2016年12月30日
憧れのライフル銃。
ライフル銃は200mまで落差無視の直撃射撃が出来、300mの実用射程を持つ超高性能の
夢の銃です。ショットガンで撃つバックショットやスラグ弾が50m前後の実力しかない事、
サボットスラグ銃でも150m程度の実力しかない事、エゾ鹿の大物が近年は150m前後に多い
事等々を考えますと、エゾ鹿大物猟にはやはりライフル銃が必需と言えます。
1.ライフル銃は当たるのか?:
銃は十分な当たる精度を持っていても普通の人が撃てば当たりません。
射撃技術のある人が撃てば当てられます。当たるのではなく技術で当てるのです。
2.その精度は?:
市販銃と市販弾の組合せでも100mで20mm程度に当てられます。
スラグ銃には圧勝出来る精度です。
但し、サボットスラグ銃は射程が100m程度であれば精度は50mm程度ですから圧勝
出来ません。実用的には100m以内なら特に差は無いと言えます。
エゾ鹿も大物を除けば100m前後に多く、ライフルは必ずしも必需とは言えません。
サボットは120mを超えると落差補正が必要となり、150m程度の射程距離しかありません。
その点でライフルは200mまで落差修正不要射撃が可能で、150m以遠の射撃のみに
初めてその威力を発揮します。もちろんそれなりの技術が必要です。
エゾ鹿大物と勝負する場合には必需となります。
3.欠点は?:
但し、ライフル銃には重大な欠点があります。
弾頭がマッハ2.5以上で飛ぶ為、非常にハイパワーで12mmの生鉄板を撃ち抜く物凄い
パワーがありながら、木の葉1枚を上手く撃ち抜く事が出来ません。
木の葉に命中した時に弾頭が潰れて、以後はヘロヘロ弾になり、行先不明になります。
特に高速鉛弾を近距離で運用する場合はこの傾向がより顕著になります。
以上の様にライフル銃は素晴らしい銃なのですが、決して魔法の銃ではなく、150m以内では
サボットスラグ銃に負ける事はありませんが、勝つ事も出来ません。
多くの人が命中しないのは精度に不足があると考えますがそれは間違いです。
失中はその場面に於いて必要な心の準備が不足する事から起こります。つまり当たって当然
と思って撃った弾だけが命中し、そうでない弾はかすりもしないのが普通です。
筆者が初めて撃ったライフル銃は使い慣れたサボット銃ではなくノーマルスラグ銃と同等でした。
もちろんその後に練習を重ね、数年後にはライフル銃らしくなり、10年後には150mで5発が
1ホールの12mmと言う結果を得る事も出来ましたが、当初はそんな程度です。
スクールに於きましてはこの2年で3名のライフル1年生が誕生しました。
3名共ライフル銃には相当過大な期待を掛けての出猟でしたが、結果的には2名はサボット
スラグ時代に満たない成果しか上げられませんでした。
残る1名はそれなりの成果だけは上がりましたが、命中精度的には上記2名以上にお粗末で
サボット時代より大幅に劣る精度でした。心臓狙ったら1m離れた大物鹿の頭に当たったり、
狙った隣の鹿がパッタリ倒れたりの程度で結果だけがラッキーだったと言う事でした。
4.魔法の銃はあるのか?:
まだ未完成ですが、実はあります。
トラッキングポイント云うシステムでレミントンからも銃とセットで1時期発売されましたが、
安定性に欠けると言う事で中断している様です。
やり方は目標をスコープで見てヒットポイントを電子的にマーキングします。
その後に引き金を引いたまま銃を向けていると、軸線が合った時に自動的に弾が出る
と言う物です。落差は自ら測定した距離で自動補正、横風等は手動で別入力します。
将来的には搭載コンピューター自らがヒットポイントを自動認識したり、或いはハンティング
ガイドが別の銃でマーキング出来る様になれば、ハンターは銃を向けている内に軸線が
合って自動的に弾が出て命中する事になります。
誰が撃っても必ず命中したら、ハンティングの面白さは無くなってしまうかも知れませんですね。
大自然は厳しく野生鳥獣には多くの天敵がいます。その為に野生鳥獣の五感は驚く程に
高く、通常では十分な狙撃条件を満たす出会いを得る事も絶望的です。
また更に射撃技術も難易度が高く命中させるにそれなりの高度な技術が必要です。
狩猟は「不可能に挑戦するロマン」ではないかと筆者は考えております。
高度な修行を積み上級テクを身に付け、あなたはそれを駆使し、野生鳥獣の上を行く
行動で出会いを可能とし、難易度の高い射撃を命中させる、これが狩猟の醍醐味では
ないかと思います。
夢の銃です。ショットガンで撃つバックショットやスラグ弾が50m前後の実力しかない事、
サボットスラグ銃でも150m程度の実力しかない事、エゾ鹿の大物が近年は150m前後に多い
事等々を考えますと、エゾ鹿大物猟にはやはりライフル銃が必需と言えます。
1.ライフル銃は当たるのか?:
銃は十分な当たる精度を持っていても普通の人が撃てば当たりません。
射撃技術のある人が撃てば当てられます。当たるのではなく技術で当てるのです。
2.その精度は?:
市販銃と市販弾の組合せでも100mで20mm程度に当てられます。
スラグ銃には圧勝出来る精度です。
但し、サボットスラグ銃は射程が100m程度であれば精度は50mm程度ですから圧勝
出来ません。実用的には100m以内なら特に差は無いと言えます。
エゾ鹿も大物を除けば100m前後に多く、ライフルは必ずしも必需とは言えません。
サボットは120mを超えると落差補正が必要となり、150m程度の射程距離しかありません。
その点でライフルは200mまで落差修正不要射撃が可能で、150m以遠の射撃のみに
初めてその威力を発揮します。もちろんそれなりの技術が必要です。
エゾ鹿大物と勝負する場合には必需となります。
3.欠点は?:
但し、ライフル銃には重大な欠点があります。
弾頭がマッハ2.5以上で飛ぶ為、非常にハイパワーで12mmの生鉄板を撃ち抜く物凄い
パワーがありながら、木の葉1枚を上手く撃ち抜く事が出来ません。
木の葉に命中した時に弾頭が潰れて、以後はヘロヘロ弾になり、行先不明になります。
特に高速鉛弾を近距離で運用する場合はこの傾向がより顕著になります。
以上の様にライフル銃は素晴らしい銃なのですが、決して魔法の銃ではなく、150m以内では
サボットスラグ銃に負ける事はありませんが、勝つ事も出来ません。
多くの人が命中しないのは精度に不足があると考えますがそれは間違いです。
失中はその場面に於いて必要な心の準備が不足する事から起こります。つまり当たって当然
と思って撃った弾だけが命中し、そうでない弾はかすりもしないのが普通です。
筆者が初めて撃ったライフル銃は使い慣れたサボット銃ではなくノーマルスラグ銃と同等でした。
もちろんその後に練習を重ね、数年後にはライフル銃らしくなり、10年後には150mで5発が
1ホールの12mmと言う結果を得る事も出来ましたが、当初はそんな程度です。
スクールに於きましてはこの2年で3名のライフル1年生が誕生しました。
3名共ライフル銃には相当過大な期待を掛けての出猟でしたが、結果的には2名はサボット
スラグ時代に満たない成果しか上げられませんでした。
残る1名はそれなりの成果だけは上がりましたが、命中精度的には上記2名以上にお粗末で
サボット時代より大幅に劣る精度でした。心臓狙ったら1m離れた大物鹿の頭に当たったり、
狙った隣の鹿がパッタリ倒れたりの程度で結果だけがラッキーだったと言う事でした。
4.魔法の銃はあるのか?:
まだ未完成ですが、実はあります。
トラッキングポイント云うシステムでレミントンからも銃とセットで1時期発売されましたが、
安定性に欠けると言う事で中断している様です。
やり方は目標をスコープで見てヒットポイントを電子的にマーキングします。
その後に引き金を引いたまま銃を向けていると、軸線が合った時に自動的に弾が出る
と言う物です。落差は自ら測定した距離で自動補正、横風等は手動で別入力します。
将来的には搭載コンピューター自らがヒットポイントを自動認識したり、或いはハンティング
ガイドが別の銃でマーキング出来る様になれば、ハンターは銃を向けている内に軸線が
合って自動的に弾が出て命中する事になります。
誰が撃っても必ず命中したら、ハンティングの面白さは無くなってしまうかも知れませんですね。
大自然は厳しく野生鳥獣には多くの天敵がいます。その為に野生鳥獣の五感は驚く程に
高く、通常では十分な狙撃条件を満たす出会いを得る事も絶望的です。
また更に射撃技術も難易度が高く命中させるにそれなりの高度な技術が必要です。
狩猟は「不可能に挑戦するロマン」ではないかと筆者は考えております。
高度な修行を積み上級テクを身に付け、あなたはそれを駆使し、野生鳥獣の上を行く
行動で出会いを可能とし、難易度の高い射撃を命中させる、これが狩猟の醍醐味では
ないかと思います。
新射撃法のメリット。
全ての射撃のベースとなる正しい「スナップショット」
5発5中チャンレンジ
リトルケン5発5中チャレンジ。
ハーフライフル銃規制強化 害獣捕獲に特例 銃刀法改正案を閣議決定。
ハーフライフル銃規制、道内から反発強く、警察庁が大幅緩和の修正案。
全ての射撃のベースとなる正しい「スナップショット」
5発5中チャンレンジ
リトルケン5発5中チャレンジ。
ハーフライフル銃規制強化 害獣捕獲に特例 銃刀法改正案を閣議決定。
ハーフライフル銃規制、道内から反発強く、警察庁が大幅緩和の修正案。