2017年11月06日

第4期:大阪K生徒。

11月04日:到着早々65cm級を捕獲。80cm級に会うも発砲に至らず。
120mから射撃しましたが、ナミビアポイントより多少ズレて走り出しました。
150mほど走って倒れ、回収出来ました。

夕方時間ぎりぎりに85cm級が出現、アプローチ中の走り出し森に入りました。
追い掛けて射撃出来そうな状態に持ち込めましたが、照準に時間が掛かり過ぎ、発砲出来ずに
終わりました。尚、この85cm級超大物は後刻6期のU生徒により捕獲されましたから、K生徒の
心は穏やかではありません。

本年は10月27日に繁殖期が始まったかに見えましたがすぐに途絶えてしまい、11月4日に
本格的に始まった様です。スクールの歴史15年中で抜群に遅い繁殖期の始まりです。

第4期:大阪K生徒。
             北海道では非常に珍しい2段角。

11月05日:連休でハンターが多く、カニオス1頭の留まりました。
朝1番は積雪明けの連休で何時もより多目のハンターがウロ付いており、これに勝ち合わない様な作戦を選びました。何時も世話になっているY牧場裏に70cm級が300mにいます。ライフル2年生のK生徒は初の300m射撃のチャレンジです。
結果は命中した物の未回収に終わりました。

やがて場所を変更し林道コース、60m級が130m先にいます。
真後ろを向いており撃ち難い角度からの射撃、結果はヒットした物の又もや未回収、その直後
に今度はピンオスに出会いましたが、まだ他の大物がいる気がしてパス、結果としては大物は
おらずこれを撃つべきでしたが、後の祭りです。

11月06日:夜半から強風、朝は風の影響の少ない地域に遠征し、72cmを捕獲しました。
朝1番は80cm級が80mに出ましたが、立ち止まりの場所とタイミングが合わず、発砲に至り
ませんでした。その直後72cmを捕獲しましたが、命中度は今一でした。

その後、別の80cm級に250mで出会いましたが、命中したのですが未回収に終わりました。
この鹿は翌々日にヒグマの塚となっているのが発見されました。
本日夕方は一応フィーバーと言える様になり、400mにメス数頭を連れたハーレムが2回出現
しましたが、ライフルと言えどもやや射程が長過ぎ、共にパスとなりました。

第4期:大阪K生徒。
                 ビッグボデーの72cm。

11月07日:朝猟は帰りの飛行機の関係で出来ず、2017年度が終わりました。
K生徒の紋別解禁猟は3日で11チャンス、捕獲は72cmを初めとする3頭、失中はありませんが
未回収3、発砲に至らずが2回、パスが3回となりました。弾薬消費は10発強でした。

また250~330mの大物以上のチャンスが2回あり、共に命中はさせましたが未回収となりました。
ライフル2年生のK生徒は遠射の可能性を十分に感じる事が出来ましたが、残念な結果に終わり
ました。この原因は倒せるポイントが前足軸線上にあるのですが、どうしても体の中心寄りの
照準になってしまう事により起こります。

何はともあれ、超大物に対しK生徒の時期が本年度の最高であり、K生徒自身に取っても過去
最高の内容だったと思います。

3日間に3回もの超大物チャンスがありました。特筆は発砲に至らなかった2回が共にデメキン
の超大物で距離もかなり短かったのですが、逆に近過ぎて立ち止まり時間があまり長くなく、
外したくないのでキッチリ狙っている内にチャンスを逸してしまった言う物で、スナップショットを
マスターしていれば楽勝で超大物が捕獲出来たシーンばかりでした。

銃はキッチリ狙って命中させる精度も大切ですが、それをバッチリ命中させたい場所に被せ
なければ意味がありません。
またもっと重要な事は相手が逃げ出す前に撃つ早撃ちでなければ意味がありません。
改めて射撃の基本はスナップショットであると強く思います。











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Posted by little-ken  at 21:40 │EHG5205実戦記