2019年11月06日

愛銃SKB 1900改 ディスプレーモデル進行状況。

前作ライフル銃のサコー75改の場合は、サコー75に玩具銃VSR10の部品を如何に上手く組込むかと言うイメージでしたが、今度はマルゼン1100に対して如何にして多くのSKBパーツを上手く移植するかと言うイメージになります。

当初の外観調査ではストック等の大物の移植は難しく、外観イメージをなるべくムードを保つ様にする小規模の移植に留まると考えられていましたが、詳しく分解調査した結果、かなりの部品が近似寸法で出来ており、大幅な加工を伴いますが、頑張れば移設が可能である事が分かりました。

先回はここまでだったのですが、多くの友人の協力でストックの移植が概ね出来上がりました。
先台キャップの取付けは難度が低いのですが、バレル取付けは難度が相当高そうです。
時期は実銃の返納手続きをしてからとなりますので相当先の予定になります。
愛銃SKB 1900改 ディスプレーモデル進行状況。
                     現状写真。
愛銃SKB 1900改 ディスプレーモデル進行状況。
                    完成予想図。
愛銃SKB 1900改 ディスプレーモデル進行状況。
           かつての愛銃の勇姿と、初期に想定していた完成予想図。

現在は上写真の様な状態に留まり、バレル等が取付けされるのは廃銃手続きが終わってからとなります。レシーバーとトリガー周辺だけはレミントン風となりますが、多分前作のライフル銃サコーより良い出来栄えになり、何も出来ないサコー展示銃と違い、SKB展示銃はマルゼンカートの手動アクションが可能です。

さて手順が確立すれば2丁目以降は量産も可能となりますが、ベースの玩具銃のプレミア価格5~10万円に加え、相当な手間暇が掛かる為に少なく見て30万円程の加工費用が必要です。
50万円を戴いてもこれで儲かりませんから、どうしても永久保存したいハンターは愛知の拙宅まで通って下されば、実物で指導したいと思います。

散弾銃のベース銃は今の所マルゼン1100と類似の870、スパス12しかありませんから、対象はこれらの近似類似銃に限られます。ケンさんがマルゼン1100を再度入手し、在庫手持ちSKBパーツをこれに組付ければ、SKB1900の30インチのカモ撃ち仕様銃(最初のSKBの愛銃)1丁を作る事が出来ますが、これも売るつもりは無く、これはレシーバーレスのままで構造説明のパネル展示にしたいと考えています。

いずれにしても、実物の新銃よりかなり高額な50万円の出費が可能な狩猟&銃マニアが対象ですから、対象ハンターがどれだけいるか疑問です。各モデルの実物パーツを元にダミーレシーバーを生産確立すれば対象銃種の範囲を広げる事は可能で、全ての単身銃が対象になりますが、ダミーレシーバーを1品仕様で作ったら幾ら掛かるか分かりません。

また合法パーツの入手は、現在の所は永年愛用した実銃を返納する時にしか不可能ですから、その手の実銃マニア向けに供給する事は幾らお金を積まれても不可能です。




明日からまた入院です。ブログの更新は1カ月先となります。
今度の1時退院時は自力で立てないかも知れませんから、そうなるとこの方面からも作業は進まない事になります。




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Posted by little-ken  at 17:43 │銃と弾