2018年04月12日

2018年度のスクールは旭川からの通いとなります。

スクール開講Min.基準の連続12日達成はすでに難しくなり、2018年度は下記の様な特例開講となります。
旭川ベースから連日通う事は大変ですが、旭川ベースを使えば宿代は殆んどタダですから、直接の経費は大幅減となり、2018年度に限りこれを利用した特別開講を行います。
しかし連日の遠征は過酷で、下記の様に皆様の協力なしには進められません。

旭川からの早朝から夜遅くまでの連日出撃は衰えた講師には今や不可能です。
回収等に体力を使いますと安全な運転が出来なくなり、回収手伝いはロープを貸し車のけん引のみとさせて戴き、PM猟は翌日の負担を少なくする為に1頭捕獲の時点で終了とし、仮解体で残滓も旧ベース吊しで帰ります。

到着日:従来通り空港で合流し、夕方猟を行い、仮解体と残滓仮置きで旭川に戻ります。
2日目:早朝に出撃、AM&PM両方の猟を行い、同様に翌日負担を少なくして旭川に戻ります。
最終前目:早朝に出撃、AM&PM両方の猟を行い、最後ですから全て方付けて旭川に戻ります。
最終目:出撃無し。従来捕獲しても処理場直行が多く有効度が低い為、出撃無しとします。
     肉の発送と角の梱包等に使い、12時頃に空港に行き、次の生徒と交代します。

従来は4日遠征の3日猟では朝夕計6回の猟が出来ましたが、5回となりました。
出猟回数は少し減ですが、最終日は捕獲しても処理場直行が多く有効度が低い為、これを辞めても全体の魅力はそれ程は低下せず。西興部の2頭制限+低捕獲率+低大物率や巷の3流ガイドの捕獲ゼロの可能性に比べればかなり大幅優位を保ち続けます。

実習料は出撃実数に比例ダウンとし、Std価格帯の場合の3日コースは5万円/日x 2.5日で12.5万円となり、20%アップ価格帯の場合は6万円/日x 2.5日で15万円となります。
講師を疲れさせれば思考力低下で大物率や出会い率の低下となり、講師を疲れさせない事が豊猟のカギになると思いますので、協力を宜しくお願い致します。

昨今のスクールでは駆除が年中行事で一般ハンターには獲り難くなった結果、紋別猟場の超大物は明らかに増えています。2014年R生徒はビッグフィーバーで超大物10頭近くを失中、2016年85cm、2017年は何と88cmが共にU生徒により捕獲されました。

超大物の推定年齢は8~10歳、そしてこれが自然界のオス鹿の寿命にもなります。
最後はややおめでたくなり、生徒は迫力負けさえ起こさなければ捕獲はイージー、つまり超大物が皆さんを待っており、講師には皆さんをそこへ案内出来る特殊能力があるのです。

尚、2019以降はもう募集をしませんが、生徒同士が話し合って連続12日以上のリクエストとして持ち込んで戴ければ臨時開講出来ます。各人が自分の都合だけを言ってまとまらなければ、一桁魅力の低い西興部等々に行くしかなくなります。
  


Posted by little-ken  at 17:35EHG5205近況

2018年04月09日

マグロ釣り、シェアで行きませんか?

5月~10月上旬に沖縄宮古島パヤオマグロ釣り行きませんか?
船で行くパヤオ釣りです。パヤオとは沖合に作られた人工の浮き漁礁の事です。
それに藻が付きそれを食べる小魚が集まり、小魚を食べる中魚が集まり、中魚を食べるマグロ等の大きな魚が集まります。その最後のやつを釣るのが目的です。

パヤオは水族館並みの密度で魚が集まっており、中型雑魚なら入れ食いです。
その雑魚に餌を取られない様にキビナゴを数匹違う方向に投げ、それに雑魚が集まっている内に仕掛けの餌を沈めます。

1時間ほどそれをやりましたが、本命は釣れず、釣れるのは雑魚ばかり15匹、そこでトローリングに切り替えました。
雑魚には色々な魚がいますが、注目はそのサイズ、エサがキビナゴの1匹掛けですから40~50cmが主流です。その中にはカツオやマグロのシビも多数入っています。
本州では50cmなら大成功なのですが、本日はそれが目的ではありませんので全て放流です。

    人口浮漁礁パヤオ。     沖縄の宜野座にて75cmのキハダマグロ。      

トローリング4時間でも本命の1m超のマグロは釣れず、結果は75cm前後のマグロ4匹、60cm前後の大型スマカツオ6匹、95cmのオニカマス1匹の合計11匹でした。

船は個人チャーターですから道具餌付で6万円、1日だけの釣りでした。
4人なら1日が8万円です。2万円追加すると更にたくさん釣れる様に走り回ってくれます。
先回1mオーバーが不発でしたのでもう1度行きたいと思います。

宮古島に4人で行って10万円コースを2日行って、宿と飛行機で1人5万円、全日程は4日+αで1式
が10万円程になりますが、宜しければ行きませんか? 地元では何回通っても絶対に釣れません。
2人で行くと1人15万円位です。

あわよくば2mのマグロ、1mのマグロなら2日やればまず釣れると思います。
キハダが多く、トンボ、メバチ、そしてイソマグロが釣れます。
もう数万円追加して行き先を久米島にすると船代も少し上がり、1人15万円程にすれば2mマグロの成功率も比例で上がります。



  


Posted by little-ken  at 10:42フィッシング

2018年03月28日

レミントン700の欠陥。

USAのNO.1猟銃メーカーのレミントン社が2018年に倒産しました。
日本のハンターは最早絶滅寸前ですが、世界の若者も以前ほどハンティングに興味を示さなくなる傾向が増え、ハンターは世界的に大幅減少している様です。これはハンティングの魅力が減少したと言うより、手軽に楽しめる新しい遊びやスポーツが増えたからだと思います。

  夢の銃は連発&自動装填&全天候性でした。
銃は1500年以前からの先込め単発の火縄銃や燧石銃に始まりますが、長い間の夢は連発と 自動装填と全天候性でした。

1800年代の半ばのパーカッション式により一応全天候性を手に入れ、1873年には待望の連発式が完成、西部劇で有名なウインチェスターM1873となりました。
自動装填式の実用第1号と言えるのは、1906年ブローニングのロングリコイル特許によるレミントンM8、銃が実用化されて以来約400年でやっと全ての夢が実現しました。

                レミントンM8

同じ特許の散弾銃版はFNブローニングのオート5とレミントンンM11となり、世界中に普及する超ヒット作となり、前者は約100年間も製造された超々ロングセラーとなりました。
日本に於いてもミロクがブローニングオート5をライセンス生産し、各銃器メーカーから様々なブランドで売り出され、同時自動銃を「ブロ」と呼びました。

ショットガンに於きましては、自動銃の連射は精度の不足をパターンでカバー出来、素晴らしい速度の連射も可能となりました。連射によりリード合わせミスやパターン密度の不足もカバー出来る様になり、撃墜率は飛躍的に向上し、複数撃墜も可能となりました。

ライフル銃に於きましても同様に自動装填式は遠い昔からの夢で、射撃をミスった時にカバーしたい、複数をバッタバッタと倒したい、走っている獲物も命中させたいと言う願望はありました。しかしライフル銃は運用してみれば誰もが分かる事ですが、キッチリ狙って急所に命中させなければ意味がなく、一般的に言えば自動銃は殆んど役に立たない銃でした。

しかし射撃ミス時のカバーやランニング射撃等々、自動銃を使いこなす夢に世界中のハンターは憧れ続けました。筆者もランニング射撃をマスターする為にボルトから自働に換えました。
しかしオートはベスト銃には程遠く、その後はボルトに戻り、そこに落ち着きましたのは  ご存知の通りです。昨今のエゾ鹿猟でも殆ど100%がボルトアクション銃に戻りました。

そのボルトアクション銃と言えばウインチェスター70とレミントン700です。アメリカのNO.1メーカーは永らくウインチェスター社が独占、レミントン社は何時も後塵を拝していましたが、やがてウインチェスターは自滅、そして今回はレミントンも自滅となりました。高品質のサコーは今も堅調ですが、ここにレミントン社の衰退を紹介したいと思います。


  .ウインチェスター70の失速で浮かび上がった レミントン700:1962年
1936年デビューの名銃ウインチェスター70はハンティングライフルの究極とまで言われた初のハンティング専用モデルであり、口径は30-06からアフリカンマグナムまでありました。
1961年のベトナム戦では狙撃銃に採用され大きな成果を上げたモデルとなり、これを機に一気に世界の超ベストセラーとなりました。

                ウインチェスター M70

しかし超抜群の好評が故に、かつて無い程の大量注文が軍民から殺到、ウインチェスター社はこれを捌く為に1964年に大胆なマイナーチェンジを企画しました。
しかしそのマイナーチェンジの結果は甚だ不評、ユーザーである軍からもハンターからも憤慨と共に拒絶される事となってしまい売り上げは急速に落ち込み、以後は軍民問わずライバルのレミントン社に王座を奪われて現在に至ります。


                 レミントン700

一方レミントン社側は名銃ウインチェスター70に押され、永らく評判の上がらなかった720シリーズを1962年にモデルチェンジし700シリーズとしました。結果から言えばこれはグッドタイミング、2年後、ウインチェスター70はマイナーチェンジで失敗、レミントン700が急浮上したからです。

更にレミントン優勢の決定打は4年後1966年に追加デビューしたヘビー銃身のバーミンターでした。抜群の命中率を誇り、海兵隊狙撃銃M40のベースとなり、これを機に軍民共に不動の地位を築き上げました。

レミントン社は海兵隊M40の好評から類似のM40Xをシリーズ化しました。
M40Xはその後各地の警察部隊の狙撃銃に採用は広がり、1988年にはアメリカ陸軍のM24狙撃銃として採用され、近年は我が国の自衛隊や警察も同モデルを少数装備しています。

ここまでを読みますと、レミントン700と言うのは世界で1番優れた完全無欠の凄い銃だと思われるかも知れませんが、事実はまるで違っていました。
次項には筆者が運用したレミントン700の欠陥をまとめましたが、そう言う酷い欠陥を野放しにした経営が今回の倒産に結び付いたのはないかと、筆者は思っております。


  レミントン700の欠陥

ベストセラーとして名高い銃である事は前項の通りですが、2005年に筆者はS生徒から譲り受け1シーズン本銃を運用し50頭余を捕獲しました。
その結果、数々のトラブルの要因を持つ酷い欠陥銃である事が分かりました。

トラブルの項目は全てマガジン周辺のトラブルでした。
1.弾をマガジンに入れる時、後ろに寄り過ぎると入りません。
2.中心から左に寄り過ぎるとニッチもサッチも出来ないポイントに入ってしまいます。
  固定マガジンを開けてジャム弾を排除しなければ回復出来ません。これは致命的です。
3.装填する時に時々ですが、弾底がボルトヘッドに収まらず、装填不能となりました。
4.それ以外にもスムーズに装填出来る可能性は80~90%とジャム率の多い銃と感じました。」
  2017年、U生徒がレミントン700のマガジン着脱式の新銃を購入しましたが、
  全く改善されていない処か更にもう少し酷い状態でした。
5.SWATの取材記録を見る機会がありました。スナイパーは308の弾込めをしていました。
  そのつもりで見ていますと、トラブラない様に慎重に弾を込め、且つジャムらない様に
  注意して装填しておりましたから、あの欠陥はずっと放置されたままの様子でした。

ボルトアクションは絶対的な信頼性がある? とんでもない。
少なくともレミントン700はかなり不出来な欠陥銃、こんな銃を1流メーカーとしてよくも 恥ずかしくもなく売っているとずっと思っていました。倒産して当然だと筆者は思います。

写真の銃の元オーナーのS生徒も、そして筆者もこれに懲りてサコーに換えました。
もし運用を続ければ、数少ない出会いのエゾ鹿超大物の1部を捕獲し損なう事になり、ヒグマ捕獲では捕獲し損なってヤバい事になったかも知れません。


  .多くのハンターが認める サコー75ハンター:1999年

筆者はレミントン742オート、ルガー77ボルト、H&K SL7オート、レミントン700ボルトを運用した結果、ハンティング用のベストライフルはこうありたいと言う理想像が頭の中に浮かんで来ました。その結果、2006年に筆者が選んだのは写真のサコー75バーミンターをベースにした独自の改造型となりました。

サコー75バーミンター改は命中率(遠射性)、操作性&回転率、更にはスイング時のバランス、連射性、全項目に於いて抜群に優秀です。その名銃度はH&Kオートの8年よりやや少ない6年間にも拘らず、サコー改は2倍以上の捕獲数を上げた事で、結果的にオートよりも本質的にエゾ鹿猟に向いている事を証明しています。連射に必要な本当の技術はスナップスイング射撃であり、銃の作動型式には無関係だったのです。

オープンサイトとスコープの問題もありましたが、これは素直にスコープの圧勝です。
しかしオートとボルトに付きましてはそれぞれを2度ずつ運用、しっかり迷いました。
少しでも貴重なチャンスを生かしたい、未熟な腕をカバーしたいと、走る鹿にも当てたい、世界中のハンターが迷って当然だと思います。

筆者はオート8年で350頭とボルト6年間で750頭(各々30%以上が走る鹿)の捕獲、鹿に向けて各々数千発ずつを運用して見てよく分かった事ですが、オートが最も得意な筈の連射性能ですら、結果的にボルトアクションのスナップスイングショットの再肩付けの方が速く、且つ命中率が4倍も高かったのですから驚きます。

獲るなら初弾、早い話が初弾を命中させられなかった人が、走行中や短時間立ち止まりの2発目以降を命中させられる可能性は限りなくゼロに近いのです。
ショットガンには非常に有効な連射ですが、通常レベル技量のハンターの場合はライフル銃に連射性能は全く不要と言うのが結論です。

連射性能が不要であれば、究極のライフル銃は必然的にボルトアクション銃になりますが、連射性能を入れてもその順位は不動です。
  


Posted by little-ken  at 09:04ハンティング銃と弾

2018年03月10日

エゾ鹿回収人募集中:エゾ鹿の超大物やヒグマをタダで撃てます。

スクールの生徒も高齢者又は都会育ちの若者が多くなり、体力が低下した講師とコンビの回収では120kgのエゾ鹿の回収に非常に困っているのが現状です。

そこでスクールはエゾ鹿の回収人を募集します。
期間は10月25日頃から約3週間です。
朝夕各1頭のエゾ鹿の回収が業務です。
エゾ鹿は100~150kg程度です。

見返りは1日1回エゾ鹿猟のチャンスを無償で与えます。
これは有料で参加するとしたら約30万円分の実習費に相当します。
回収人の捕獲したエゾ鹿肉は回収人所有となり、自由に使えます。

トップクラスのエゾ鹿猟ガイドの3週間見学はプライスレスとも言えます。
これで講師のエゾ鹿猟ガイドを3週間見学し、また実戦を勉強して腕を磨き、エゾ鹿の生態をよく研究し、将来プロを目指そうとするならば、またと無いチャンスかと思います。

回収人の負担は旭川空港までの交通費、飲食費、です。
空港送迎と宿泊費はこちら持ち、銃所持は申請中でもOKです。
銃の撃ち方やハンターとしての心構え等は教えます。

その他にもギブ&テイク体制が取れれば、更に援助出来る項目があるかも知れません。
またそれほど遠くない将来には講師もスクールを卒業する事になりますから、講師に換わってスクールの運営を引き受けて頂く事も可能です。

またエゾ鹿は今も自然増殖分を獲り切れておらず、エゾ鹿対策は必然的に長期戦に及び、地元駆除ハンターは現在でもかなり高齢者ですから、やがては移住ハンターが駆除の主体となる日はそれほど遠くなく、腕を磨いておけばエゾ鹿猟で生計を立てられる日が必ず来ると思います。現状でも腕の良い駆除ハンターは500~1000万円の年収です。

またヒグマの狩猟期間も2週間程度ダブっており、こちらは通常スクールの対象外、必要な技術があると認められれば、こちらのチャンスは上記とはまた別に与えられます。
但しこちらの場合は捕獲したヒグマは共有物となります。

ベストシーズン2週間でヒグマのチャンスが毎年1~2回以上必ずあります。
必要な射撃技術取得が出来ていれば、そして回収係を3年もやれば必然的にヒグマ捕獲となると思います。

写真のヒグマは全て講師の捕獲ですが、その捕獲にはNO.4以外は多くの生徒等が立会う事が出来ました。


エゾ鹿の超大物にも平均的で言えば3週間分の回収人の無償チャンスで1度はあると思いますが、見学中の出会いはその4~5倍あると思います。3週間の回収人チャンスは超大物捕獲も最短コースだと思います。


  


Posted by little-ken  at 14:12EHG5205近況ヒグマ

2018年02月28日

モデルガンの1部を売却しました。

自宅新築に付き、今まで3ヶ所に分散していたモデルガンコレクションやカートリッジコレクションやハンティングトロフィー、文献等々を1ケ所にまとめ様としております。

それで重要性の低いと言うか、ややハミ出る部分20%程のモデルガンの類を売却しました。
ショットガン2、カービン&ライフル3、サブマシンガン9、ハンドガン28の40丁余です。
買取りの見積りは40万円弱、購入した時に比べますと30%程度、安い物ですね。


1番高額だったのは中田商店が出したM1ガーランドで67000円でした。これは実物ストックに鉄鋳物の無可動機関部を取付けた物で、小物は全て実物と言う数百丁の限定品でした。
5丁まとめ買いしたのですが、今回の売却の後は残りは2丁になってしまいました。


同様の銃にM1カービンで、こちらは安くたった2万円です。
こちらも実物ストックにMGCのプラスチックモデルガンのアクションが取り付けられておりますが、先のガーランドと違ってストック以外は全てモデルガンです。
こちらも5丁まとめ買いしたのですが、今回の後は1丁だけになってしまいました。


ショットガンの愛銃SKB1900改の永久保存版のベースとなるマルゼン1100を手に入れましたが、詳細検討は引っ越しが一段落した来年になるかと思います。
  


Posted by little-ken  at 08:11銃と弾

2018年02月24日

ライフル銃の選択。

ライフル銃には他の銃にない大きなメリットがあり、多くのハンターが憧れます。
実は必ずしも万能ではなく、120m以下ではライフル銃のメリットはなく、50m以下ではデメリットの方が大きい、これがライフル銃の現実です。

ライフル銃のメリットがはっきり出せるのは150m超えの射撃だけなのですが、これを命中させると言う事は特殊な射撃技術を要します。銃と弾には300mの能力がありますが、90%以上のハンターは射撃技術不足でそれを発揮出来ないのが現状なのです。

ライフル銃は一般的に静止している標的専用ですが、走る鹿に当てる事は射撃距離が150m前後までであれば、それ程は難しい物ではありません。しかしそれには肉眼で見えている映像が古い虚像である事を理解出来れば、と言うちょっとした前提が付きます。

筆者は平均150m先を走る鹿に対して、2.7発で倒す事が出来る様になりました。それは3割強がヒットするのではなく、倒すのに複数弾を撃つ事も多いと言う意味でヒットの確率で言えば6割超えになります。しかしこの技術を教えても誰も出来ない所を見ると例外的と考えるべきかも知れません。

  ライフル銃のメリット:150m超だけです。
精度が高く近年の銃は市販弾でも100mで15mm程度に収まり、弾速が速く300mの遠射能力があります。特殊なランニング射撃技術があればですが、弾速が速いお陰で150m程度までは移動的であっても予想外によく当たります。

ライフル銃の精度追及にリロードと言うテクニックはかつては必需でした。しかし狩猟目的の高精度追及の為のリロードは市販弾の精度が画期的に向上した現在ではすでに無用となりました。
安く上げる為のリロードと言う方法は今も有効ですが、落とし穴に注意しなければなりません。

それは作業ミス率が工場製弾に比べて2桁高い事であり、肝心の貴重なチャンスを潰す事が無い様に入念なチェックが必要です。過去そのチェックが不十分で肝心の実戦を台無しにした生徒がかなりの複数に達しました。それらに対し市販弾は絶対的に不良品の無い安定した品質が魅力で、実戦にはこちらが絶対的にお奨め、世界のプロハンターもリロード弾は使いません。

10年の経験を要さないサボットスラグ銃(ハーフライフル)と言うのもありますが、弾速が遅く射程距離は150mに留まり、150m超の射撃はライフル銃の独断場です。
更に弾速の速いマグナムですと射程距離はややの程度で長くなり、魅力は微少ですが増す方向にあります。

  ライフル銃のデメリット:デメリットは意外と多く、近距離程その傾向が強く出ます。
特に通常鉛弾に多いのですが、銃口から出たばかりの弾頭は頭と尻を激しく振った状態にあり、その状態でヒットしたり、或いは弾速が設定以上の過速状態でヒットすると皮膚の表面で弾頭が爆発を起こしてしまい、鉛部分が全飛散してしまいダメージが中まで伝わりません。
その為に弾道&弾速が落ち着く150m以遠がライフル銃の強みを本当に発揮出来る距離となります。

また過速状態でなくても鉛弾頭は骨に命中しますとそこで同様に爆発してしまい、そこで威力を失ってしまい、半矢で逃げられてしまいます。
その弾頭が爆発するデメリットはエゾ鹿猟で有名となった銅弾頭またはA型フレームの上下セパレート構造の弾頭を選択すれば大幅に減少させる事は出来ます。
銅弾頭は鉛弾頭の欠点を対策する為に開発された新型の弾頭なのです。

しかしその最も近代的な銅弾頭であっても木の葉1枚にヒットすると弾頭が開いてしまい、変形した弾頭は行方不明になります。
つまりライフル弾は木の葉1枚をまともに貫通する事が出来ない、これが最大の欠点なのです。

また取得までに10年以上の装薬銃の経験を要し、用途も鹿&猪&熊の狩猟に限られる為、射撃用途で楽しむ事は出来ず、狩猟実績の提出もうるさくなります。
従って射撃距離によっては散弾を使うショットガンの方が有利であったり、サボットスラグ弾を使うハーフライフル銃の方が有利になります。
サボットスラグ銃は50mで20mm程度に収まり、木の葉如きでは弾頭が余り変形しない弾速帯であり、弾道の変化も少ないからです。

  ショットガンを敢えて選択:40m未満なら最強はショットガンです。
ライフル銃にはそう言うデメリットもある為、と言うより射程距離が40m未満であればショットガンこそが最強です。従って射程距離が20m前後の巻狩りではショットガンの方が絶対に有利です。
しかし6粒や9粒弾の大粒バックショットも非常に有効なのですが、猟友会からの間違った指導で禁止されております。

実はあまり知られておりませんが、ショットガンは1粒の威力には余り関係なく、ショットガン効果は被弾粒数にほぼ比例します。6粒や9粒を含めてバックショットは27粒弾が最高のお奨め弾なのです。27粒弾の4号バックショット、こちらは特に禁止されていません。使用機会は大幅に減少しておりますが、北海道でも鉛弾が使えるメリットがあります。

ではこれを発射する銃はどれが良いか?
ショットガンのメリットは散弾をバラ撒く事と更に連射が出来る事です。
従いまして鹿猟には22~24インチリブバレルのフルチョークのセミオートがベストです。
筆者は本州鹿の巻狩りでこれを運用し、連続20頭を失中も未回収も無く捕獲した記録を持ちますが、その要因は腕が半分、装備の良さが半分です。

通常はインプシリンダーで使われますが、実はフルチョークの方がメリットが大きく、27粒弾をフルチョークで運用しますと射程距離は40~45mに及びます。
これを超え100m前後までの機会がもし頻繁にあれば、サボットスラグ銃の方がライフル銃より何かに付けて有利です。

  ライフル銃の選択:業界の思惑に乗せられてはなりません。
ライフル銃のメリットは150mを超えないと発揮されず、ライフル銃は実質エゾ鹿専用銃と言えます。昨今のエゾ鹿は100~150mに多く、大物は150~250mに多くなります。
ではその型式や口径や照準器の選択に付いてお話ししましょう。

1.型式の選択:エゾ鹿に連射は不要、ボルト銃の圧勝です。
ライフル銃にはボルトアクション、セミオート、スライドアクションがあり、150m以内であればどの銃の精度でも問題ありません。しかし止まっている鹿に対して初弾で倒し切れなかった場合、逃げる鹿に次弾以降が命中する筈も無く、通常はエゾ鹿猟に連射は全く不要です。
スクールではマガジンを使わない単発連射ですが1日2頭前後と言う成果を上げており、連発機能は使わなくても成果に変わりはないと言い切れます。

またエゾ鹿猟では時に300m級の遠射もあり、フルフローティングバレルや、偏荷重を発生しないボルトの閉鎖構造等々、精度面から言ってもボルト銃の圧勝となります。
連射が不要で高精度が必要となれば最早答えは決まって来ますが、更にエゾ鹿猟では鹿の目前で無音装填する必要性も高く、その面で言ってもボルトアクション銃に落ち着きます。

また装填や脱砲は急いで行わなければならない事も多く、安全に出来る事が不可欠となります。その意味では安全装置を掛けたまま脱砲出来る事が望ましいのですが、その機能はサコーしか持っていません。ウインチェスターやルガーの様にセーフティーが3ポジションの場合は中央ポジションで概ねこの機能を果たします。

ライフル銃では連射その物が不要ですから、オートやスライドアクションはその存在価値が全く無くなります。連射の特別な事例に属しますが、筆者はオートとボルトの両方でランニング射撃を多数成功させましたが、ある時、気が付くとボルト銃の方がかなり速く連射しておりました。
ランニング射撃の連射でも後述の様にボルト銃の再肩付けの方が速いのです。

2.お試し遠征猟:お試しで捕獲する事は昔と違って難しくなりました。
エゾ鹿猟のお試し遠征を手持ち銃&ノーマルスラグ弾で安価にトライしてみたいと言う考えは誰にも浮かびます。しかしこの考えが通用したのは20年前まで、今では50m前後にいるエゾ鹿は殆どいなくなり、この考え方では捕獲の可能性が殆んど無くなりました。
但しエゾ鹿猟を見物すると言うなら話は別になります。

手持ち銃にハーフライフル替銃身だけ購入してと言う考え方もありますが、昨今のエゾ鹿は100m以遠におり、後述で説明するスコープが不可欠となりました。
更に100m先の急所に命中させる為にはそれなりの気合を入れた射撃技術が不可欠となり、道具さえあればお試し遠征で捕獲と言う考え方は10年前で終わり、こちらも今では全く通用しなくなりました。

そう言う経緯からエゾ鹿猟の捕獲が目的であるならばは、お試しではなく真面目に取り組む必要があります。どうせやるなら角長70cm超の体重120kgの大物エゾ鹿を捕獲しましょう。
それには中古銃でもOKですからスコープ専用銃のボルトアクション式のライフル銃またはハーフライフル銃を購入し、本格的な射撃練習をすれば、講師のスクールならば概ね全員が3日遠征の2年目でこれを捕獲成功しております。

3.照準器の選択:スコープの圧勝です。
照準器には50m以下がメインの昔ながらのオープンサイト、100m以下がメインのドットサイトやホローサイト、そして遠距離を含めて全てにベストなスコープサイトがあります。
昨今のエゾ鹿は100m以遠におり、その急所が狙えるのは最早スコープサイトしかありません。
スコープ専用銃またはチークピースを正しく調整したスコープ銃では走る鹿に対しても至近距離のスナップショットにも筆者の経験から申しますと十分に対処出来ます。
適性倍率は4~6倍です。3~9倍又は4~12倍辺の普及品が適当な選択です。

スナップショット&スイングショットと言いますが、正しく調整された銃を使い所定の練習をこなせば、銃を構えれば目標は瞬時に自動的に捉えられ、近距離なら肩に付く前に射撃可能です。
また連射速度も一見信じられないのですが、自動銃より再肩付けするボルト銃の方が速くなります。筆者は全捕獲の30%以上が走る鹿であり、至近距離のヒグマの出会い頭等にも全く不便は感じておりません。

スコープは走る鹿や至近距離には使えないと従来は思われていましたが、それはチークピースが合わない後付スコープの場合です。
そう言う事から、エゾ鹿猟にはボルト式のスコープ専用銃の選択が不可欠となり、その他の銃の型式や照準器の可能性は全く有り得ません。
ドットサイトやホローサイトは斜めから見ても照準出来る点をメリットとして謳っておりますが、構え方が決まれば必然的に命中する様になりますから、その考え方自体が不要です。

4.口径の選択:マグナムは誤差範囲、308が必然的にベストです。
ライフル銃大手弾薬メーカーの一覧表によれば、口径違い、弾頭の重さ違い、弾頭の潰れ具合の違い、等々で100種近くが並んでいます。
色々な動物を色々な場面で撃って、少しでも可能性を高くしようとした長い間の試行錯誤の結果がこの100種類になりました。

しかし日本で撃てるのは法的に鹿と猪と熊だけとなり、本州猟ではその必要性も全く無く、ヒグマは一般から対象外、用途は実質的にエゾ鹿専用になって来ます。
法的に弾頭は非鉛に限られ、更に法的な口径制限が6.5~9mmと言う事、市販弾薬や資材等の流通性を考えますと、答えは30口径の308に必然的に落ち着きます。

弾頭が鉛の場合はその欠陥を出さない為に、弾頭重量や形状等々の選択が考えられますが、弾頭が銅に限られれば話は150~165grだけとなりどちらも大差なく話は簡単です。
古い選択では30-06か308かと言う事が考えられますが、30-06は1906年制定の軍用カートリッジ、それが1950年代に軍用が更新され今に至るのが308ですから、わざわざ100年以上も前の古い物を好んで使う事はまともに考えても有り得ません。

マグナムかStdかの選択に付きましても、すでに誤差範囲であると言う結果が出ております。
エゾ鹿だけに限らず全ての獲物は直径150mm程の急所に正しくヒットさせないとその場に倒れませんが、マグナムは多少でもその可能性を高める目的で開発されました。
しかしスクールを通して主に300ウインマグと308の残念な未回収を多数見て参りましたが、そのパワー比は約1.4倍、効果も比例すれば良いのですが、実は全くの誤差範囲でした。

  5ナミビアポイント:どんな大物も必ずその場に即倒、この考えなら308で十分です。
その場に倒すヒットポイントもヘッドやネックではなく、もちろん心臓でもありません。その新しいポイントはナミビアのプロハンターから教わりましたのでナミビアポイント(NP)と呼んでおりますが、前足軸線上の背骨の交点である事があらゆる動物の共通点である事が分かりました。
NPは骨を貫くので銅弾でなければ成立しません。
スクールでもNPの考えを取り入れてから生徒の大物捕獲率は約3倍に向上しました。

NPは間違いなくその場に即倒し、最高の捕獲率である事は間違いありませんが、ショック死ポイントですから欠点として約20%が10~30秒後に起き上がります。
そして逃げられたらもう数kmでは止まる事は無く、間違いなく未回収となります。
これに対処として、倒れている内の最初の10秒以内にもう1発撃ち込む事をお奨め致します。

  6理想のライフル銃とは:筆者が思うにサコーバーミンターのライト&ショートモデルです。
筆者の経験からベストライフル銃はエゾ鹿流し猟だけでなく、全てのシチュエーションで最高の成果を発揮します。場所に合わせて銃をチョイスするのは最早古い考え方です。
その万能銃は下記の条件をマスターする銃となります。
    1.ボルトアクション銃。
    2.チークピースの合うスコープ専用銃。
    3.スコープの倍率は6倍の普及品。
    4.口径は308の工場製弾。
    5.使用弾は銅弾頭で弾頭重量は150~165gr。
    6.全長は1050mm前後。
    7.安全装置の操作性に優れる。
    8.スコープマウントが一体式。
    9.マガジンは複列着脱式。

そしてこれを満足する銃として筆者はサコー75バーミンターを選択し、ライト&ショートモデルはありませんから独自に作り上げました。
銃身側で5cmとストック側で2cmカットし、ストックを再整形し軽量化しました。

筆者も未熟時代にはかなり迷わされましたが、市販銃はすでにハンターの腕前以上に精度が良くなり、高額カスタム銃である必要は毛頭なくなり、スコープも普及品で要求精度を十分満たしています。サボットスラグ銃でこれらを完全に満足する銃はありませんが、ライフルと違って一生使う物でもなく、サベージボルト12番が安価で比較的良いと思います。

  7ライフル銃で達成したい項目:男なら前半は絶対に達成、出来れば全部達成しましょう。
    1.テーブル撃ち150m 5発1ホール。
    2.肩に着く前に撃つスナップショット。
    3.遠射300m以上。
    4.角長80cmオーバーの超大物。
    5.超大物ダブル又は累計5頭。
    6.ランニング射撃150m。
    7.ランニング5発5中。
    8.捕獲100頭超え。
    9.国内唯一の猛獣ヒグマ。
   10.巨大なエルク又はムース。
   11.アフリカの巨大アンテロープ類。




  


Posted by little-ken  at 18:23ハンティング銃と弾ライフル所持

2018年02月18日

愛銃サコー75改 永久保存版の完成。

愛銃サコー75改のディスプレーモデルが出来上がりました。
今は亡き実物写真と比べますと、アクション&ボルトやスコープリング等々がレミントン風、バレルがやや太くフルートが無い、スコープの軸線がやや下を向いている等々、細かい事を言えばキリがありませんが、一応自己満足の作品です。

サコーのアクションは角型、マルイは丸型でやや太く且つ短く、バレル系は根元は同じですが先がやや太めと、合わせるには相当な技術が必要であり、且つ根気も必要ですが、頑張れば何とかそれらしくなりますから、該当する人はぜひお試し下さい。

ハンターモデルの人はアクションは今回かなり上手く収める事が出来ましたが、バレルはアルミ等を旋盤で削って自前バレルもどきを新作する必要があると思います。
またレミントンが愛銃だった人はアクションが類似ですから、楽に良いイメージを作れるかも知れません。

      完成した愛銃サコー75バーミンター改のディスプレーモデル。

           在りし日の愛銃サコー75バーミンター改。


セーフティーもボルトオプナーも全て差し込んで挟まれているだけで、特に固定しておりません。マガジンキャッチも同様で、特に固定しておりません。
タングのエンドの隙間は埋められず、ボルトやレシーバーがVSR10の物ですからややレミントン風になります。

マウントラグを新作すればサコーのスコープリングが使えますが、ベースがレミントンですから手持ちのレミントン用実物マウントラグとマウントリングを手っ取り早く使用しました。薄肉アルミパイプのみのバレル軽過ぎには7.5号の散弾粒を800g程入れました。

自宅資料館開設の際はアフリカやニュージーランドのトロフィーと共にぜひ見に来て下さい。


  


Posted by little-ken  at 18:18EHG5205近況銃と弾

2018年02月07日

新規生徒の募集が間もなく終わります。お急ぎください。

    新規生徒の募集が間もなく終わります。
講師の体力も落ち、スクールも残す所はたぶん数年と思われます。
ボケが進み且つ回収のお手伝いも出来ないガイドでは魅力に欠けるからです。
故に通常コースの新入生の募集は2018年を最後にしようと思います。
それは受け入れた新入生を大物捕獲未達成で放り出す事を避ける為です。

2019年度の新入生の募集はエゾ鹿大物チャレンジ6日コースのみとなります。
こちらなら未経験者の初年度でも大物達成の確率が高いと思われるからです。
2020年以後の新入生の募集はありません。
検討中の人はこの最後の参加機会 を逃さない様にお願いします

新人の募集は停止してもスクールはレピーターが 4名以上集まる限り続けます

超大物も近年はかなり増え、シーズン20日余の間に少なくとも数回以上を見掛けています。
U生徒の85cm級2頭も決して不可能ではありません。
彼は4年目にして超大物迫力負けを乗り越えましたので、そのチャンスを生かす事が出来ただけなのです。従いまして迫力負けさえクリアすれば誰でも可能性は十分あります。迫力負けの克服はイメージトレーニングです。講師は参加生徒全員がこの85cm級の捕獲成功する事を望んでおります。  


Posted by little-ken  at 10:09EHG5205近況

2018年02月06日

愛銃サコー75改の永久保存。

さて愛銃サコーは人気モデルですから中古銃としてそれなりの価格で売れなくはありませんが、それよりもストックやトリガーガード、スコープ等々の合法小物を手元に残し、自宅展示の永久保存版を作成しようと計画し、2018.2.1.で廃銃としました。

サコーのモデルガンもエアーソフトガンも設定は無く、近似寸法と言うよりこれしかないと言う、レミントン700をモデルとした下写真のマルイVR10と言う玩具のエアーソフトガンのアクションやアウターバレルを移植して外観を整え様と言う作戦です。(安いスコープレスのブラックモデルを使います)

サコーのアクションは角型、マルイVSR10のアクション丸型でやや太く且つ短く、合わせるのはアクション側やストック側をかなり削る苦労を伴います。
バレルも根元は同径ですが先端はやや太く且つバレルのフルートも無くなりますが、ステン色の塗装をして5m離れればそれなりに見られる様にと言うのが目標です。

スコープはサコーで使っていたリューポルドを載せたいと思っております。
スコープマウントは以前使っていたレミントンの物がそのまま使えそうです。
もちろん実弾発射の機能はある筈も無く、モデルガンの様にダミーカートの操作性も無く、エアーソフトガンの時のプラスチックの丸弾を飛ばす機能もありません。



私のライフル銃歴は1990年のレミントン742オート30-06のスコープレスに始まりました。
本銃は8年間も運用したのですが、僅か3頭の捕獲と当時はまだ著しく未熟でした。

以下は全てスコープ付の308のライフルで、ルガー77ボルト、H&Kオート、レミントン700ボルト、そして最後はサコー75バーミンターのボルトを運用し、最後のサコー75のみ独自の改造を加えた改としました。

ルガー77は11年の運用で約15頭、少し捕獲技術が育ち始めたかなと言うレベルでした。
H&Kオートでは8年間の運用で約350頭と本銃の頃から捕獲技術がかなり向上しました。
元々本銃はランニング射撃の技術を習得する為の物で、それならオートが良かろうと思って採用しました。3000発の運用で一応の成果を収める事が出来ました。

次なるステップアップを目指し、再びボルトに戻そうかと思案している時、スクールの生徒の1人がレミントンを廃銃すると聞き、ボルトアクションを試験運用する事にしました。
レミントン700の運用は1年未満と短期であり捕獲も50頭に留まっていますが、通常のエゾ鹿猟にはボルトの方がむしろ優れている事、そして遠射の安定性に優れ、ボルトアクション銃を購入する事に決めました。

そして本命銃の条件はスコープマウントのラグが一体式である事、複列マガジンの着脱式である事、安全装置の操作性に優れる事(安全装置を掛けた状態で脱砲出来る)、全長が1050mm前後である事、ランニング射撃時のバランスの良い事、等々でした。もちろん100mでワンホール級の高精度である事は言うまでもありません。

そしてサコー75バーミンターモデルを選び、1年間はStdで試験運用し、改造プランを模索しました。そして改造は銃身を5cmとストックを2cmカットし、ストックを再整形し、試行錯誤は無く、予めそうなる事が決まっていたかの様に1発で全てが決まり、サコー75改となりました。
運用は12年に渡りましたが、前半6年間で約750頭を捕獲しただけに留まらず、ライフルハンターの憧れの全てを達成出来た事を非常に嬉しく思います。

ド至近距離15mヒグマのスナップショット、150m先を走るエゾ鹿を平均2.7発で捕獲、ランニング5発5中達成、遠射300m連続3回、遠射540m連続2回、400kg以上計測不能だった巨大ヒグマ、450kgクドウの380m射撃、940kgのエランドの倒れる地響き、海外の巨大獣の数々、エゾ鹿1000頭目の捕獲、その全てがサコー75改で達成されました。

私の合計捕獲数は ヒグマ6、エゾ鹿1051、本州鹿26、海外の大型獣19、中~小型獣126、合計1228頭となりましたが、最後のサコー75改はヒグマ6頭と海外大型獣19頭の全て、エゾ鹿の70%と、私のライフル銃人生≒サコー75改と言う事になりました次第です。
その発射弾数は4000発前後、70%が実戦で、射撃場の運用はイメージトレーニングの成果確認や弾着確認テストの程度です。

  仮組立状態の永久保存版、多少それらしくなって来ました。
  重量はオリジナルの半分以下です。その理由はアクションがアルミである事、バレル
  は入っておらず、ショットガンバレル並の暑さのアルミのシュラウドだけである事により
  ます。微調整と塗装で完成ですが、スコープのリヤマウントの高さ合わせが難題です。
  スコープはまだ実物ではありません。



さて愛銃サコー75改の展示ですが、ナミビアのトロフィー、NZのエルク、超大物ヒグマ、エゾ鹿88cm等々と共にリトルケン博物館のメイン展示となります。
リトルケンの約50年の狩猟歴資料もありますが、剥製の展示は殆んどありません。
規模的には滋賀サファリさんの1/100程度ですが、トロフィーでエゾ鹿、ヒグマ、クドウ、エランドは勝てます。完成は約1年後の予定、御期待下さい。

滋賀サファリさんに負けないのは古い時代のモデルガン等が100点以上、大は砲から小は22LRまで各種類ダミーカートリッジ、ショットガンの金属時代から紙薬莢そしてプラ薬莢までの各種ダミーカートリッジ類の展示があります。入場料は無料ですが要予約性です。

完成の節はまたお知らせします。狩猟ファンの人だけではなく、モデルガンマニア、カートリッジマニアの方、ぜひおいで下さい。熱い情熱を語り合いましょう。

  


Posted by little-ken  at 08:08EHG5205近況銃と弾

2018年01月20日

憧れの大物魚釣り、シェアで行きませんか?

筆者の趣味は狩猟と魚釣りです。共に大きな魅力があります。
夢は共通で自らの力で、大きなのを捕獲する事にあり、又たくさん捕獲する事にあります。

狩猟は対象が鳥と獣に分かれます。
鳥猟は対象種も生息数も多く、高速で飛ぶ飛鳥射撃は非常に面白く、且つ食べても美味しいのですが、昨今では全般的に鳥インフルエンザ等の関係もあり、余り人気がありません。

獣猟は熊と猪と鹿が対象になりますが、熊は対象数が少な過ぎて勝負になりません。
猪猟は猟犬と猪の格闘現場に勢子が駆け付けて止め矢を撃つ事で終わってしまい、射手の撃てる確率は低く、単なる搬出要員的参加となりがちで、射手参加のハンターには魅力に大きく欠けます。そう言った事情から銃で撃つ獣猟=鹿猟のみとなります。

  鹿猟のコスト
本州鹿は地元猟であり参加費用的には安いのですが、グループ猟に限られ、また獲物が体重50kg以下と小さく、且つ20回通ってやっと1頭捕獲と低捕獲率、そう言った事情から総合魅力に欠け、これが参加への足かせとなっています。

それに対してエゾ鹿猟は本州鹿猟に比べ約40倍の2頭/日も獲れ、飛行機やガイドの費用までを入れても1頭のコストでは本州猟を大幅に下回ります。
加えて獲物が120kg前後と2倍以上デカい事もあり、エゾ鹿猟は非常に魅力的です。

しかし100m以遠を撃てる専用銃を30万円前後で購入し、射撃技術を身に付け、仕事を休み飛行機代往復約3万円を支払って、尚且つ北海道でエゾ鹿の習性に詳しいガイドと巨大なエゾ鹿を回収運搬出来る装備を持った専用車を5万円/日で雇うと言う少々大げさな猟になり、それ故に正しく理解する以前にビビって躊躇する人が多いのが現状です。

一般的には3日間の遠征1回が20万円程度の全費用であり、そこから6頭の捕獲、重量では計700kg余とんでも無い捕獲量となります。
チャーターした車には4人程度が乗れますから参加者を増し、費用をシェアする事は可能ですが、人数を増しても獲れ高の増加は期待出来ません。
初回参加者の獲れ高は30%前後に留まり、平均値に至るまでには3年前後を要します。

  大物遠征釣り
何時も狩猟の話が多いので今日は魚釣りの話ですが、魚釣りの夢も狩猟と全く同様です。
大きな魚を釣る為には狩猟時と同様、それなりの時期にその生息している地域まで仕事を休んで飛行機代を払って遠征しなければなりません。

そして狩猟と同様にそれを釣り上げる為の10~50万円の大掛かりな道具が必要ですが、こちらは幸い銃と違い1日1万円程度で借りる事が出来ます。
これも狩猟と同様にそれに詳しい船長と必要な装備のある船をチャーターしなければなりませんが、こちらは1日10~12万円と狩猟よりかなり高額です。

トローリングはシェアしても効果は費用だけで捕獲量増は期待出来ません。
他の釣りでは餌釣りでもルアー釣りでも4人程度で乗っても1人当りの釣果に増減はなく、船代はシェア出来れば狩猟に比べてかなり安いと言えます。
しかし具体的に夢を叶え様とデカイ魚を釣りを計画した場合、狩猟より2桁以上多い愛好者数でメンバー集めは容易に思えますが、実際にはメンバーは少しも集まりません。

ただ愛好者は狩猟より2桁多いので、大物釣りツアーは5社程度が募集しており、個人参加し易いと言えばそうなりますが、ツアーは後述の様に著しく割高になります。
その料金は釣りの目的と行先によって違いますが、30~100万円、しかもその価格は募集定員(多くが4名)に達した時であり、達しなかった時には更に数十%割り増しとなります。

後項で説明しますが、自前チャーターに対して大物釣りツアーの価格は想定人員が揃った上でもかなり割高です。更に主催側は参加者全員分の同じ道具を揃える事が困難な事もあって道具は全て自前と言うのが原則です。
特に大物ルアー釣りでは竿とリールで15~30万円、1個1万円前後のルアーが2個以上/日必要、これらが著しく参加し難いハードルとなっています。

  パラオGT釣りの場合
GTは大物憧れ魚の1つです。GTとはジャイアントトレバリー、1mを超える大きなアジの事です。筆者は先日パラオのGT釣りにワイフと2名で遠征しました。
飛行機&ホテルで8万円x 2名分、レンタカー25ドルx 2日、船代1日が600ドル(道具付)、ルアー1万円 計24万円でした。600ドル/日で大手釣りツアーと同じ船&ガイドなのです。

合計24万円で1m弱のGTを3匹、遠征は概ね成功に終わり、2日間の観光をして来ました。
3日間の釣りをした場合、38万円となりますが、パラオGTの3日間釣りツアーは30万円程度、しかも道具は全て自前で揃えるには15万円位が必要、更に良く釣れるルアーは1個が8000円で3日釣りではそれが5個以上必要との事、しかも4名揃った時の価格であり、2名で行ったら1.5倍位になります。

現地に行けば道具は5000円程度でレンタルが可能であり、自前2名シェアチャーター3日釣りが計38万円 に対して、ツアー3日釣りの比較は4名まとまった時に2名で60万円、2名だけだった時は90万円と相当な高額になります。

ここでも消耗品のルアーは自前とされますが、4万円ではなく、1万円程度で揃えられ、不足すれば現地でも35ドル/個で購入出来ます。
道具代15万円はずっと使えると言えばそうなりますが、無駄になると言えばそうなります。

もし1人で出掛ければホテルと飛行機で13万円、船代600ドルが3回と言う事になり、合計では34万円と言う事になり、流石にツアーの4人参加時よりは少し高額になります。
それでも道具がレンタル可能ですから、それも含めますとソロチャーターの方がまだ安く、それ故に筆者はソロチャーターしておりました。
しかしシェアチャーターが可能なら、2名以上の方が絶対に有利と言えます。

  与那国カジキ釣り
カジキは国内で6種が可能ですが、多くは黒カジキとマカジキであり、共に多くが100kg弱程度、国内では与那国がダントツです。与那国にまで飛行機代は往復8万円、民宿5000円で現地5泊25000円、3日釣りで12万円x 3 = 36万円、合計で46.5万円です。

出撃出来る確率は外海ならどこもそれほど変わらず60%程度、こちらの方が問題で遥々せっかく行っても出撃出来ない事も稀にはあります。
この釣りはトローリングですから参加者が増えても捕獲数は向上しません。
釣れる日に当たる確率は3日に1回程度ですが、当たればその日は数匹が釣れます。
そう言う事から2名程度のシェアは十分可能になります。

そしてシェアすれば船代の36万円が半分になりますから、28.5万円/人となります。
拙者も以前そう言う3人シェアチャーターの22万円程で85kgの黒カジキを釣らせて戴きましたが、その時は3人目までカジキが行き渡りませんでした。

カジキの本場はハワイ等ですが、ここでも3日程度で釣れる所は非常に少なく、沖縄本島でも同様です。更に言えば本州太平洋沖の至る所でも釣れる時は釣れるのですが、本州にカジキ釣のガイドはおらず、また釣れる日に当たる確率はハワイ等も余り変わりなく1週間程度に1回とされます。

カジキ釣りはこの様に釣れる確率が余り高くない為、何処の手配会社もツアーを行っておりません。ハワイ等でもし行われれば2人シェアを満たしてもカジキ成功は100万円に近くなると思われます。結論としてカジキを釣るなら、安く行ける沖縄本島周辺で回数を通うか、確率の高い与那国まで行くかになります。

例外的に小型のバショーカジキ釣りならマレーシアにツアーがあります。
定員を満たせば25万円程度でこちらは道具付で良く釣れるそうですが、バショーカジキは50kg前後とかなり小さく魅力に欠けます。

また与那国はカジキ釣り以外にも、カンパチ等の200m深海釣りでも有名ですが、こちらなら4人シェアも全く問題はなく、4人シェア3日釣りの1式が約20万円/人となり、他のこの手のツアーの4人シェア時の半額以下で行けます。

  シェアチャーターで行きませんか?
シェア大物釣りに行きませんか? 大物魚の定義ですが、一応1mを超える物を目指します。
良いサービス受けるにはそれなりの出費が必要であり、地元に1000回通っても1m超えは絶対に釣れません。目的魚、時期等々の5W1Hは行きたい人で相談しましょう。
2名シェア出来れば間違いなく大幅に安く行け、4名揃えば超激安になります。

筆者は今まで観光を兼ねてワイフと2人ですが、アチコチに出掛けて釣りました。
船やガイドは大手が使っているのと同じですから、釣れる確率は余り変わらず、道具レンタルもあり、単独チャーターに近い形でも割安と思いました。
筆者の今まで海水魚の経験は下記の4地方に6回遠征し、写真の様な8種類の成果でした。ニュージーランド、パラオ与那国、宮古、沖縄です。


また次頁の様な淡水魚釣りも対象です。
淡水魚ではニュージーランド、バンコク、アマゾン、ナミビア、北海道の5地方に9回遠征し、写真の様な10種類の成果となりました。
また大物釣りの定義からは少々外れますが、北海道の港の鮭釣りやイワナ等の渓流魚釣りや真冬の河口や湖のワカサギ氷穴釣りも面白いと思います。





  


Posted by little-ken  at 09:57フィッシング