2017年11月10日

第5期:神奈川F生徒。

11月07日:到着日早々の2チャンス、発砲出来ず。
銃を所持して僅か数ヶ月、もちろん狩猟経験はなく、事前スクーリング2回を受けています。
80mのカニ角と50mの65cm級に超デメキンチャンスがありました。
後者は順位決定戦の6頭でしたが、初めてのエゾ鹿の対戦に発砲の決断がモタ付き発砲に
至らずに終わりました。明日までにアレに間に合う様に修正を考える宿題となりました。

11月08日:AMに5チャンスがありましたが、サボットの射程内は2回のみ。
朝1番は60cm級がおり今度は発砲出来ましたが、僅かに遅く動いた直後の発砲となって
しまいました。明日までにまたもう少し早く出来る様に修正が宿題となりました。
また65cm級2頭が150mにおり射撃しましたが、これは命中しませんでした。
他に250m以遠に3度程チャンスがありましたが、当然射程外で見送る事となりました。

鹿が獲れなかったので暇過ぎてPMはレインボウ釣りから始まります。レインボウは1時間程
食べ頃を5匹釣り上げました。
明日の天候異変の前に動くかと思われましたが、結局は鹿の動きは全くありませんでした。

第5期:神奈川F生徒。
カラスのお告げがありました。11月6日にK生徒が未回収となった超大物が見付かりました。
角長は80cm弱、太角の良型です。ヒグマによりしっかり埋められていました。
その事はすぐ近くにヒグマが潜んでいると思われ早々に退散しました。
久しぶりにヒグマの塚を見ました。

11月09日:何と初捕獲が74cmの大物でした。
第5期:神奈川F生徒。第5期:神奈川F生徒。
 左:朝1番の堂々の太角74cm、これが銃所持初年度の初捕獲、スクールの新記録です。
 右:夕方には細角ですが、70cm1日2頭の大物捕獲もスクールの新記録です。


昨日はかなりの雨、夕方の出会いはゼロでしたから、本日朝にはそれなりの出会いが期待
されます。ところが早朝の時間帯にも拘らず情けない程しか出ておりません。

ベース前に広場には1頭出ておりますがまだ6分前、更に奥の本命場所を見に行きますが、
何と空振り、急いでベース前に戻ります。
時間は日の出後2分、まだいるかと思いましたが、何と前より好条件の所にいます。
F生徒は車を降り、クマザサの影からアプローチ、講師はエゾ鹿の気が生徒に向かない様に
する為、ウインカーを点灯しながら車を動かしたり止めたりバックさせたりします。

早く撃てば良いのですが初年度のF生徒は中々撃てません。もう距離は50m程になりました。
そしてやっと発砲、もう4度ほど対戦していますから、当たるだろうと思っていました。
狙いはナミビアポイント、そして発砲、何と信じられない事にその場に座り込みました。

実は先にも記しましたが、F生徒は銃を数ケ月前に取得したばかり、もちろん狩猟経験もあり
ません。それが見事なナミビアショット? 
結果はナミビアポイントから数十cmずれてネックショット、フェデラルの弾頭も回収出来ました。

解禁から時期も過ぎており、通常ではサボット射程内の鹿がかなり少なくなる季節、所がまだ
気温が10度もあり、本格的な積雪は無く、山から降りて来ない鹿もいる程です。
つまり解禁の時期と余り変わらない状況と言えます。

PMは日没30分前、70cm級が80mにいました。やり方はほぼ同じ、車に鹿の気を引き付けて
いる内に生徒は射撃位置に付くと言う作戦です。
横向きの鹿のナミビアポイントを狙って、今度はケツ近くの背骨に命中、腰砕けとなりました。

11月10日:本日も2頭捕獲。
朝は何と150mで65cm級に射撃、クリーンキルかと思われましたが、回収を後刻としたところ
ヒグマに先を越されてしまいました。弾着のズレに対しては証拠不十分で何とも言えませんが、
その前後を考えますとマグレ臭さは拭えません。
その後80mで50cm級に命中、20cm程ズレておりましたが50m走られただけで済みました。

イヤハヤ驚きました。マグレも4度続けば本物かも知れません。
本来の時期であれば初年度F生徒は手ブラで帰らなければならない確率は相当高かったの
ですが、手ブラを免れたばかりでなく堂々の大物、更には1日に2頭の大物と言うスクールの
ダブル新記録の捕獲となりました。それだけではなく更に2頭を捕獲、4連続命中となりました。

ただ4頭共着弾は数十cmもずれており、まだ実力で捕獲したとは言えない状態ですが、
それでも快挙である事に間違いはありません。
これも6月と9月に行った事前スクーリング2日間の成果と言えます。事前スクーリングは生徒と
して申し込まれた人を対象に愛知総合射撃場で行っている無料射撃指導です。
第5期:神奈川F生徒。第5期:神奈川F生徒。
彼の道具はブローニングAボルト12番、弾はフェデラルです。
Aボルトはセーフティーとボルトの操作性に大きな問題がある物のそれなりに優れた銃です。
全体的な仕上がりやトリガーの具合もサベージの比ではない良い仕上がりです。
右は太い角74cmのネックから回収したフェデラルの銅弾頭です。







同じカテゴリー(EHG5205実戦記)の記事画像
紋別解禁猟:その4.
紋別解禁猟:その3.
紋別解禁猟:その2。
2018年 紋別解禁猟:その1.
超大物エゾ鹿 ベスト1~5
超大物エゾ鹿 ベスト6~10
同じカテゴリー(EHG5205実戦記)の記事
 2018年紋別解禁猟の総評。 (2018-11-18 21:38)
 紋別解禁猟:その4. (2018-11-18 20:50)
 紋別解禁猟:その3. (2018-11-18 20:48)
 紋別解禁猟:その2。 (2018-11-06 18:48)
 2018年 紋別解禁猟:その1. (2018-11-04 09:27)
 超大物エゾ鹿 ベスト1~5 (2017-11-20 17:41)

Posted by little-ken  at 22:21 │EHG5205実戦記