2024年05月12日
50年間で分かった事、その7:全依託射撃で300mは外れない、肉眼で見えるのは0.4秒古い映像だった
26.全依託射撃が出来れば300mは外れない。
27.ワンホールが出来ると150mアバウト早撃ちが出来る。
28.肉眼で見える「映像」は0.4秒程古い「虚像」であり、「実体は別の所」にあった。
30.リード自動調整の「スイングショット」は、散弾銃もライフル銃にも共通だった。
31.散弾銃の引き止まり、ライフルの照準ブレ、原因は全て「フリンチング」だった。
全依託射撃に依る300m遠射:紋別地区では殆ど無かった300mもここ根室では珍しくありません。全依託射撃をマスターしますと300mは外す気がしなくなります。

写真はベンチレスト射撃ですが考え方は同じです。先台は写真では照準アジャスト付のベンチレスト用ですが、実戦では単なる委託物の上に銃を載せます。
写真では体はテーブルで安定させ、パッドプレートもサンドバッグに載せていますが、実戦では下記の車のボンネット射撃が有効です。

体は車両サイドの寄り掛かって安定させ、パッドプレートは肩から少し浮かせた状態で、空いている左手の拳の上に載せます。そしてこの握り拳の握り具合や傾き具合で照準の微調整を行います。
これでブレは概ねゼロに納まりますから、銃が動かない様にガク引きに注意し、引き金をそっと引けば必ず命中します。
ケンさんは先台にハードスポンジを使っていました。
銃は150mゼロインのままですが、射撃時に銃が跳ね、着弾は上にズレますので、落差補正はチョイ上で済み、300mは概ね100%即倒でした。
射撃は不安要素があると命中率の低下ではなく、命中しなくなってしまいます。
遠射で最も不安なのは、落差補正です。自信が持てない場合は命中しません。
通常の半委託射撃ではブレのタイミング合わせも微妙絶妙で、これも自信が持てません。
だから命中する筈がありません。
100%即倒のナミビアポイントは前足軸線上の背骨との交点ですが、鹿は真横から撃つ場合が圧倒的に多く、前足軸線上の何処を撃っても前足が両方骨折して、その場に倒れ動けなくなります。
従って全依託射撃で照準ブレがゼロなら、300mから両前足を骨折させる事は難しくはありません。
左右ズレだけ注意して、発砲すれば落差補正不要、ケンさんは300m時の愛銃の落差を知りませんが、300m遠射には自信を持っています。
このボンネット射撃の安定性は凄まじく、初弾命中ではありませんが、540mのボス争いの鹿を2発連続で即倒即死させました。
308安売り弾は精度的に十分優秀です。
バーンズ150gr銅弾頭は超大物エゾ鹿を540mで即倒させるパワーを持っており、サコ―75バーミンターと共にこれらは十分信頼出来るアイテムです。
ヨイ加減の150mアバウト早撃ち:近年の大物鹿は狩猟慣れして来た為、銃を向けると5秒前後で動く鹿が増えて来ました。
U生徒が2017年に怪物88㎝を捕獲成功しましたが、この鹿は1週間前のK生徒の前にも出ました。しかしK生徒は5秒で撃てなかったので走られ、一生に1度のチャンスを逃しましたが、U生徒は3秒で撃ちましたので捕獲出来ました。
普通のハンターは照準に10秒を要し鹿はこれを学習、5秒で動く事によって生き永らえて来たのです。
振り返って見れば捕獲した超大物33頭の30%前後は「150mアバウト早撃ち」でも走りました。
これを「ランニング射撃」又は立ち止まって振り返る場所を予測した、「待ってたホイ射撃」で捕獲しました
鹿は直径15㎝のナミビアポイントを撃ち抜けば即倒します。
15㎝のど真ん中である必要は無く、急所にヒットすれば良いのです。
通常の150m能力を持たない人には5秒以内に150mの15㎝にヒットさせる事は絶望的であり、5秒を守ればそれはヨイ加減ではなく、イイ加減な射撃となります。
しかしワンホールが狙える人であれば、その射撃は「ヨイ加減の射撃となり、急所に命中します。」
肉眼で見えるのは少し古い虚像であり、実体を伴わない:幼児にボールを投げると通過後に捕ろうとします。これが学習前の自然な姿です。
光の速さは時間を無視出来る程の速さなのですが、人間の網膜が反応し、脳がこれを理解するには少し時間が必要です。
脳が理解したのは0.4秒程 古い虚像であり、実体はもっと先にあり、これは眼で見る事は出来ません。同様に脳が補球せよと指令を出しても、手が動くにも少し時間が必要です。
人間には学習能力があり、捕球動作を実体のある、見えていない空間に向けて行わせます。
するとボールは調度その頃、手の中に飛び込んで来て捕球されるのです。
従って飛ぶ鳥を撃墜する事も、走る鹿を即倒させる事も同様に、人間の反応遅れ分に加え、弾の飛行時間中に目標が進む 距離の補正を加えた、未来位置に向け弾を発射、そこに鹿が飛び込んで来るのです。
これら全てを時間で表現しますと約1秒強と言う数字になります。
最も分かり易い事例で鹿がゆっくり歩いている場面を想定します。
鹿の速度を3.6㎞/hとすれば秒速で調度1mになります。
距離80mの弾の飛行時間は0.1秒、鹿はその間に10㎝進みます。
ならばリードを無視しても十分命中する筈ですが、弾着はケツの後方になります。全ての時間遅れが1秒強ですから、急所の後方1.1m前後に着弾するのです。
従って僅かでも標的が動いていたら、通常射撃では絶対に命中させられないのです。
ライフル銃の射撃は静止限定です。
静止時に限り、肉眼で見える「虚像」と見えていない「実体」は 偶然同じ位置となり、目視照準が可能となります。
ライフル銃は「欠陥射撃しか出来ない銃」なのです。この時に急所を狙ったまま銃のスイングを追尾継続させたまま発砲すれば、相対的遅れは無くなり、弾は急所の後方10㎝ずれで着弾します。
従って急所ヒットには10㎝前を狙ってスイングをキープしたまま撃てば急所に命中します。
これが「リード射撃」です。
見ながら撃てる事は大きなメリットなのですが、リードは毎回変わり、その調整幅も非常に広範囲となります。
また獲物を追尾していますと、周りの景色は理解されず、何時しか危険領域に入った事を認識出来ず重大な事故を起こし、実戦には使えません。
散弾銃もライフル銃も共通で、上手く使える方法があります。
一定リズムで虚像を追い掛け、それを追越す時に引き金を引く、「スイング射法」です。
勿論スイングを止めないまま撃つのが絶対条件です。
追い越す時に引き金を引いても実際に弾が出るのはもう少し後になり、この時のオーバースイング分がリードになります。
オーバースイングは上手い事に目標の速度に比例し距離にも比例しますので、リードは自動設定になります。
元々はショットガン射撃の考え方でしたが、やって見ますとライフル銃でもバッチリ使えました。
ショットガンでは反動を押さえ込んだ自動銃の連射に「スイング射撃」を組込めましたが、ライフル銃では銃だけに撃たせる必要があり、ライフルの自動銃には甚だ不向きな組合せとなりました。
換わって非常に上手く撃てたのはボルトアクション銃の「再肩付けスナップスイング射撃」でした。
自動銃は反動で「1度消えた目標の再補足には予想外に長い時間を要し」、この間に「焦りの心」が発生し、連射は遅く且つ低命中率でした。
一方再肩付け射撃は予想外に短時間で完了、目標を見失っておらず高命中率となりました。150m静止射撃よりも150mランニング射撃の方がスイング中の銃は安定しイージーと言えました。
5発5中も時々達成、70%が急所直撃でしたから、よく当たる「得意項目」と言えました。
空中空き缶撃ちは静止標的だった:自称飛び道具研究家のケンさんは実技を重要視しました。
スリングショット(パチンコ)もアーチェリーも30m先の空き缶を外さず、ピストルでも同様でした。
拳銃型(ベレッタ93R)エアーソフトガンでも20mの上に投げた空き缶を外しませんでした。
その空き缶ですが、空中に投げた空き缶は動的の様に見えますが、実は空中の静止標的でした。
投げた空き缶はボールの遠投の様に遠くに投げるのではなく、概ね真上に放り投げた場合に限定されます。
こうなりますと上死点を予測し、そこにタイミングを合わせたスナップショットに依る静止射撃に換わります。
アーチェリーは矢が高額なのでやった事はありませんが、パチンコと拳銃型エアーソフトガンは楽勝でした。ハワイに行った時、同型の実銃ベレッタ92型では空中空き缶撃ちに成功しました。
5年越し50mで9.5㎝
実銃の空気銃(兵林館)では30m先の2㎝のスズメの頭を外しませんが、20番スラグでは当初50mで30㎝の的紙から外れました。
5年が過ぎ黒点110㎜の的で95㎜が出せました。
当初はライフリングが無い為と思っていましたが、初ライフルも精度は変わらず、ライフリングの有無が原因でない事が判明しました。結局は次項のフリンチングが原因でした。
反動によるフリンチング:ワンホ―ルも遠射も市販銃にはその性能があるのですが、射手がそれを阻害していました。
同様に散弾銃も銃にはその性能がありますが、銃には反動があり、射手はこの反動を上手く受け様と、発砲直前の体にチカラが入り、その結果ライフル銃では照準がズレ、散弾銃では動的射撃に非常に重要なスイングが止まってしまいました。
実射からフリンチングは乗り越えられなかった:フリンチングは銃の反動を上手く受け様とする生体反応ですから、反動を伴う実射からは乗り越えられません。
反動が非常に少ない空気銃や22LRと反動の大きな12番や308では大きな違いがありました。
引止まり射撃を実感したのはキジバトの遠射をした時でした。
その頃のケンさんのショットガンは一般的な「近距離&低速」限定でした。
遠射と高速にはカスリもしなかったのですが、思い切ってリードを4倍以上取った所、当たりました。「あれ程までに」前だったとは驚きました。
以来引止まりを無くす或いは少なくなる様に心掛け、素振りの練習もたくさん行いました。
やがてそれ程ベラボーなリードを取らなくても撃墜出来る様になった所を見ると、引止まりはかなり 軽減したと思われました。
その頃から高速時の遠射には散弾の弾幕にカモが飛び込む高速3連射を使う様になりました。これで概ね引き止まり射撃は卒業出来た様に思いました。
練習は速いスイングをしながら引き金を3度出来るだけ早く引きました。
反動に依る銃の跳ね上りは抑え込む様にしながら、且つ上半身の力を抜き、しなやかに受け流す様にします。
引き止まりが無くなると「スイング射法」が可能となり、リードは考える必要が無くなりました。
目標を追い越す時に引き金を引く、ただそれだけでヒットしました。
この頃から7.5号クレー射撃装弾を使った「ショットガン効果」の「3粒被弾撃墜」を運用しましたので、撃墜率は超飛躍的に向上しました。
総合的には通常のベテランハンターに比べ1桁撃墜率が上がり、10数人で行う害鳥駆除もケンさん個人スコアが全体の過半を超える日も少なくない程でした。
ライフル銃も同じだった:驚いた事にライフル銃でもスイング射撃によるリード自動調整は甚だ有効でした。
約70%が急所直撃の即倒、150mランニングで5発5中も時々出ました。想像より遥かに簡単でよく当たりました。
理論や手法は使える筈だとは思いましたが、これ程とは我ながら驚きました。
27.ワンホールが出来ると150mアバウト早撃ちが出来る。
28.肉眼で見える「映像」は0.4秒程古い「虚像」であり、「実体は別の所」にあった。
30.リード自動調整の「スイングショット」は、散弾銃もライフル銃にも共通だった。
31.散弾銃の引き止まり、ライフルの照準ブレ、原因は全て「フリンチング」だった。
全依託射撃に依る300m遠射:紋別地区では殆ど無かった300mもここ根室では珍しくありません。全依託射撃をマスターしますと300mは外す気がしなくなります。

写真はベンチレスト射撃ですが考え方は同じです。先台は写真では照準アジャスト付のベンチレスト用ですが、実戦では単なる委託物の上に銃を載せます。
写真では体はテーブルで安定させ、パッドプレートもサンドバッグに載せていますが、実戦では下記の車のボンネット射撃が有効です。

体は車両サイドの寄り掛かって安定させ、パッドプレートは肩から少し浮かせた状態で、空いている左手の拳の上に載せます。そしてこの握り拳の握り具合や傾き具合で照準の微調整を行います。
これでブレは概ねゼロに納まりますから、銃が動かない様にガク引きに注意し、引き金をそっと引けば必ず命中します。
ケンさんは先台にハードスポンジを使っていました。
銃は150mゼロインのままですが、射撃時に銃が跳ね、着弾は上にズレますので、落差補正はチョイ上で済み、300mは概ね100%即倒でした。
射撃は不安要素があると命中率の低下ではなく、命中しなくなってしまいます。
遠射で最も不安なのは、落差補正です。自信が持てない場合は命中しません。
通常の半委託射撃ではブレのタイミング合わせも微妙絶妙で、これも自信が持てません。
だから命中する筈がありません。
100%即倒のナミビアポイントは前足軸線上の背骨との交点ですが、鹿は真横から撃つ場合が圧倒的に多く、前足軸線上の何処を撃っても前足が両方骨折して、その場に倒れ動けなくなります。
従って全依託射撃で照準ブレがゼロなら、300mから両前足を骨折させる事は難しくはありません。
左右ズレだけ注意して、発砲すれば落差補正不要、ケンさんは300m時の愛銃の落差を知りませんが、300m遠射には自信を持っています。
このボンネット射撃の安定性は凄まじく、初弾命中ではありませんが、540mのボス争いの鹿を2発連続で即倒即死させました。
308安売り弾は精度的に十分優秀です。
バーンズ150gr銅弾頭は超大物エゾ鹿を540mで即倒させるパワーを持っており、サコ―75バーミンターと共にこれらは十分信頼出来るアイテムです。
ヨイ加減の150mアバウト早撃ち:近年の大物鹿は狩猟慣れして来た為、銃を向けると5秒前後で動く鹿が増えて来ました。
U生徒が2017年に怪物88㎝を捕獲成功しましたが、この鹿は1週間前のK生徒の前にも出ました。しかしK生徒は5秒で撃てなかったので走られ、一生に1度のチャンスを逃しましたが、U生徒は3秒で撃ちましたので捕獲出来ました。
普通のハンターは照準に10秒を要し鹿はこれを学習、5秒で動く事によって生き永らえて来たのです。
振り返って見れば捕獲した超大物33頭の30%前後は「150mアバウト早撃ち」でも走りました。
これを「ランニング射撃」又は立ち止まって振り返る場所を予測した、「待ってたホイ射撃」で捕獲しました
鹿は直径15㎝のナミビアポイントを撃ち抜けば即倒します。
15㎝のど真ん中である必要は無く、急所にヒットすれば良いのです。
通常の150m能力を持たない人には5秒以内に150mの15㎝にヒットさせる事は絶望的であり、5秒を守ればそれはヨイ加減ではなく、イイ加減な射撃となります。
しかしワンホールが狙える人であれば、その射撃は「ヨイ加減の射撃となり、急所に命中します。」
肉眼で見えるのは少し古い虚像であり、実体を伴わない:幼児にボールを投げると通過後に捕ろうとします。これが学習前の自然な姿です。
光の速さは時間を無視出来る程の速さなのですが、人間の網膜が反応し、脳がこれを理解するには少し時間が必要です。
脳が理解したのは0.4秒程 古い虚像であり、実体はもっと先にあり、これは眼で見る事は出来ません。同様に脳が補球せよと指令を出しても、手が動くにも少し時間が必要です。
人間には学習能力があり、捕球動作を実体のある、見えていない空間に向けて行わせます。
するとボールは調度その頃、手の中に飛び込んで来て捕球されるのです。
従って飛ぶ鳥を撃墜する事も、走る鹿を即倒させる事も同様に、人間の反応遅れ分に加え、弾の飛行時間中に目標が進む 距離の補正を加えた、未来位置に向け弾を発射、そこに鹿が飛び込んで来るのです。
これら全てを時間で表現しますと約1秒強と言う数字になります。
最も分かり易い事例で鹿がゆっくり歩いている場面を想定します。
鹿の速度を3.6㎞/hとすれば秒速で調度1mになります。
距離80mの弾の飛行時間は0.1秒、鹿はその間に10㎝進みます。
ならばリードを無視しても十分命中する筈ですが、弾着はケツの後方になります。全ての時間遅れが1秒強ですから、急所の後方1.1m前後に着弾するのです。
従って僅かでも標的が動いていたら、通常射撃では絶対に命中させられないのです。
ライフル銃の射撃は静止限定です。
静止時に限り、肉眼で見える「虚像」と見えていない「実体」は 偶然同じ位置となり、目視照準が可能となります。
ライフル銃は「欠陥射撃しか出来ない銃」なのです。この時に急所を狙ったまま銃のスイングを追尾継続させたまま発砲すれば、相対的遅れは無くなり、弾は急所の後方10㎝ずれで着弾します。
従って急所ヒットには10㎝前を狙ってスイングをキープしたまま撃てば急所に命中します。
これが「リード射撃」です。
見ながら撃てる事は大きなメリットなのですが、リードは毎回変わり、その調整幅も非常に広範囲となります。
また獲物を追尾していますと、周りの景色は理解されず、何時しか危険領域に入った事を認識出来ず重大な事故を起こし、実戦には使えません。
散弾銃もライフル銃も共通で、上手く使える方法があります。
一定リズムで虚像を追い掛け、それを追越す時に引き金を引く、「スイング射法」です。
勿論スイングを止めないまま撃つのが絶対条件です。
追い越す時に引き金を引いても実際に弾が出るのはもう少し後になり、この時のオーバースイング分がリードになります。
オーバースイングは上手い事に目標の速度に比例し距離にも比例しますので、リードは自動設定になります。
元々はショットガン射撃の考え方でしたが、やって見ますとライフル銃でもバッチリ使えました。
ショットガンでは反動を押さえ込んだ自動銃の連射に「スイング射撃」を組込めましたが、ライフル銃では銃だけに撃たせる必要があり、ライフルの自動銃には甚だ不向きな組合せとなりました。
換わって非常に上手く撃てたのはボルトアクション銃の「再肩付けスナップスイング射撃」でした。
自動銃は反動で「1度消えた目標の再補足には予想外に長い時間を要し」、この間に「焦りの心」が発生し、連射は遅く且つ低命中率でした。
一方再肩付け射撃は予想外に短時間で完了、目標を見失っておらず高命中率となりました。150m静止射撃よりも150mランニング射撃の方がスイング中の銃は安定しイージーと言えました。
5発5中も時々達成、70%が急所直撃でしたから、よく当たる「得意項目」と言えました。
空中空き缶撃ちは静止標的だった:自称飛び道具研究家のケンさんは実技を重要視しました。
スリングショット(パチンコ)もアーチェリーも30m先の空き缶を外さず、ピストルでも同様でした。
拳銃型(ベレッタ93R)エアーソフトガンでも20mの上に投げた空き缶を外しませんでした。
その空き缶ですが、空中に投げた空き缶は動的の様に見えますが、実は空中の静止標的でした。
投げた空き缶はボールの遠投の様に遠くに投げるのではなく、概ね真上に放り投げた場合に限定されます。
こうなりますと上死点を予測し、そこにタイミングを合わせたスナップショットに依る静止射撃に換わります。
アーチェリーは矢が高額なのでやった事はありませんが、パチンコと拳銃型エアーソフトガンは楽勝でした。ハワイに行った時、同型の実銃ベレッタ92型では空中空き缶撃ちに成功しました。

実銃の空気銃(兵林館)では30m先の2㎝のスズメの頭を外しませんが、20番スラグでは当初50mで30㎝の的紙から外れました。
5年が過ぎ黒点110㎜の的で95㎜が出せました。
当初はライフリングが無い為と思っていましたが、初ライフルも精度は変わらず、ライフリングの有無が原因でない事が判明しました。結局は次項のフリンチングが原因でした。
反動によるフリンチング:ワンホ―ルも遠射も市販銃にはその性能があるのですが、射手がそれを阻害していました。
同様に散弾銃も銃にはその性能がありますが、銃には反動があり、射手はこの反動を上手く受け様と、発砲直前の体にチカラが入り、その結果ライフル銃では照準がズレ、散弾銃では動的射撃に非常に重要なスイングが止まってしまいました。
実射からフリンチングは乗り越えられなかった:フリンチングは銃の反動を上手く受け様とする生体反応ですから、反動を伴う実射からは乗り越えられません。
反動が非常に少ない空気銃や22LRと反動の大きな12番や308では大きな違いがありました。
引止まり射撃を実感したのはキジバトの遠射をした時でした。
その頃のケンさんのショットガンは一般的な「近距離&低速」限定でした。
遠射と高速にはカスリもしなかったのですが、思い切ってリードを4倍以上取った所、当たりました。「あれ程までに」前だったとは驚きました。
以来引止まりを無くす或いは少なくなる様に心掛け、素振りの練習もたくさん行いました。
やがてそれ程ベラボーなリードを取らなくても撃墜出来る様になった所を見ると、引止まりはかなり 軽減したと思われました。
その頃から高速時の遠射には散弾の弾幕にカモが飛び込む高速3連射を使う様になりました。これで概ね引き止まり射撃は卒業出来た様に思いました。
練習は速いスイングをしながら引き金を3度出来るだけ早く引きました。
反動に依る銃の跳ね上りは抑え込む様にしながら、且つ上半身の力を抜き、しなやかに受け流す様にします。
引き止まりが無くなると「スイング射法」が可能となり、リードは考える必要が無くなりました。
目標を追い越す時に引き金を引く、ただそれだけでヒットしました。
この頃から7.5号クレー射撃装弾を使った「ショットガン効果」の「3粒被弾撃墜」を運用しましたので、撃墜率は超飛躍的に向上しました。
総合的には通常のベテランハンターに比べ1桁撃墜率が上がり、10数人で行う害鳥駆除もケンさん個人スコアが全体の過半を超える日も少なくない程でした。
ライフル銃も同じだった:驚いた事にライフル銃でもスイング射撃によるリード自動調整は甚だ有効でした。
約70%が急所直撃の即倒、150mランニングで5発5中も時々出ました。想像より遥かに簡単でよく当たりました。
理論や手法は使える筈だとは思いましたが、これ程とは我ながら驚きました。
Posted by little-ken
at 15:23