2017年03月01日

NZハンティング&フィッシング

今回は多少テーマを変えてNZの北島のオポノミと言う場所で、バードハンティングとビッグゲーム
フィッシングに行って来ました。


結果的にフィッシング2日では1.52mのキングフィッシュ(ヒラマサ)、1.32mのハプカ(スズキ)
を始めとし、キング2匹、ハプカ3匹、1.05mのブルーノーズ、1.2m前後のバラクーダ6匹、
70cm前後のマダイ2匹、1~1.5mのサメ7匹、その他少々で合計24匹が釣れました。

ダックハンティングでは特別解禁日2日間の猟を行い、初日は28羽、過去2回は共に20羽程度
であったからかなりの記録更新である。片付けの最中にまた2回の侵入があり4羽追加、合計で
32羽となった。使用弾は約85発であった。

2日目は更に進化し37羽となった。片付けの最中に更に10羽追加、合計で47羽と目標の50羽
寸前までに迫った。尚使用弾数は逆に減少し、約80発であったから素晴らしい。

  4羽侵入、パラダイスは急降下で侵入する事が多く、他の鴨に比べて侵入速度がかなり速い
  ので十分言引き寄せないとダブル以上は期待出来ない。
  高度2m以下、距離20m以下まで引き寄せ、スナップスイングショットに入る。右の1羽はその
  瞬間に逃避を開始、後方の2羽も方向を変え始めた。
  右写真の鴨は風前の灯火、筆者の5連射から逃げる事はかなり難しい。



  撃墜の瞬間、銃はレミントン11-87セミオート、28㌅フルチョーク、弾は4号35g。
  右写真は2日目の片付け直前の37羽時点の物。


2日合計では165発から79羽となった。特別解禁日のお陰である。
命中率に格段の進歩が見られた2日目であったが5連射で5羽撃墜は1度も達成出来なかった。
5連射4羽撃墜は3度達成、ダブルトやリプルはそれほど珍しい出来事ではなくなった。

本当はカナダガン猟の1日が予定されていたのであるが、トーモロコシの刈り入れが遅れており、
適地がなく今回は見送られました。



  1.52m、43kgのキングフィッシュ、ファイト時間は約25分であった。
  キングは他に1.28mで28kgの物が上がった。
  右写真は132cm、28kgのハプカである。ファイト時間は22分であった。
  ハプカは他に16cmと105cmの物が上がった。

  

  外道の代表がこのバラクーダ、1.1~1.3mの物が6匹上がった。
  105cmのブルーノーズと言うメダイの類も1匹上がった。
  右写真は嬉しい外道である大型マダイ、と言ってもこちらではスモールに分類される
  70cmが2匹、嬉しく無い外道としては1.0~1.5mのサメが7匹も上がった。


キング43kgは非常に重くm1人では元上げられない。冒頭の写真も手伝ってもらって持ち
上がった一瞬を撮影した物である。キングのヒットは数ある物の、初期の30秒前後までに
70%がバラけてしまう。1度は30秒でハリスを切られてしまった。

キングの釣り方は3種、25㎝の活きたアジ、バラクーダ等の切り身を200g程度付けた物、
そして300mのメタルジグである。
結果としては活きたアジが1番のヒット率ではあるが、1度も取り込めなかった。

次が魚の切り身、そして最後がメタルジグであるが、ジグが1番取り込み率が高く、結果と
してキング2匹は共に子のメタルジグで上げた。
水深は100m程度、ヒットした深さは70mと50mであった。


一方のハプカは深さ300mの深海である。魚の切り身200gを付け、光が差し込まない深さ
ですからケミカルライトを付けて魚を寄せます。ヒット率は高く、バラけも少ないのですが、
根にも持ち込まれない様にかなりのファイトが必要です。

冒頭の大型の鳥はアホードリですが、他にもイルカ、シャチ、アザラシの出迎えがありました。
今回の総費用は一人でチャーターした為やや割高で約67万円(レピーター価格)でした。
複数人で行けばかなり安く上がります。

今回はhttp://www.huntingaotearoa.jp/ を利用しました。
他にも各種ハンティング、射撃、フィッシングが可能で、対象のよって費用は異なりますが、
最少価格は1式30万円程度がスタート価格になります。船代その物は1000㌦/日です。
フィッシングでは素潜りで伊勢エビ漁やアワビ漁も可能と思います。


宜しければ世界中のビッグゲームフィッシングをシェアで釣りまくりましょう。

           ご意見や希望等々、こちらへ連絡して下さい。
           http://ehg5205.militaryblog.jp/blogmessage










  


Posted by little-ken  at 11:51フィッシング海外狩猟ハンティング

2017年02月13日

巻狩りの限界。

筆者が愛知の巻狩りチームにお世話になって20年余、当時は新進気鋭の「獲れるグループ」
でしたが、メンバーもそのまま年を重ね、今や随分高齢チームとなり、「獲れないグループ」側に
なってしまいました。

当初は古いマタギの延長の様なチームであり、「根性と肝」で撃つチームでした。
無線も携帯電話もなし、防寒着は根性の無い奴が来る服である、射撃は予め獣道に銃を向けて
置いてド接近まで待って命中精度の悪い丸弾スラグを「肝で撃つ」時代でした。

連射は失中の見本であり、射撃練習は軽視ではなく軽蔑され、自動銃やバックショット等々の
新しい装備に頼るのはダメハンターの見本とされていました。
グループ内での筆者の地位は初期5年までは新参で1番低くは良いのですが、更に何年過ぎ
ても獲れないダメな奴と、すぐに新兵器に頼ろうとするダメな奴でもあったのです。

その後どうなったかに付きましてはご存知の通りですが、1990年以前の筆者はダメな若者の
見本と言われておりました。

そんな古いマタギの延長の様な時代も徐々に改善され、やがて5年毎に近代的な新兵器が
導入され、何時しか我チームは大きな成果を上げられる新進気鋭のチームになりました。

まず最初は洋犬が導入され、装備面の最初は防寒着、次はトランシーバーでした。
そして筆者の連射の方が明らかに捕獲効率が高い事が分かると、最早「根性と肝で撃つ」時代
を熱く語る先輩はいなくなり、自動銃によるバックショットの連射は当たり前となり、連射こそ
ショットガン最大の武器と言うの事も理解される様になって来ました。

しかしグループの改革は高齢の為に何時しか止まり、猟犬の発信機導入(1998年)以来この
5年以上は新兵器の導入も途絶えたままになっており、猟果は減少の一途を辿る様になって
来ました。
鹿は増えているのに猟果が減少しているのです。2004年当時の愛知県ではまだ鹿の駆除は
極く僅かしか行われていませんから、駆除が猟果低下の理由にはなりません。

  1.獲れない原因:
筆者はなぜ高齢グループの猟果が低下するかを次の様に考えました。
鹿の増加で見切りを省略しても鹿に出会える様になり、車載トランシーバー等で猟場に向かう
途中にリーダーは関係者と打ち合わせを終了し、グループ員は予め決められた数カ所の
待ち場のどれかに自宅から直行する様になり、これが何時もの行動として定着して来ました。

つまり「何時ものメンバー」で「何時もの山 (山は複数ですが低い有限数)」で「何時もの配置」
が一段と固定して来たのです。
そして「何時もの猟犬」で「何時もの鹿 (鹿の群れもそれ程多くない有限数)」と勝負をします。

すると後述の様に季節移動をしない本州鹿ですから、敵の方が良く山を知っており、そうなり
ますとその結果は当然こうなります。「何時もの様に待ちをかわされて敗戦」で終わります。

鹿の側から見れば、今日もまた何時もの爺さんが何時もの場所に居る、ならば・・・・と鹿は
何時もの様に爺さんの視界外で迂回し、筆者が9年間と70余日の連続敗戦だったのと同様
に爺さんはまともに勝負出来ない内に敗戦が確定してしまいます。

鹿がどう通ったかはやがて猟犬が来れば分かりますが、その結果として先回は上を抜けられ
たからと次回は上で待てば下を抜かれる、要は何時も先に発見されているだけなのですが、
それが分かっていないのです。

更に獲れない原因のもう一つに高齢の為の能力低下があります。
気配感度の低下、反応速度の低下、射撃技術の低下等々があり、稀に得られる良いチャンス
にもそれを活かせず失中してしまう事が加わります。

200頭撃墜を誇る栃木のグレートエースO生徒の射撃能力は2シーズン十数回の連続失中
と往年の冴えからすれば信じられない程の成績まで低下してしまいました。
人によりその低下度は違いますが、一口に言うと信じ難い程の能力低下になります。
そしてその鹿はその学習からもう2度と同じ轍を踏む事はなく、これが獲れないグループの
現状です。

そんな余り獲れないグループでも解禁の頃だけはある程度の捕獲が出来ます。
解禁の頃と言うのは繁殖期であり、その為に若オスが積極的に移動して来ますので、
この「何時もの様に…」の条件外となって多少捕獲の可能性が上がっていたのです。

筆者は解禁猟時は狩猟慣れしていないから捕獲成功する確率が高いと思っておりました。
しかし鹿の行動が分かってくるとそれは間違いであり、単に繁殖期の若オスの移動で
「何時もの様に」が崩れていただけだったのです。

それも繁殖期だけですから、それが終われば何時もの状態、後半寄りの1ケ月(当時の鹿の
猟期は11月1日~1月31日)の捕獲率はかなり超低空飛行のままになってしまうのです。
人間よりもその地区の山や待ち場の配置をよく知っているベテラン鹿と、各種能力が大幅
低下した戦力外爺さんの対戦では、勝負にならないのは明らかです。

これが分かってしまった為に20数年間もお世話になり、色々を勉強させて頂いたグループ
ですが、改善の見通しも立たず、さりとてお世話になったグループを捨て獲れる他の
グループに移るのも気が進まず、考えた末に本州鹿の巻狩りを卒業する事にしたのです。
2004年の事でした。

  2.獲れるグループとの違い:
冬にも緑が無くならない為に季節移動をしないのが本州鹿の特徴です。
鹿には強い縄張り性はありませんが、昨今の様に生息数が増えて来ますとかなり過密状態
にあります。

追い出された鹿が元に戻るのも、どのエリアにも鹿がすでに居て元の場所が1番良いので
戻ろうとし、その習性を利用して本州鹿の巻狩りは成立しています。
そこの鹿を捕獲しますとそのエリアにはまた他地区から新しい鹿が入って来ます。

新しく来た鹿は当地区の射手の配置を知りませんから、その状態なら勝負しても勝てる可能
性が高くなります。こうして次から次と鹿を捕獲しているグループでは、絶えず新しい鹿との
勝負が可能となり、勝てる可能性もずっと持続出来ると言う訳なのです。

そう言う事が原因ですから本州鹿の巻狩り猟での捕獲は平均0.05頭/日人としておりますが、
2倍位獲れるグループと半分以下しか獲れないグループの2つに分かれ、その安定中間は
ありません。

尚、獲れないグループが獲れるグループに変わる為には、個々の狩猟技術向上の必要性も
ありますが、基本的には何時もの5条件の内1~2条件以上を変えれば良くなります。

  3.巻狩りで大物が捕獲出来ない理由:
鹿に比べて体格の劣る小型の猟犬では和犬洋犬を問わず肝の据わったボス鹿を追い出す
事は出来ませんから、巻狩りで獲れるのは若い3段角以下までとなります。
更に言えば猟犬は中以上の鹿に結構軽くあしらわれており、逃げる鹿は意外と僅か、猟犬
は逃げた鹿だけしか追えないのです。

繁殖期に起こる群れのNO.2やNO.3が番を張るのも森の中ですから、これらとの勝負も非常
に難しい物となり、ビッグトロフィー級を狙う事は巻狩りではほぼ絶望的になります。
もちろん猟犬はこれらの中以上クラスの鹿を追い出す事は出来ません。

右写真は愛知巻狩りで捕獲した中で群を抜いていた大物で、
歴戦のキズ跡が残るNO.2でしたが、猟犬は付いておらず、
単独行動でした。他の巻狩り時と全く違う100m射撃で向い
山の斜面にいる所をライフル銃で撃ち獲りました。

当地区で捕獲された本州鹿を多数を見ましたが、3段角に
なったばかりの若鹿よりも大きな鹿を捕獲したのは唯一この
時だけ、これ以外では姿すら見ていません。
もちろんエゾ鹿でも巻狩りで超大物捕獲は絶望的です。

  


Posted by little-ken  at 17:47ハンティング

2017年02月10日

本州鹿巻狩りの成功させるポイント。

巻狩りの成功は自分の気配をひたすら消して鹿を待つ、この言葉に尽きます。
鹿は猟犬(洋犬)よりも足が速い為、猟犬が近くに来ると数百mをダッシュし、リードすると立ち
10秒間止まって100m先の安全を確認、OKなら更に数十m進み、再度10秒ほど安全確認、
以後これを繰り返します。
筆者は鹿を2mまで引き寄せた時に実際に観察しました。

そう言う鹿の特性を知らなかった頃の獲れない筆者は「さあ、何処からでも来い」とばかりに
待ち構えていますが、鹿の側から見ると射手の気配プンプンです。
鹿は危険を察知する能力が非常に高い為、射手を100m以上手前で発見、全く気が付かない
内に迂回され敗戦が確定、これが9年間70余日、ずっと敗戦が続いた拙者のパターンでした。

結論的に言えば大きな木の陰に隠れていても周りを伺えば、すぐに鹿に悟られてしまいます。
一方で木に背中を付けじっとしていれば半ば丸見えであっても鹿には判別出来ません
もちろん銃も体に密着させておかなくてはなりませんし、動かして良いのは眼球だけであり、
呼吸すら半分程度に控えなければ鹿に悟られてしまいます。

更に言えば鹿をやっつけ様とする事を考えてはなりません

鹿は自然と違う音や動きに関しては物凄く敏感で、人間とは3桁以上の能力差があります。
相当に心して掛からないと何時も鹿の一方勝ちに終わってしまうのです。

ここに至ったその日の事が傑作でした。
9年間70余日の配線が続いた拙者ですが、その間に何もしなかった訳ではありません。
考えられる事の全てを試して見ました。

そしてそのアイデアも尽きたその日は「もう諦めの心境」で「どうせ今日も獲れっこない」と思って
いました。
結果的にはこれが大当たり、やっつけてやろうと思っておらず、ふてくされてじっとしていました
から、周りへの気配振り撒き量が一桁下がり、筆者の気配を感知出来なかった鹿が近くまで
やって来ました。

そして更に自らの気配の陰で今まで分からなかった鹿の気配も、この日は自分の気配レベル
が下がった為、鹿の接近に気が付いたと言う訳でした。
銃は手元にありますから、20mまでじっと引き寄せ、一気に射撃、そして命中となりました。
こうして9年目の実戦累計70余日目、拙者は本州鹿の小物を初めて射獲出来たと言う訳でした。

そしてその経験をベースに更にまた色々を試しました。
10年目には10日ほど出撃しましたが成果を出せませんでした。
しかし11年目には同じく10日ほど出撃し、小物鹿3頭の捕獲に成功、成果が上がり始めました。

12年目、ここで一気に花が開きました。あれほど獲れなかった鹿ですが、3週続けて3段角の
捕獲に成功したのです。
3週続けて筆者の待ち場のコースに来たのはマグレですが、3回続けて気配合戦に勝って引き
寄せに成功したのは実力、また3回続けて射撃ミスしなかったのも拙者の実力でした。

鹿の目は左右に付いており、物を立体的に見る事は出来ません
従って物陰に隠れて様子を伺わなければ気配を取られる事はありませんが、様子を伺わな
ければ状況も分りません。そのゴソゴソで鹿に気配を取られてしまうのです。

従って待ち場は視界の良い丸見えの場所で、大きな木を背中に付けているのが良いのです。
丸見えですからこちらから様子を伺う必要はありません。
そして鹿の側から見れば大きな木と一体になって見えませんからじっとしていれば鹿には
完全に分からないのです。

後刻、この手法でどこまで鹿を引き寄せられるかを試しましたが、2mまで引き寄せられました。
丸見えの草原で座っていた時でも5mまで引き寄せられました。

そして射撃はスナップショットになりますが、それ程急いで行う必要はありません。
それは本当に動かなければ、こちらが銃を構えた瞬間に鹿はフリーズになって全く動けなく
なってしまうからです。

この技術を確立してから毎年10日ほどの出撃から5頭前後を頂く事が出来、そのトータル
は25頭程になりますが、特筆は1度も気配合戦に敗れた事は無く、且つ射撃ミスも皆無
あった事です。

この時の拙者の銃はレミントン11-87、銃身は21インチの特性、これにフルチョーク、弾は
もちろんバックショットです。40~50mまで有効でした。
今は下写真のSKB1900の24インチのフルチョークを使っています。

尚、散弾はなぜ捕獲効率が高いかと申しますと、それは複数被弾複次効果によります。
被弾粒数が多いほど2乗的に有効であり、その弾粒のエネルギーの大きさには余り関係ない
のです。
極端な比較ですが、走る鹿にライフル弾を命中させても急所でなければ3発を要します。
ところが1粒のエネルギーが308の僅か2~3%である、直径6.1mmが27粒の4号バック
ショットのたった3粒でも即死します。5粒なら完璧です。

ハンター諸君、ぜひこの気配合戦に勝つ事を目指し、銃は取り廻しの良い短銃身のフルチョーク
弾は4号バックショットの27粒弾、これをお試し下さい。
弾は驚くほど浅い所で止まっており、肉も傷みません。

鹿が自分の待ち場に来る確率は20%前後ですが、待ち場を選ぶセンスが良くなればこの
数倍まで確率は上がります。
そして気配合戦に勝った場合の射撃は「待ってたホイ」のイージー射撃ですから殆ど失中
しないのです。




  


Posted by little-ken  at 14:27ハンティング

2017年02月06日

狩猟大全集「魅惑の海外猟編」&「エゾ鹿猟の魅力編」新発売。

狩猟大全集「魅惑の海外猟編」&「エゾ鹿猟の魅力編」 新発売
お待たせしました。月間狩猟雑誌「けもの道」も終り、狩猟大全集に専念する事が出来る様になり、やっと完成しました。
PdfファイルになったDVDを代引き着払い(送料&手数料込)でお届けします。

      魅惑の海外猟編 :255頁:2500円   エゾ鹿猟の魅力編:330頁:3500円
                       両方まとめて:5000円。

        詳しくは:http://shuryoudaizenshu.militaryblog.jp/e494636.html

        申し込みや質問 は下記からどうぞ。お待ちしています。
             http://ehg5205.militaryblog.jp/blogmessage

  


Posted by little-ken  at 11:22狩猟雑誌「けもの道」狩猟大全集

2016年12月30日

憧れのライフル銃。

ライフル銃は200mまで落差無視の直撃射撃が出来、300mの実用射程を持つ超高性能の
夢の銃です。ショットガンで撃つバックショットやスラグ弾が50m前後の実力しかない事、
サボットスラグ銃でも150m程度の実力しかない事、エゾ鹿の大物が近年は150m前後に多い
事等々を考えますと、エゾ鹿大物猟にはやはりライフル銃が必需と言えます。

1.ライフル銃は当たるのか?:
  銃は十分な当たる精度を持っていても普通の人が撃てば当たりません。
  射撃技術のある人が撃てば当てられます。当たるのではなく技術で当てるのです。

2.その精度は?:
  市販銃と市販弾の組合せでも100mで20mm程度に当てられます。
  スラグ銃には圧勝出来る精度です。
  但し、サボットスラグ銃は射程が100m程度であれば精度は50mm程度ですから圧勝
  出来ません。実用的には100m以内なら特に差は無いと言えます。
  エゾ鹿も大物を除けば100m前後に多く、ライフルは必ずしも必需とは言えません。

  サボットは120mを超えると落差補正が必要となり、150m程度の射程距離しかありません。
  その点でライフルは200mまで落差修正不要射撃が可能で、150m以遠の射撃のみに
  初めてその威力を発揮します。もちろんそれなりの技術が必要です。
  エゾ鹿大物と勝負する場合には必需となります。

3.欠点は?:
  但し、ライフル銃には重大な欠点があります。
  弾頭がマッハ2.5以上で飛ぶ為、非常にハイパワーで12mmの生鉄板を撃ち抜く物凄い
  パワーがありながら、木の葉1枚を上手く撃ち抜く事が出来ません。
  木の葉に命中した時に弾頭が潰れて、以後はヘロヘロ弾になり、行先不明になります。
  特に高速鉛弾を近距離で運用する場合はこの傾向がより顕著になります。


以上の様にライフル銃は素晴らしい銃なのですが、決して魔法の銃ではなく、150m以内では
サボットスラグ銃に負ける事はありませんが、勝つ事も出来ません。

多くの人が命中しないのは精度に不足があると考えますがそれは間違いです。
失中はその場面に於いて必要な心の準備が不足する事から起こります。つまり当たって当然
と思って撃った弾だけが命中し、そうでない弾はかすりもしないのが普通です。

筆者が初めて撃ったライフル銃は使い慣れたサボット銃ではなくノーマルスラグ銃と同等でした。
もちろんその後に練習を重ね、数年後にはライフル銃らしくなり、10年後には150mで5発が
1ホールの12mmと言う結果を得る事も出来ましたが、当初はそんな程度です。

スクールに於きましてはこの2年で3名のライフル1年生が誕生しました。
3名共ライフル銃には相当過大な期待を掛けての出猟でしたが、結果的には2名はサボット
スラグ時代に満たない成果しか上げられませんでした。

残る1名はそれなりの成果だけは上がりましたが、命中精度的には上記2名以上にお粗末で
サボット時代より大幅に劣る精度でした。心臓狙ったら1m離れた大物鹿の頭に当たったり、
狙った隣の鹿がパッタリ倒れたりの程度で結果だけがラッキーだったと言う事でした。


4.魔法の銃はあるのか?:
  まだ未完成ですが、実はあります。
  トラッキングポイント云うシステムでレミントンからも銃とセットで1時期発売されましたが、
  安定性に欠けると言う事で中断している様です。

  やり方は目標をスコープで見てヒットポイントを電子的にマーキングします。
  その後に引き金を引いたまま銃を向けていると、軸線が合った時に自動的に弾が出る
  と言う物です。落差は自ら測定した距離で自動補正、横風等は手動で別入力します。

  将来的には搭載コンピューター自らがヒットポイントを自動認識したり、或いはハンティング
  ガイドが別の銃でマーキング出来る様になれば、ハンターは銃を向けている内に軸線が
  合って自動的に弾が出て命中する事になります。
  誰が撃っても必ず命中したら、ハンティングの面白さは無くなってしまうかも知れませんですね。

  大自然は厳しく野生鳥獣には多くの天敵がいます。その為に野生鳥獣の五感は驚く程に
  高く、通常では十分な狙撃条件を満たす出会いを得る事も絶望的です。
  また更に射撃技術も難易度が高く命中させるにそれなりの高度な技術が必要です。

  狩猟は「不可能に挑戦するロマン」ではないかと筆者は考えております。
  高度な修行を積み上級テクを身に付け、あなたはそれを駆使し、野生鳥獣の上を行く
  行動で出会いを可能とし、難易度の高い射撃を命中させる、これが狩猟の醍醐味では
  ないかと思います。




  


Posted by little-ken  at 11:30銃と弾ライフル所持

2016年12月23日

沖縄の釣り

沖縄本島に釣りに行ってきました。

  渓流では大ウナギ釣りにチャレンジしました。3度反応があり姿を見た物の今一つでした。


  写真左:古宇利島のハートロック、熱帯魚釣りにチャレンジしましたが、完敗でした。
  写真右:釣れたのは甲羅の長さ60cm程度のウミガメだけ、もちリリースです。


  写真左:始めて見たイワシすくい。 写真右:オキアミ等の巻餌をすると周りから集まって
  餌を食べると真下に逃げる、そこにタモを置いてすくいます。
  右写真中央下には上から吊るしたタモが薄く見えます。


  結局釣りは完敗かと思われましたが、上のイワシを分けて頂き、これを刻んで撒き餌にし
  内臓を針に付け、30cm程のイナが釣れました。半日で5度ヒット、3匹をゲットしました。
  そして食べてビックリ、イナがこんなに美味しい魚とは知りませんでした。
  


Posted by little-ken  at 16:54フィッシング

2016年11月21日

2017年度の予約、お急ぎ下さい。

熱い生徒が多くなり、すでに前半分が埋まってしまいました。
予約をお急ぎ下さい。

              2017年度スクールカレンダー
   第1期:10月25日(水)PM~10月29日(日)AM:実猟4日コース:熊本H生徒
   第2期:10月29日(日)PM~11月01日(水)AM:実猟3日コース:愛知S生徒
   第3期:11月01日(水)PM~11月04日(土)AM:実猟3日コース:岐阜E生徒
   第4期:11月04日(土)PM~11月07日(火)AM:実猟3日コース:大阪K生徒
   第5期:11月07日(火)PM~11月11日(土)AM:実猟4日コース:空き
   第6期:11月11日(土)PM~11月15日(水)AM:実猟4日コース:空き
   第7期:11月15日(水)PM~11月19日(日)AM:実猟4日コース:空き
   第8期:11月19日(日)PM~11月23日(木)AM:実猟4日コース:空き


   第7期と8期に付きましては出会い数低下の為に4日猟の設定のみとさせて頂きますが、
   3日の実習料で4日間の実猟とします。
   またこの時期を希望されても、第5期や6期が空いている場合は前詰めをお願いします。

   第5期と6期に付きましても同様に4日猟の設定とさせて頂きましたが、こちらは大物の
   可能性も高く、割引はありません。


                   2016年の思い出。

  写真左:400kg級ヒグマ、2015年、筆者が400kgを倒して以来いなくなったのですが、
       うれしい事にまた他所から大物が来てくれました。
  写真中:初参加のEスラグ生徒150mと120m射撃を決め、少し小さ目ですがトロフィー
       3つ持って帰還パレード。
  写真右:U生徒、本年からライフルですが、何と85cm捕獲、多分これを上回る成果はもう
       今後数十年の中では得られないと思います。そう言う意味では気の毒ですね。


  写真左:M生徒、10数年ぶりの自己記録更新の74cmです。
  写真右:スクール始まって以来2回目の4頭まとめ捕獲、射撃ミスしなければ時々は
       可能な筈ですが、実際は中々実現しません。


  写真右:O生徒、12年間の自己2番目の記録78cm、これで卒業との事ですが、最後に
       4頭まとめ捕獲と事故2番目の記録、良いフィニッシュが決まりました。
  写真左:多分これを超える事は出来ない85cmです。スクールでは81cmが2回あります
       が、それ以上は15年の歴史で初めての出来事です。


      逃げる3頭、内2頭は75cm級、当地期は近年大物が増えて来ました。
      まとめて全部捕獲してやってください。
 

  写真左:ブリザード明け、350m先に大物オス6頭前後が順位争いを休戦して食事中です。
  写真右:U生徒これにアプローチを掛けています。


  写真左;結果はアプローチに失敗し逃げられました。尚E生徒はこの近くで類似手法により
       150m射撃を決めて68cmを捕獲しています。
  写真右:しばらく釣れなかった山女魚が再び釣れる様になりました。嬉しいですね。
       本年は多くの釣り場が通行不能や林道工事で行く事が出来ませんでした。
       渓流釣りは来シーズンが楽しみです。





  


Posted by little-ken  at 15:33エゾ鹿猟ガイド:EHG5205近況

2016年11月18日

2016年紋別解禁猟まとめ:

    参加者名    実猟日  出会数 捕獲 内大物   特筆事項
第1期 栃木O&M&A 4.5   26   14   4   78cm,73cm,72cm.70cm,4頭まとめ捕獲。
第2期 熊本H生徒  3.0    キャンセル       講師83cm捕獲
第3期 岐阜E生徒  3.0    9    3    0    68cm捕獲
第4期 大阪K生徒  4.0    10    2    1    77cm捕獲、80cm級5回射撃未回収。
第5期 愛知S生徒  3.0    6    3    0    68cm捕獲、出会い過去最低。
第6期 山口U生徒  3.0    17    6    2    85cm、72cm捕獲
    合計17.5日   68回  28頭  7頭  3.09回/日 1.60頭/日 0.4頭/日
 
出会い数は過去平均の5回強/日に比べてかなり少ない3.1回/日、しかし出会いは例年に
なくデメキンが多かった為に捕獲数は少なくならず1.6頭/日、大物出会いも後述の様に
1期、2期、4期、6期と以外に恵まれました。

気象的には北海道には前代未聞の1週間に台風3発がまとめ上陸、とんでもない気象条件
が続きました。そんな異常気象は解禁の10/23からかなりの積雪、それも連日の追加、通常
解禁直後はまだ鹿が降り始めていないのですが、本年は最初から降りていました。

第1組は捕獲も14頭と他の組を大幅に超える結果となり、本年に限り1番良かった期となり
ました。第2組はキャンセルされましたが、角長83cmを講師が捕獲出来ました。

第3~5組は共に出会いが少なく大苦戦、出会い数は平均値の半分以下が続きます。
出会い保証制度が初めて適用されるかに見えましたが、幸いそれが適用される事はなく、
中程の不調な期の生徒でも2~3頭の大物またはそれに準ずる捕獲が出来ました。

ところが11月4日は通常年で言えば最も安定した良い時期なのですが、この日はスクール
始まって以来最悪の出会いゼロの日となってしまいました。

しかし最後の第6組になりますと3日連続のフィーバーとなり、随所でオスが群れて順位争い
をしており、そんな一つは85cmとそれよりやや小さ目が2頭の超大物3頭のボス決定戦でした。
そしてこのトップサイズ85cmを捕獲を出来ると言う快挙がありました。
これはスクール始まって以来の超快挙です。
もう1つの快挙はO-K-Sの3生徒がランニング射撃を決めたと言う事です。



  


Posted by little-ken  at 15:52エゾ鹿猟ガイド:EHG5205近況

2016年11月16日

第6期:山口U生徒

11月13日:快晴ですが、鹿の動きのある日となり、夕方に4チャンス、フィーバーが始まった
かに見えますが、はっきりしません。
出会いの1回は中オス6頭が順位争いをしている所を120mから射撃出来ましたが、命中弾は
得られる事無く終わりました。
続いてメス2頭を捕獲出来ました。
U生徒はこれで丸1年分の肉を確保出来ました。次はトロフィー級の捕獲です。


11月14日:やはりフィーバーです。何と何と前代未聞の85cmを捕獲しました。
AM8時頃、80cm級3頭がボス争いをしており、120mから手前の1番大きなやつを射撃、命中
しましたが走られました。しかし180m付近で立ち止まりこちらを振り返っています。
これを射撃、今度は倒れました。

  倒した現場まで行ってみますと驚く程デカい鹿でした。計測してみますと何と何と85cm、
  スクール生徒の記録では15年程のスクールで断トツのトロフィーとなりました。
  生徒の記録では81cmが2名と80cmが2名、それ以上の記録はありません。



    せっかくのトロフィーが被弾してしまいました。
    85cmは何をしても圧倒的な迫力です。体長200cm、体重は150kgでした。

  
講師の紋別の記録では最大が86cm、次が84cm、次が83cmとなり81cmは多数となります。
根室を含めて1000頭余のエゾ鹿を捕獲しましたが、85cmを超える鹿は6頭しか捕獲していません。
85cm捕獲はそれ位に凄い事なのです。
今年は前代未聞の気象でしたが、11月14日の85cmの超大物の捕獲も前代未聞でした。

被弾場所を見ますとこれが超傑作、1発目は右の角の中程に命中、2発目は脳に命中して
いました。鹿はほぼ真横を向いており、狙いはショルダーのナミビアポイントです。
従って、そこから角の中央までは1m以上あり、脳までも1m弱、出会いその物もマグレです
から超マグレが3度続いた結果、85cmは捕獲されました。

せっかくのトロフィーも中程に被弾し傷物になってしまいました。
しかし角に命中しなければ獲れなかったのですが、何はともあれ82cm以上はスクール15年の
歴史で誰も捕獲していないのですから凄い事です。

       同14日夕方には72cmも捕獲。

続いて14時頃には60cm級5頭が集まって順位争いをしている所に遭遇、250mからこれを
射撃しましたが、命中弾は得られませんでした。更に続いて夕方には75cm級がメス数頭を
連れています。これを150mから射撃し捕獲出来ました。

但し射撃は失中の連続、初弾は85cmの角に命中した以外はヒットした試しがありません。
ところが鹿は近年としてはあり得ない程のデメキンの連続、撃たれても撃たれても余り逃げない、
何度も撃っているとその内にはマグレヒットが起こると言う物で、10発前後消費しています。

11月15日:まだフィーバーは続いています。7チャンスから20発余を発射、
捕獲は中オス1頭に留まりました。
射撃は昨日同様パッとしないのですが、本日はツキに見放され失中の連続です。

特に夕方の最後は昨日72cmを捕獲した場所に行きました。昨日ボスを捕獲した時に我々
に向けてコールして来たライバル鹿がいたからです。昨日のボスを捕獲してしまいましたから、
きっとそこでライバルオスが番を張っていると読み、夕方最後のギリギリのタイミングに行きました。
予想通り75cm級が番を張っていましたが120m射撃は失中、少し走ってすぐに止まりまして
2発目も失中です。こちらもマグレは起こりませんでした。

11月16日:初めて初弾命中。
朝1番でメス6頭の群れを発見、ボスはいないかと見渡しますがいない模様、そこで撃つ事に
しました。150m射撃が命中、今回初めて初弾がまともに命中しました。
ひょっとしたら狙っていた隣に命中したのかも知れません。

さてU生徒の道具はレミントン、弾は出ますし射場の精度もそこそこ出せますから使えなくは
ありませんが、スクールの単発運用には開口部が短く上から弾は入れ難いし、マガジンの調子
が悪い銃でした。マガジン内で弾の位置が安定せず、その為にジャムしたり空送りになる事が
しばしばあり、ボルトも3ポジションではなくこれも残念な項目です。

     サコーの半額弱ですが、ちょっとお粗末なレミントンでした。

第6組U生徒まとめ:実猟3日17チャンスから6頭の捕獲、未回収3、失中6、発砲に至らず2と
なりました。使用弾数は30数発、お粗末な射撃ながら出会いにも恵まれ、そして超ラッキーにも
恵まれ、捕獲した超大物は角長85cm、驚きの結果となりました。
スクール15年の歴史中で断トツのビッグトロフィーです。


  


Posted by little-ken  at 23:11エゾ鹿猟ガイド:EHG5205近況

2016年11月16日

第5期:S生徒。

11月10日:名古屋からの直行便は本日から無くなり、羽田経由便となりました。
AMはブリザードで昼頃から明けた物の、夕方に鹿の動きはゼロでした。

11月11日:75cm級がカラスのお告げ待ちとなりました。
AMには多少動きがありました。朝が早くから明るく、合法射撃時間的に間に合ったチャンス
は2回のみとなりました。PMはメス2頭の出会いが1回だけ、これはパスしました。

AMの出会いは75cm級3頭の順位争い3頭の群れに120mから射撃出来ました。
しかし1年ぶりの射撃は今一つ調子が上がらず未回収、カラスのお告げ待ちとなりました。
残る2頭も本来ならば射撃が可能なのですが、雪が60cm前後と深く回収困難が予測される事
から射撃は見送りました。なお群れには何時の間にか小オス1頭が合流していました。

   250m先を逃げる75cm級2頭、2km程追い掛けると疲れたのか長く立ち止まって
   いました。250m前後ですからライフルなら十分射撃可能です。


11月12日:幸い今回の低気圧通貨の積雪はそれほどではなく、ルートが確保されていた
林道はまだ使えます。AMには2チャンス、本州鹿サイズ3段角の食べ頃サイズを100m
ランニング射撃が見事決まりました。スクールに於いても数名がランニング射撃をマスター
しつつあり嬉しく思います。

続いて70cm級を250mから射撃、ヒットはしたのですが逃げられ、300mで止まった所を
射撃出来たのですが、これはヒットする事なく終わりました。

昨日未回収に対するカラスのお告げがあり、75cm級の順位争いを回収出来ました。
所が角長は68cm、こう言う場合は見比べてどれがデカイのかとやっていると逃げられ全てを
棒に振る事になりますから、手近かなヤツ又は直感的にデカいと思った方を素早く撃たなくて
はなりませんが、今回の手近な奴は小さかった様でした。

100mランニングが見事決まった食べ頃サイズ。   手近な小さいのとなった68cm。

11月13日:朝1番で中型オス1頭を捕獲、合計で3頭を捕獲できました。

第5組S生徒まとめ:3日猟で6チャンス、申し訳ないほど少ない出会いしか得られませんでした。
そんな中でしたが、捕獲は68cmを筆頭に3頭を記録できました。
全体的に言うと大雪の為に良い出会いが得られない時期となってしまいました。


  


Posted by little-ken  at 20:45エゾ鹿猟ガイド:EHG5205近況