2016年10月02日

エゾ鹿解禁猟に備えて。

さて筆者も解禁に備えて射撃練習に行って来ました。
先日のアフリカのナミビア領では現地購入の弾を200m仕様にセットしましたのでそれを150m
ゼロインにダイヤル上で戻しました。
所が撃ってみますと5cmほど低い所でしかも左右に15cm強とかなり散ってしまいました。

そこでチョイですがアップにセット、今度はやや慎重に撃った事もあってそこそこ決まり、150m
のテーブル撃ち5発は的紙の中央寄りの7cmほどに収まりました。
やれやれですが、念の為に2週間後に再度行って来ます。
エゾ鹿解禁猟に備えて。


エゾ鹿解禁猟に備えて。
写真は同日に隣の射座で見掛けたあるベテランハンターのテーブル撃ちです。
的紙は64cm角、グルーピングは約60cmです。
なぜかスラグが1発飛び込んでますが更に2m以上離れた隣からのエラー射撃です。

銃はスコープ付きのボルト銃です。この腕前でどこで何の狩猟をするのか聞けませんでした
が、これでは50mの実戦能力も怪しげです。
実は本年度初参加の岐阜のEスラグ生徒の射撃もこの程度と聞いております。

10年前ですと解禁に近い時期であれば、50mを大幅に切る距離にいる超デメキン鹿も僅か
ですが居ました。過去に多くのスラグ生徒の初参加がありましたが、幸い3日以上の実戦を
行って捕獲ゼロは唯の1人も出していませんが、これもこの超デメキン鹿のお陰です。

昨シーズンの熊本H生徒は50mで5~10cmが出せましたが、それでも100mの鹿には歯が
立たず、初の捕獲ゼロかと思われましたが、幸い5回程エゾ鹿にミス射撃してある程度慣れ
て来た所で50m弱にて小型デメキン1頭を捕獲成功、ゼロを免れました。

その後も20回ほど撃ちましたが全て100mは失中の連続、最終日に50m弱で中型デメキン
に出会え、これの捕獲に成功して合計2頭の捕獲となりました。
本年度はまともな100m前後の命中に耐えられる様、練習に励んでいると思われます。
サボットスラグ銃は120m程度の直撃射撃には十分耐えられます。

これに対し今年の新人E生徒は150mで紙一杯に散る60cm、50mなら20cm弱となります
が、これでは50mの鹿も怪しげになってしまいます。
ちょうどエゾ鹿の撃ち方に慣れて来た頃に50mを大幅に切る超デメキン鹿に出会え、その
時に上手く射撃出来なければ、初の捕獲ゼロになってしまうかも知れません。

ドライファイアの指導をしていますが、何とか銃だけに撃たせられる様になってくれるとイイ
なと願っています。





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Posted by little-ken  at 16:49 │EHG5205近況ハンティング