2023年10月23日
スコープ銃と狩猟大全集、その2:新スナップショット&新しい銃の取り扱い方法。
4.新スナップショット。
チークピースを調整した銃は新しいスナップショットと組併せると1段と有効です。従来の銃の構え方は大きな反動を安全に受ける為、正しい位置(非常に狭い)の肩付けから始まりました。
しかし銃が命中するかどうかは、銃が正しく目標に向いているかどうかだけであり、肩着けは2の次と言うのが新スナップショットの考え方です。
発砲の決断と共に、体は最終発砲時の姿勢に移行します。ショットガンの場合は同時に銃を眼の 高さで、目標を指差す様に指向します。ストックが正しく調整されていれば、ホッペをかすめて肩に真直ぐ引き寄せれば、自動的に肩の正しい位置にストックが着きます。
スナップショット:https://littleken.militaryblog.jp/e1128181.html 11項参照。
銃は目標に正しく向けられた事が確認出来れば、発砲は銃が肩に着くのを待つ必要はありません。従って西部劇並早撃ち級ながら、銃は正しく照準されていますから、撃てば必ず命中します。
肩に銃が着くまで待つ必要にない考え方は、ライフルの場合も使えます。
銃の指向は銃身延長でもスコープ延長でも構いませんが、正しく目標を指向し、ホッペをかすめ真直ぐ引き寄せれば、必然的に肩の正しい位置にストックが着きます。
更にそのつもりがあれば、その少し前から不完全ながらスコープを通して目標の急所が目に入って来ます。これで命中条件は完全に揃いましたから、肩にストックが着く前に撃っても必ず命中します。
これは目標が止まっていても走っていても、やる事は同じです。
走っている特は、最終発砲状態に移行した体全体が目標を持続追尾します。
指向する銃も追尾を続けながらホッペをかすめて肩に引き寄せます。
目標が低速且つ近距離であればリード無視でも、少し未来位置寄りにスナップショットをすれば、捕獲は十分に可能です。
そして肩に着く直前から、スイングを加速し、目標を追越す時に引き金を引けば、リード自動調整のスナップスイングランニング射撃となり、これは非常によく当たります。
つまりストックを調整したスコープ専用銃は、スナップショットが可能となるだけではなく、ランニングショットも可能となったと言うより、多少熟練すれば、両射撃は得意項目と言える程になります。
5.新射撃法の場合、前提条件はストック調整はチークピースのみ。
旧射法のストックの調整はチークピースの高さ、ストックの長さ、等々多岐に渡りますが、新射撃法ではチークピースの高さのみで、他項目はアバウトで構いません。スコープ専用銃の場合は調整不要な場合もありますが、スコープ後付け銃の場合は必ずチークピースの調整が必要です。
上写真はかつて愛銃だったH&Kオートです。ドイツ製はこの時代でもオープンサイトが残り、着脱スコープでした。スコープを付けるとチークピースが合わず、チークピースをポリパテで作り、これに皮を張り、黒エナメルを塗装し自作しました。材料は全てホームセンターで入手出来ます。
このチークピースのお陰でスイング射撃(ランニング射撃)の基礎が出来ました。
実用性能は射程50m、1頭捕獲に必要な弾は5発強でした。薬室に1発入れてから5発マガジンをフルにして6連発、これで何とか1頭を捕獲、最高捕獲は10発で3頭でした。
従来は走られれば手の下し様がなかったのですから、成功の意義は非常に大きく、2002年頃はこれでランニング射撃を極めたつもりになっていましたが、それはまだ井戸の中の蛙でした。
H&Kオートによるランニング射撃は実用射程僅か50m、しかも急所ヒットさせられる能力はなく、1頭捕獲には5発強を要し、結果的に捕獲は3発被弾撃墜のショットガン効果でした。
2006年、300m遠射を達成する為に銃をサコーボルトに換えました。勿論スコープ専用銃です。300mは初回から当り前の様に決まりました。ランニング射撃性能はオートに比べ大幅に低下すると思っていましたが、初年度運用直後から驚きの結果でした。
何と実用射程は即座に4倍の200mまで向上、長射程にも拘らず、1頭捕獲は半分の2.7発となり、2か月後には更に半分の1.4発まで減少、150mを走る鹿の70%が初弾急所ヒットの即倒でした。
5日間に3度の5発5中を記録、今度こそ本物のランニング射撃を極めたと言える射撃内容でした。
尚、サコー75バーミンター改は銃身5㎝、ストック2㎝をカット、ストック全体を軽量化する為と、手の形状に合わせる小改造しましたが、サコーのチークピースは出来が良く、無調整でした。
75バーミンターはフルート付銃身、トリガーはセットトリガーナシのノーマル型を選択しました。
サコーのジャムは皆無、ボルトのミドルポジションも出来が良く、安全装置を掛けた状態で脱砲出来る点が気に入りました。
当初はマガジンチェンジをして撃ちまくりましたが、やがて5発あれば 連射で3~5頭の捕獲が可能となった為、6発装填もマガジンチェンジも不要になりました。
新スナップショットは装填と安全解除も並行動作で出来る為、それを入れても時間は増えず、咄嗟の場合も未装填から十分対処可能、これでヒグマの返り討ち事故は激減出来ると思っています。
6.新しい銃の取り扱い方法。
ケンさんの初期スクールでは銃の取り扱いを各自に任せていた為、暴発事故が1~2年毎に起りました。どうしても装填や安全解除が早目となり、撃つと次弾を無条件装填、その時は安全解除されており、何時も一触即発でした。それでマガジン使用を禁止、完全単発運用に切り替えました。
勿論事前装填も事前安全解除も禁止しました。銃にはカバー、ボルトオープンで安全装置オン、右手に弾を1発持つ、これが標準待機状態です。
獲物を見付けてからマガジンに弾を入れ、「撃ちます」の申告、ガイド了解で装填しながら&安全解除しながらのスナップショットで撃ちます。
別の行動に移る時は、何時も「脱砲ヨシ」「安全ヨシ」を申告、ガイド了解で行動を起こします。
そんな悠長な事をしていては、獲れる鹿も獲れなくなりそうですが、実際はその反対でした。
生徒の銃の取り扱いが格段に上手くなり、返って捕獲数が増えました。勿論暴発は皆無となりました。また実際は動的連射で複数捕獲を目指す場合を除き、実猟にマガジンは不要と言えました。
スコープ後付銃はスナップショットもランニングショットが対応不可能ですが、スコープ専用銃は新射撃方法を使えば、それらが得意項目と言える様になりました。
スナップショットで銃が素早く構えられる事でマイナス項目は1つもなく、全ての射撃方法で大きなメリットが得られました。しかしランニングショットには引き止まりのないスイングが絶対条件となります。
フリンチング未対策者のランニング射撃は残念ながら、ダメ元射撃のマグレも期待出来ません。
安全であれば、チャレンジは構いませんが、撃てば弾が勿体ないだけ、撃たない方が無難です。
ランニング射撃こそ、自動銃の独断場であると、若きケンさんは思い1998年にH&Kオートを購入しました。
H&Kオートは150mでワンホール射撃が可能であり、これぞ究極の銃かと見えましたが、実際は違いました。本当の究極の銃は後述の様にボルトアクションのスコープ専用銃でした。
ボルト銃の安全性は圧倒的に高いのですが、スナップショットの速さはどちらの銃も同じでした。
ランニング射撃の連射はオートに比べ、ボルト銃の再肩付け射撃は、比較にならない程遅くなると覚悟していたのですが、実際はオートよりもボルトの方が少し速い連射が可能でした。
撃てば反動でスコープの映像は消えてしまい、連射する為にはスコープで目標を捉え直さなくてはなりません。
これにはかなりの時間を要しますが、ボルト銃の再肩付けスナップスイング射撃は肩 から銃を降ろしている間も体は目標を追尾中ですから、スイング指向追尾中の銃をホッペに当てるだけ、肩に銃が着くまで待つ必要もなく、西部劇並早撃ち連射が可能でした。
従来は肩に銃を着けて構える事は、相当な時間を要すると考えられており、従って肩付けのまま連射出来るオートが、ランニング射撃には1番適していると思われていましたが、実際は再肩着けのボルト銃のスナップスイングの方が速く、これは常識を覆す出来事でした。
更に、ボルト銃の照準は安定しており、遥か長射程の4倍が可能であり、僅か2ケ月後には且つ長射程にも拘らず4倍の高命中率、合計16倍の圧勝パフォーマンスでした。
ケンさんは凄い射撃法を新発見し、且つ自らがそのハイパフォーマンスを立証してしまいました。
高命中率の理由は、自動銃では見失った目標を早く捉え直そうと、そこに焦りが生まれますが、再肩付けスナップスイング射撃では見失っておらず焦りを生じません。
更に自動銃の捉え直した映像はブレていますが、ボルト銃のスイング安定継続中の銃はブレず、これが高命中率の原因と思われます。
チークピースを調整した銃は新しいスナップショットと組併せると1段と有効です。従来の銃の構え方は大きな反動を安全に受ける為、正しい位置(非常に狭い)の肩付けから始まりました。
しかし銃が命中するかどうかは、銃が正しく目標に向いているかどうかだけであり、肩着けは2の次と言うのが新スナップショットの考え方です。
発砲の決断と共に、体は最終発砲時の姿勢に移行します。ショットガンの場合は同時に銃を眼の 高さで、目標を指差す様に指向します。ストックが正しく調整されていれば、ホッペをかすめて肩に真直ぐ引き寄せれば、自動的に肩の正しい位置にストックが着きます。
スナップショット:https://littleken.militaryblog.jp/e1128181.html 11項参照。
銃は目標に正しく向けられた事が確認出来れば、発砲は銃が肩に着くのを待つ必要はありません。従って西部劇並早撃ち級ながら、銃は正しく照準されていますから、撃てば必ず命中します。
肩に銃が着くまで待つ必要にない考え方は、ライフルの場合も使えます。
銃の指向は銃身延長でもスコープ延長でも構いませんが、正しく目標を指向し、ホッペをかすめ真直ぐ引き寄せれば、必然的に肩の正しい位置にストックが着きます。
更にそのつもりがあれば、その少し前から不完全ながらスコープを通して目標の急所が目に入って来ます。これで命中条件は完全に揃いましたから、肩にストックが着く前に撃っても必ず命中します。
これは目標が止まっていても走っていても、やる事は同じです。
走っている特は、最終発砲状態に移行した体全体が目標を持続追尾します。
指向する銃も追尾を続けながらホッペをかすめて肩に引き寄せます。
目標が低速且つ近距離であればリード無視でも、少し未来位置寄りにスナップショットをすれば、捕獲は十分に可能です。
そして肩に着く直前から、スイングを加速し、目標を追越す時に引き金を引けば、リード自動調整のスナップスイングランニング射撃となり、これは非常によく当たります。
つまりストックを調整したスコープ専用銃は、スナップショットが可能となるだけではなく、ランニングショットも可能となったと言うより、多少熟練すれば、両射撃は得意項目と言える程になります。
5.新射撃法の場合、前提条件はストック調整はチークピースのみ。
旧射法のストックの調整はチークピースの高さ、ストックの長さ、等々多岐に渡りますが、新射撃法ではチークピースの高さのみで、他項目はアバウトで構いません。スコープ専用銃の場合は調整不要な場合もありますが、スコープ後付け銃の場合は必ずチークピースの調整が必要です。

上写真はかつて愛銃だったH&Kオートです。ドイツ製はこの時代でもオープンサイトが残り、着脱スコープでした。スコープを付けるとチークピースが合わず、チークピースをポリパテで作り、これに皮を張り、黒エナメルを塗装し自作しました。材料は全てホームセンターで入手出来ます。
このチークピースのお陰でスイング射撃(ランニング射撃)の基礎が出来ました。
実用性能は射程50m、1頭捕獲に必要な弾は5発強でした。薬室に1発入れてから5発マガジンをフルにして6連発、これで何とか1頭を捕獲、最高捕獲は10発で3頭でした。
従来は走られれば手の下し様がなかったのですから、成功の意義は非常に大きく、2002年頃はこれでランニング射撃を極めたつもりになっていましたが、それはまだ井戸の中の蛙でした。
H&Kオートによるランニング射撃は実用射程僅か50m、しかも急所ヒットさせられる能力はなく、1頭捕獲には5発強を要し、結果的に捕獲は3発被弾撃墜のショットガン効果でした。
2006年、300m遠射を達成する為に銃をサコーボルトに換えました。勿論スコープ専用銃です。300mは初回から当り前の様に決まりました。ランニング射撃性能はオートに比べ大幅に低下すると思っていましたが、初年度運用直後から驚きの結果でした。
何と実用射程は即座に4倍の200mまで向上、長射程にも拘らず、1頭捕獲は半分の2.7発となり、2か月後には更に半分の1.4発まで減少、150mを走る鹿の70%が初弾急所ヒットの即倒でした。
5日間に3度の5発5中を記録、今度こそ本物のランニング射撃を極めたと言える射撃内容でした。
尚、サコー75バーミンター改は銃身5㎝、ストック2㎝をカット、ストック全体を軽量化する為と、手の形状に合わせる小改造しましたが、サコーのチークピースは出来が良く、無調整でした。
75バーミンターはフルート付銃身、トリガーはセットトリガーナシのノーマル型を選択しました。
サコーのジャムは皆無、ボルトのミドルポジションも出来が良く、安全装置を掛けた状態で脱砲出来る点が気に入りました。
当初はマガジンチェンジをして撃ちまくりましたが、やがて5発あれば 連射で3~5頭の捕獲が可能となった為、6発装填もマガジンチェンジも不要になりました。
新スナップショットは装填と安全解除も並行動作で出来る為、それを入れても時間は増えず、咄嗟の場合も未装填から十分対処可能、これでヒグマの返り討ち事故は激減出来ると思っています。
6.新しい銃の取り扱い方法。
ケンさんの初期スクールでは銃の取り扱いを各自に任せていた為、暴発事故が1~2年毎に起りました。どうしても装填や安全解除が早目となり、撃つと次弾を無条件装填、その時は安全解除されており、何時も一触即発でした。それでマガジン使用を禁止、完全単発運用に切り替えました。
勿論事前装填も事前安全解除も禁止しました。銃にはカバー、ボルトオープンで安全装置オン、右手に弾を1発持つ、これが標準待機状態です。
獲物を見付けてからマガジンに弾を入れ、「撃ちます」の申告、ガイド了解で装填しながら&安全解除しながらのスナップショットで撃ちます。
別の行動に移る時は、何時も「脱砲ヨシ」「安全ヨシ」を申告、ガイド了解で行動を起こします。
そんな悠長な事をしていては、獲れる鹿も獲れなくなりそうですが、実際はその反対でした。
生徒の銃の取り扱いが格段に上手くなり、返って捕獲数が増えました。勿論暴発は皆無となりました。また実際は動的連射で複数捕獲を目指す場合を除き、実猟にマガジンは不要と言えました。
スコープ後付銃はスナップショットもランニングショットが対応不可能ですが、スコープ専用銃は新射撃方法を使えば、それらが得意項目と言える様になりました。
スナップショットで銃が素早く構えられる事でマイナス項目は1つもなく、全ての射撃方法で大きなメリットが得られました。しかしランニングショットには引き止まりのないスイングが絶対条件となります。
フリンチング未対策者のランニング射撃は残念ながら、ダメ元射撃のマグレも期待出来ません。
安全であれば、チャレンジは構いませんが、撃てば弾が勿体ないだけ、撃たない方が無難です。
ランニング射撃こそ、自動銃の独断場であると、若きケンさんは思い1998年にH&Kオートを購入しました。
H&Kオートは150mでワンホール射撃が可能であり、これぞ究極の銃かと見えましたが、実際は違いました。本当の究極の銃は後述の様にボルトアクションのスコープ専用銃でした。
ボルト銃の安全性は圧倒的に高いのですが、スナップショットの速さはどちらの銃も同じでした。
ランニング射撃の連射はオートに比べ、ボルト銃の再肩付け射撃は、比較にならない程遅くなると覚悟していたのですが、実際はオートよりもボルトの方が少し速い連射が可能でした。
撃てば反動でスコープの映像は消えてしまい、連射する為にはスコープで目標を捉え直さなくてはなりません。
これにはかなりの時間を要しますが、ボルト銃の再肩付けスナップスイング射撃は肩 から銃を降ろしている間も体は目標を追尾中ですから、スイング指向追尾中の銃をホッペに当てるだけ、肩に銃が着くまで待つ必要もなく、西部劇並早撃ち連射が可能でした。
従来は肩に銃を着けて構える事は、相当な時間を要すると考えられており、従って肩付けのまま連射出来るオートが、ランニング射撃には1番適していると思われていましたが、実際は再肩着けのボルト銃のスナップスイングの方が速く、これは常識を覆す出来事でした。
更に、ボルト銃の照準は安定しており、遥か長射程の4倍が可能であり、僅か2ケ月後には且つ長射程にも拘らず4倍の高命中率、合計16倍の圧勝パフォーマンスでした。
ケンさんは凄い射撃法を新発見し、且つ自らがそのハイパフォーマンスを立証してしまいました。
高命中率の理由は、自動銃では見失った目標を早く捉え直そうと、そこに焦りが生まれますが、再肩付けスナップスイング射撃では見失っておらず焦りを生じません。
更に自動銃の捉え直した映像はブレていますが、ボルト銃のスイング安定継続中の銃はブレず、これが高命中率の原因と思われます。
Posted by little-ken
at 15:11