常に良い乗り心地、これが空港送迎の負担を大幅に減少してくれました。ランクル101の現在は熊本のH生徒に受け継がれています。彼は根っからのランクルファンで、BJ41を長らく愛用して来ました。


2.必要な装備と適した車種。
エゾ鹿猟は一般の車が殆んど通らない様な林道や、深雪の牧草地の周辺道路を走破しなければなりません。深雪時の林道では轍を踏み外すだけでも走行不能となってしまい、JAF等のレスキューも余り期待出来ません。電動ウインチはそう言う時の強い味方ですが、近年の車にはフロントが弱過ぎて取付けが難しくなりました。
ウインチが付けられないとなりますと、走行不能を防止する為にTRC(トラクションコントロール)装備は必需品となります。また荒れた林道では街乗りSUVでは車高が不足し、クロカンタイプである必要があります。


またもう1つ重要な事は捕獲した鹿を回収し、残滓を処理場に運ばなくてはなりません。
その為にはリヤキャリアが必需品です。リヤキャリアのベースは市販の牽引装置を使います。牽引装置は取付け費込みで15万円前後、キャリアのカゴは数万円です。吊り上げ装置には一工夫が必要です。解体は捕獲現場で行い、残滓は小さく軽く分けコンテナに入れる等すれば、吊り上げ装置なしでも何とか運べますので、リヤキャリアレスでもいけなくはありません。
つまりハンティングカーは大径タイヤを付けた、地上再抵抗の高いクロカン4ドアの4WDでTRC付、これが最低条件です。普通の車は1輪が空転すれば駆動全体が失われてしまう欠点があります。
TRCとは空転する車輪に自動的にブレーキを掛けて、他の車輪の駆動を確保するメカニズムです。
更に走破能力の高いのはジムニーやランクル70の様なFRともリジットアクスルの車です。
2車が本格派と言われるのは、リジットアクスル車にそれだけ高い走破能力があるからです。
余り好ましくないメカニズムとしましては、近年多くなりましたFFベースの4WDです。前輪がスリップすると 後輪の駆動が始まるタイプです。好ましいのはセンターデフを装備するフルタイム、又はパートタイムの直結タイプの4WDです。ウインチ取付けには強度のあるベースが必要です。フロントガードにウインチを取付ける タイプがお薦めです。ウインチは自重の2倍以上の牽引能力が必要ですが、大き過ぎると重くてフロントが 沈み込んでしまいます。ウインチは取付け費別でアメリカ製で30万円、中国製で3万円位です。
フロントガード自体も役に立つアイテムです。ケンさんはエゾ鹿猟を735日行い、その間に4度エゾ鹿と衝突し ました。元々はオーストラリアのカンガルーとの衝突を想定したアイテムですが、取付け費込みで25~30万円 です。また左側サイドミラーはフェンダーミラーの方が自車の後輪を確認出来て有利です。
吊り上げ装置は写真の場合にはバックドアのスペアタイヤホルダーに取付けられていますが、バックタイヤのあるタイプなら補強が入っていますから大丈夫ですが、普通の車には取付けが困難です。半吊り上げ状態にすればどんな大物も1人で積込み可能です。
吊り上げ装置自体は3000円のハンドウインチがベースになっておりますが、殆どが改造取付け費用です。リヤキャリアは牽引装置が取り付けられる車ならそれを利用出来ます。
3.ハンティングカーの運用と注意事項。
実はエゾ鹿猟の成果は運転手の能力次第です。良い出会いに会えるか会えないかは運転手の能力次第です。そして鹿に出会えても良いアプローチをしなければ、射撃不能或いは射撃困難となります。しばしば狩猟者の敵となる地主の土地に鹿は良く出現しますが、撃てば通報されてしまいます。そう言う事から鹿を発見した場合、まずはその場所が鹿を捕獲しても良い場所かどうかを確認しなければなりません。
更に鹿だけを見ず地形の確認をし、鹿の逃げる方向等をよく考え、ベストなアプローチ作戦を立て、矢先の 安全確認も確保しなければなりません。ガイドレスの自前猟を目指す場合はこれらが出来なくてはなりません。
エゾ鹿猟は運転手と射手の分業の方が良さそうですが、良い出会いがあっても車の停止位置によっては高難度の射撃になってしまいます。ドライバーの技量が猟果に直結するのです。ケンさんも初期にはベテランの先輩ハンターをドライバーとしてペアを組み成果を上げましたが、ある時からベテラン友人は追跡犬を導入し、ロリコンになって猟の進化が止まってしまいました。「羆撃ち」の偉大な久保俊治氏も猟犬導入後は ロリコンで猟の進化が止まってしまい、この様に猟犬に頼ると全員がダメハンターになってしまいます。
分業がダメな理由に超大物に出会った時は運転手も「迫力負け状態」に陥っている事が分かりました。また最近の鹿は駆除で利口になり日々進化、銃を向けると動き、その動く方向に対応出来る位置に車を止める事が不可欠となりました。鹿は日を追う毎に進化し利口になりますが、ロリコン先輩は進化が止まっていますので、それに対応出来なくなりました。その時からケンさんはドライバーと組むのを止めて自前単独猟となり、その結果は超大物との出会い率も、アプローチ成功率も、そして捕獲率も全てが大きく向上しました。
自前猟の分業スタイルの場合、出会い数が優秀なガイド猟に比べて激減します。その数少ないチャンスを2分するですから、本当に数少ない貴重なチャンスとなります。貴重なチャンスをドライバーの停止位置が悪く棒に振ったとあれば、射手の心にはシコリが残る事は避けられません。これが何度も続けば心のシコリは2乗複利的に大きくなり、2人の間は険悪ムードが高くなります。そんな背景から自前ペア出撃は殆どの場合が短命に終ります。ガイドレス自前猟はそんな事から自前運転をお奨めします。
昨今では何処も同様ですが、地元の戦力外駆除ハンターが、自分達の駆除の利権を守ろうと、外来ハンターを追い払おうとし、それでも居残るハンターには上げ足を取ってパクろうと狙っています。特に残滓放置や牧草地の立ち入りに目を付けています。余程注意しないと地元パトロールに撃墜されるのは時間の問題となります。更に警察も地元に同調し、独自に林道出口等でシートベルト等の指導名目で隠れて待ち構えており、多くは銃のカバーがしてないとか、銃に弾が入っていたとかの現行犯で御用になり、一巻の終わりとなります。
1992~1996 パジェロ1型前期 : 1台目のハンティングカーはドノーマル仕様のパジェロでした。
パジェロを選択した理由は性能ではなく、ランクルの半額以下と言う価格にありました。本車両は10万円で 購入しました。しかしサスストロークは貧弱で走破性は低く、積雪時はタイヤチェーンを常用していました。またハンドル切れ角が少なくて方向変換時は大変でした。
この車は狩猟時の陸送時間を短縮しようと、少し前から交流のあった花巻の友人に保管を託しましたが、これは大失敗でした。ケンさんの車は車検整備費等々こちら持ちのままで、花巻猟友会の無料レンタカーになってしまい、更にその後はその友人の息子が運転免許を取り、今度は北大の寮所属の無料レンタカーになってしまいました。当初の猟場は花巻でしたから問題はなかったのですが、その頃の猟場は白糠、札幌の北大から 釧路空港までの有料回送を依頼しても応じなくなりました。そこで北大まで行って車を引き上げて来ました。
1997~2000 パジェロ1型中期 : 引揚車は近くのグライダーを牽引する事になり、2番目のパジェロは40万円で購入しました。フロントガードと電動ウインチとリヤキャリアを取り付け、30~50㎜のリフトアップ、そして特製のスパイク付ブロックタイヤを装備しました。この特性タイヤとリフトアップのお陰でタイヤチェーンとは決別、走破 能力も格段に向上、永らく使う予定でしたが、2000年末の根室で交通事故に巻き込まれ大破、失われてしまいました。その為に以前から欲しかったランクル78型プラドの中古車を80万円で購入する事にしました。
2001~2006 ランクル78型 : 78型プラドのエンジンは2400ccと3000ccの物があり性能は大違い、殆ど外観の差はありませんが、使えるのは後者だけです。フロントガードと電動ウインチを装備し、リヤキャリアは吊り上げ装置付にグレードアップ,そして特製のスパイクタイヤはそのまま移植、50~70㎜のリフトアップに加え、積載時のケツダレを補正するエアーサスを取り付けました。サスストロ-クもパジェロより遥かに大きくなり、走破性は 著しく向上、ランクル78のお陰で誰も踏み込まなくなった深雪の林道を走破し、豊猟を得る事が出来ました。
深雪からの脱出テクニックである「揺さぶり」や「揉み」と言う新しいテクニックもこの車からが生まれました。78の走破性は非常に高いのですが、デフのトルクロッドが装備していない為、駆動系の共振であるジャダーを起こし易く重負荷走行は不得意でした。初期のスクールは銃の取り扱いを各自に任せていましたが、結果と して平均出撃60日毎、期間にして2シーズン毎に車に穴が空きました。パジェロ1型も後席左ドアに穴が空き、この78も助手席ドアに穴が空き、ボンネットが被弾により大きく凹みました。この暴発の続出以来、銃の取り扱いをケンさんが決めたルールに従った単発運用に切り替えました。

2007~2014 ランクル76型 : この車には今までの経験を全て注ぎ込んだ理想のハンティングカーにしました。ベース車両は200万円でした。30~50㎜アップのサス、フロントガードとウインチは言うまでもなく、リヤキャリアは吊り上げ装置と共に移植、寒冷地仕様、FRともデフロック付、更にファイナルのギヤ比を10%落としました。
一方特性スパイクタイヤは作ってくれる所が無くなり、普通のスタッドレスとなりました。大金を掛けただけあって過去4台の中では群を抜いて高性能となり、最高のハンティングカーとなりました。
新しく決められた銃の取り扱いはその場装填の単発運用です。
撃つ直前まで装填はせず、安全装置も外さない、射撃が中止になった瞬間にボルトハンドルを上げると言う 取り扱いです。それにより捕獲率は低下したのか? 実は返って向上しました。
結果これ以後の車には穴が空かなくなりました。もっと早くこの制度を実用化すべきだったと思っています。
2012年以来は根室の走破猟を行わなくなり、その後しばらくして後述のランクル101に換えました。
根室スクールの多くの会員は2型パジェロでしたが、ケンさんの78や76にレスキューされ、全員が次に購入した車はランクル76型になり、レスキュー要請は大幅減となりました。ランクル神話に「生き残りたかったらランクルにしなさい」がありますが、4WDは何処のも大差ないのではなく、拘りのランクル76に比べますと、全ての他車は走破性能が大きく劣るのです。76はその後沖縄のR生徒に受け継がれています。
2015~2018 ランクル101型 : フロントガードとウインチ、それに吊り上げ装置付リヤキャリアの考えは変わりません。標準装備の車高調整装置により50~70mmアップし、デフはLSD付、その為にサスはノーマルのままとし、駆動力も十分でしたのでギヤ比の変更もしておりません。この車の圧倒的なメリットは非常に良い乗り心地、これが空港送迎の負担を大幅に減少してくれました。ランクル101の現在は熊本のH生徒に受け継がれています。彼は根っからのランクルファンで、BJ41を長らく愛用して来ました。
2.必要な装備と適した車種。
エゾ鹿猟は一般の車が殆んど通らない様な林道や、深雪の牧草地の周辺道路を走破しなければなりません。深雪時の林道では轍を踏み外すだけでも走行不能となってしまい、JAF等のレスキューも余り期待出来ません。電動ウインチはそう言う時の強い味方ですが、近年の車にはフロントが弱過ぎて取付けが難しくなりました。
ウインチが付けられないとなりますと、走行不能を防止する為にTRC(トラクションコントロール)装備は必需品となります。また荒れた林道では街乗りSUVでは車高が不足し、クロカンタイプである必要があります。

またもう1つ重要な事は捕獲した鹿を回収し、残滓を処理場に運ばなくてはなりません。
その為にはリヤキャリアが必需品です。リヤキャリアのベースは市販の牽引装置を使います。牽引装置は取付け費込みで15万円前後、キャリアのカゴは数万円です。吊り上げ装置には一工夫が必要です。解体は捕獲現場で行い、残滓は小さく軽く分けコンテナに入れる等すれば、吊り上げ装置なしでも何とか運べますので、リヤキャリアレスでもいけなくはありません。
つまりハンティングカーは大径タイヤを付けた、地上再抵抗の高いクロカン4ドアの4WDでTRC付、これが最低条件です。普通の車は1輪が空転すれば駆動全体が失われてしまう欠点があります。
TRCとは空転する車輪に自動的にブレーキを掛けて、他の車輪の駆動を確保するメカニズムです。
更に走破能力の高いのはジムニーやランクル70の様なFRともリジットアクスルの車です。
2車が本格派と言われるのは、リジットアクスル車にそれだけ高い走破能力があるからです。
余り好ましくないメカニズムとしましては、近年多くなりましたFFベースの4WDです。前輪がスリップすると 後輪の駆動が始まるタイプです。好ましいのはセンターデフを装備するフルタイム、又はパートタイムの直結タイプの4WDです。ウインチ取付けには強度のあるベースが必要です。フロントガードにウインチを取付ける タイプがお薦めです。ウインチは自重の2倍以上の牽引能力が必要ですが、大き過ぎると重くてフロントが 沈み込んでしまいます。ウインチは取付け費別でアメリカ製で30万円、中国製で3万円位です。
フロントガード自体も役に立つアイテムです。ケンさんはエゾ鹿猟を735日行い、その間に4度エゾ鹿と衝突し ました。元々はオーストラリアのカンガルーとの衝突を想定したアイテムですが、取付け費込みで25~30万円 です。また左側サイドミラーはフェンダーミラーの方が自車の後輪を確認出来て有利です。
吊り上げ装置は写真の場合にはバックドアのスペアタイヤホルダーに取付けられていますが、バックタイヤのあるタイプなら補強が入っていますから大丈夫ですが、普通の車には取付けが困難です。半吊り上げ状態にすればどんな大物も1人で積込み可能です。
吊り上げ装置自体は3000円のハンドウインチがベースになっておりますが、殆どが改造取付け費用です。リヤキャリアは牽引装置が取り付けられる車ならそれを利用出来ます。
3.ハンティングカーの運用と注意事項。
実はエゾ鹿猟の成果は運転手の能力次第です。良い出会いに会えるか会えないかは運転手の能力次第です。そして鹿に出会えても良いアプローチをしなければ、射撃不能或いは射撃困難となります。しばしば狩猟者の敵となる地主の土地に鹿は良く出現しますが、撃てば通報されてしまいます。そう言う事から鹿を発見した場合、まずはその場所が鹿を捕獲しても良い場所かどうかを確認しなければなりません。
更に鹿だけを見ず地形の確認をし、鹿の逃げる方向等をよく考え、ベストなアプローチ作戦を立て、矢先の 安全確認も確保しなければなりません。ガイドレスの自前猟を目指す場合はこれらが出来なくてはなりません。
エゾ鹿猟は運転手と射手の分業の方が良さそうですが、良い出会いがあっても車の停止位置によっては高難度の射撃になってしまいます。ドライバーの技量が猟果に直結するのです。ケンさんも初期にはベテランの先輩ハンターをドライバーとしてペアを組み成果を上げましたが、ある時からベテラン友人は追跡犬を導入し、ロリコンになって猟の進化が止まってしまいました。「羆撃ち」の偉大な久保俊治氏も猟犬導入後は ロリコンで猟の進化が止まってしまい、この様に猟犬に頼ると全員がダメハンターになってしまいます。
分業がダメな理由に超大物に出会った時は運転手も「迫力負け状態」に陥っている事が分かりました。また最近の鹿は駆除で利口になり日々進化、銃を向けると動き、その動く方向に対応出来る位置に車を止める事が不可欠となりました。鹿は日を追う毎に進化し利口になりますが、ロリコン先輩は進化が止まっていますので、それに対応出来なくなりました。その時からケンさんはドライバーと組むのを止めて自前単独猟となり、その結果は超大物との出会い率も、アプローチ成功率も、そして捕獲率も全てが大きく向上しました。
自前猟の分業スタイルの場合、出会い数が優秀なガイド猟に比べて激減します。その数少ないチャンスを2分するですから、本当に数少ない貴重なチャンスとなります。貴重なチャンスをドライバーの停止位置が悪く棒に振ったとあれば、射手の心にはシコリが残る事は避けられません。これが何度も続けば心のシコリは2乗複利的に大きくなり、2人の間は険悪ムードが高くなります。そんな背景から自前ペア出撃は殆どの場合が短命に終ります。ガイドレス自前猟はそんな事から自前運転をお奨めします。
昨今では何処も同様ですが、地元の戦力外駆除ハンターが、自分達の駆除の利権を守ろうと、外来ハンターを追い払おうとし、それでも居残るハンターには上げ足を取ってパクろうと狙っています。特に残滓放置や牧草地の立ち入りに目を付けています。余程注意しないと地元パトロールに撃墜されるのは時間の問題となります。更に警察も地元に同調し、独自に林道出口等でシートベルト等の指導名目で隠れて待ち構えており、多くは銃のカバーがしてないとか、銃に弾が入っていたとかの現行犯で御用になり、一巻の終わりとなります。
エゾ鹿ボウハンティングの可能性。その3:ボウハンティングは高効率。
エゾ鹿のボウハンティング。その2:アメリカの現状と射程距離の変化。
エゾ鹿ボウハンティングの可能性。その1:ハーフライフル。
皆さんに伝えたい事。その14と15:ライフルと散弾の特殊効果。
皆さんに伝えたい事。その12と13:エゾ鹿の習性、ナンバーランキングのオス。
皆さんに伝えたい事。その11,難しいエゾ鹿猟。
エゾ鹿のボウハンティング。その2:アメリカの現状と射程距離の変化。
エゾ鹿ボウハンティングの可能性。その1:ハーフライフル。
皆さんに伝えたい事。その14と15:ライフルと散弾の特殊効果。
皆さんに伝えたい事。その12と13:エゾ鹿の習性、ナンバーランキングのオス。
皆さんに伝えたい事。その11,難しいエゾ鹿猟。
Posted by little-ken
at 09:54
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