2023年07月13日

今年も北海道に行けました。

毎年定番となった北海道に行って来ました。新たに手配したラブ4もプラドも間に合わなく、セレナeパワーを使いました。メリットは実用燃費が20㎞/㍑と良い事、ショックレス停止とショックレス発進が 出来る事です。一方デメリットは遮音性が低い事、ガラスの断熱性、これらがトヨタより20年遅れており、搭載しているエアコンも1昔前の能力であり、かなり貧弱と言えます。

  客を騙す日産は、将来的に消滅すると思われます
セレナeパワーは下り坂でバッテリーが満タンになる約約10分間までは、回生制動で適度な減速が掛かります。しかしバッテリ満タン以後は回生制動が利かず、下り坂のエンジンブレーキに相当する物が一切なく、減速はフットブレーキオンリーになってしまう事です。

ケンさんも電気自動車設計者でしたが、私なら発電した電気を電気抵抗で発熱させる事により、回生制動に換わって発電制動が掛かる様にします。この為のコストアップ分は僅かです。

もしブレーキのオーバーヒートで使い過ぎて本当にノーブレーキになったらどうするのでしょう。
レーダークルーズの技術もお粗末です。流石「技術の無い日産」、それを強く感じます。

そして唯一の日産車の救いであった、10年10万㎞の無料修理も、保証期間が従来より長くなった事で、中止されてしまいました。あれを続ければ、遠からず日産車も並の品質(耐久性)になったと思うのですが、客を騙し続ける様な日産では、今後の未来は多分無いと思われます。
もう2度と日産車を買う事はないだろうと思っています。

電気自動車のリーフとジェット機の加速競争のコマーシャル、これもジェット機は速いと思われている事を悪用した、インチキコマーシャルです。恥ずかしくてもう辞めたと思っていたら、まだやっていました。
今年も北海道に行けました。
あの飛行機はジェット戦闘機型をしていますが、L39アルバトロスと言う1970年代東側の旧式戦闘機型練習機であり、ケンさんもニュージーランドで乗りました。飛べば運動性は軽快ですが、加速、特に初期加速は軽飛行機のセスナ級(150HP)以下のモタモタでした。

現用型F16ファルコン戦闘機に比べ、1/8の僅か12%のパワーしかなく、更に言えばジェットエンジン自体はアイドリングからの立ち上がりが特に悪いので、コマーシャルでも最初の数秒は止まっているが如しです。

初期加速が余りに悪いので、通常はハーフスロットルまでスロットルはゆっくり操作し、エンジンが立上るまではブレーキで機体を押さえ、立上り確認後にスロットル全開と共にブレーキリリースするのが普通のやり方です。現用ジェット旅客機や戦闘機でも同様にしています。

それでも初期加速は一昔前のGTカー並加速のリーフの圧勝です。

F86やT33等の初期のジェットエンジンは着陸のやり直しで、再加速する時にスロットルを急に開け過ぎて、1960年前後には、自衛隊でもよくエンスト(ストール)して墜落しました。

この頃の射出シートは高度や速度が低いと開かず、殆どのパイロットが殉職しました。これは基本的に現在のジェットエンジンも変わりませんが、今はエンストしない様にスロットルがコンピューター管理されています。

しかしL39のその初期を過ぎますと、加速効率が良くなり意外と速くなります。L39の離陸速度は推定150㎞/h 程度ですが、その速度域でも加速効率は落ちない所か、むしろ冴えて来ます。これが中盤です。

一方リーフの速度は120㎞/hを超えると加速がダレて来ます。コマーシャルではリーフが勝ってから L39が追い越して離陸して行きますが、実際はもっと早いタイミングの中盤で追い越される筈です。

そして浮き上がったら飛行機は通常高度を上げますが、高度を上げずにランディングギヤを格納し、加速を続ければ、空気抵抗が減少し、更に加速が良くなり、これが後半です。そして結果はL39の超圧勝でゲームセットになります。

もちろん1桁パワーの少ないL39でこの状態ですから、パワーが桁違いの現役F16戦闘機と勝負すれば、全く勝負にはなりません。そもそも適正速度が150㎞弱/hの車と、500~1500㎞以上/hの戦闘機と加速競争をする事自体が、ナンセンスと言えます。
今年も北海道に行けました。今年も北海道に行けました。今年も北海道に行けました。
左はL39アルバトロス旧式練習機、貧乏国空軍では最近まで現役の軽攻撃機でした。中は概ね同寸ながら8倍パワーエンジンのF16ファルコン現用戦闘機、右はその同じエンジン2発16倍パワーのF15イーグル現用戦闘機です。L39アルバトロス練習機が如何に非力であるかが分かります。

  トヨタ対日産
1960年代は技術(その頃はまだ一応技術があった)の日産に対し、トヨタは販売のトヨタと言われ、 共にシェア35%を競り合っていました。一方1964年、開通したばかりの名神高速道路で故障している車の60%以上がトヨタ車でした。トヨタの車は良く故障する、残念ながらこの頃はそれが正解でした。

しかし1970年になりますとトヨタの車は並以上の耐久性を持つ様になり、1980年には世界のトップクラスの品質となり、1990年以降になりますと2位に続くメーカーが無くなり、現在に至ります。

昨今のシェアではトヨタ53%、ニッサン10%弱、5倍以上の差が付き、どう見てもトヨタ超圧勝が明らかです。ランクル対サファリの戦いでは1990年代に入り、ランクル4.2㍑ターボで165HP,サファリは同排気量ながらターボモデルを出す事が出来ず、125HPに留まりました。

数年後にやっと追加したターボモデルも145HPに留まりました。技術が無いのはどちらなのか、非常にはっきり分かる内容でした。勝敗は誰が見ても明らか、サファリはエンジン出力だけの問題では無く、全ての項目がランクルに 劣り、2007年製造中止に追い込まれました。

そんなサファリ(英名はパトロール)も世界の隙間ではまだ好評らしく(恐らくランクルと正しい比較が行われていない)、製造が続けられているそうですが、それを購入したサファリユーザーは誠に気の毒と言えます。

ハイエース対キャラバンの戦いでもキャラバンは悲惨でした。2005年頃、ハイエース100型は事故で大破していても中古価格が付きましたが、同年代24型キャラバンはまだ真面に走るのに買い手が 付かず、モータースの庭先でゴミ収容車となっておりました。

次のハイエース200型対キャラバン25型になりますと、キャラバンはやや良くなり、中古の買い手は付きましたが、酷い買い叩きでした。ケニアのタクシーはハイエースの中古車ばかり、その運転手のキャラバンの事を聞きました処、寿命が1/10程度しかないと言う事でした。

25型キャラバンはケンさんも使いましたが、10年10万㎞未満であるにも拘らず、毎年何処かが壊れ、デーラーにクレーム申請しました。当時の日産はこれを無料で修理し、これを続ければ数十年先には 日産車も真面な車になる筈ですが、この努力を途中で放棄、真面目な車を作る事なく、客を騙すコマーシャルを続ける様では、日産に未来はありません。

トヨタ車が世界で評価されているのは20年まで殆ど故障せずに使える事です。
10年でそろそろ買い替えと言う言葉は1970年以前の言葉なのです。





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Posted by little-ken  at 08:50 │ハンティングカー