リトルケンのチャレンジ

従来からのやり方の延長には勝利は無く、従来からのやり方を廃止し、新しいやり方に置き換える事で成功が得られます。
まずはエゾ鹿猟のライフル銃から説明します。サボットスラグ銃も同様です。

スナップショット：銃を構えてから狙うのではなく、銃を構え様とする時から照準が始まり、体が先行し、目標に指向した銃をそこに後から嵌め込みます。

スイングショット：眼で見える映像は古く、動的の場合は実体を伴わず、実体は見えませんから、見て照準すると言う考えを辞めなければステップアップはありません。
スイングショットの最大の利点は速い目標や遠くの目標にはリードが自動的に増え、何時もリードを考える事無く自動的に設定される事です。

遠射やワンホール射撃：発射には反動を伴なわないと体を騙し、且つ肩に着けない等人間がなるべく関与しない様にして、銃だけに撃たせれば成功します。

本州鹿猟では猟果は猟犬の能力次第である様に、エゾ鹿猟ではガイドの能力次第となります。
捕獲率のデータが公表されているガイドだけを選びましょう。

銃と口径：308口径で十分です。ブルバレルの方がかなり有利です。サコー７５バーミンターのフルート銃身がお奨めです。実戦に必要な精度は150ｍで5㎝が得られれば理想的です。50ｍで5㎝が出せない時は捕獲の可能性はありません。


次にショットガンのでは次項の様になります。
スナップショット：ライフル銃と同様、体が先に発砲体制となり、銃身のリブを通して目標に指向すれば、肩に引き寄せる途中で発砲出来ます。

スイングショット：ライフル銃と同じやり方で、追い越す時に引き金を引けば、リードは何時もベスト状態に自動的に調整されます。

ショットガン効果：ショットガンはこの特別効果が無ければ、かなり非力な狩猟道具となりますが、それは3粒以上の被弾で1粒のパワーには無関係で即死させられると言う特別な有り難い効果です。これを使わないと言う手はありません。

鳥猟：クレー射撃用７.５号装弾をフルチョークから発射します。この2つが揃っていれば、50ｍ弱まで3粒被弾で即死出来るショットガン効果を利用出来ます。フル＋7.5号だけがこの効果を利用出来、一般的なインプシリンダーに6号装弾では散弾粒数が半分以下となり、ショットガン効果を全く利用出来ず、撃墜率は1桁ダウン、フルチョークとスイングショットを使いこなす事が鳥猟の最強組み合わせです。

害鳥駆除：我が地元の駆除は10数人で行われますが、しばしば全体捕獲数の過半がケンさん1人の戦果となりました。何が違うのか？　　前がケンさんです。
フルチョーク対インプシリンダー、7.5号装弾対6号装弾、スイング射撃対引き止まり射撃です。
その結果、ショットガン効果で１桁違いが発生し、更にスイング射撃で又1桁違いが発生となりました。

つまり、スイング射撃をマスターし、ショットガン効果が利用出来る様にフルチョークと7.5号を運用すればあなたにも1~2桁アップの猟果が得られる事になります。

獣猟：国内猟の射程距離は20ｍ以下であり、4号バックショットの27粒弾とスキートチョークの組み合わせがショットガン効果を得られる最強条件となります。フルチョークと組み合わせれば60ｍ弱までカバー出来、射的距離に合わせたチョークを選択して下さい。これ以外の組み合わせではショットガン効果を得られませんから効率は1桁ダウンとなります。

本州鹿巻き狩り：自らの気配や殺気の振り撒きを押さえ、丸見えの状態で見張りをしない、微動もしない「禅の心作戦」が最強です。4年間で20回のチャンスがあり、5~10倍の出会いが可能となり、道具側の改良と適性弾の使用＋トレーニング効果で全勝出来ました。
平均0.05頭/日人が025頭/日人まで向上しました。

本州鹿巻き狩りでは猟犬の方向が変わっ時から30分間だけ、「禅の心作戦」に徹すれば、5~10倍の猟果が得られます。